BLOOD+ ORIGINAL SOUNDTRACK 2

BLOOD+ ORIGINAL SOUNDTRACK 2

オススメ度 ★★★★☆

発売:2006年9月27日 収録時間:48分 定価:3150円 レーベル:アニプレックス



「ダークナイト」のHans Zimmerプロデュース、「ホーンテッドマンション」のMark Macinaによるハリウッドスタイルアニメサントラ第二弾。
一枚目とあいも変わらずとんでもないサウンドワールドを展開している。
メインになる曲は一枚目に収めてしまった雰囲気もあるが、それでも問題ない各曲のクオリティ。
情景描写曲や、メロディアスな曲がこちらに多めな印象。二枚揃えての購入もオススメしたい。


N0.曲名時間作・編曲
1The Vampires’ Consipiracy2:35Mark Mancina
2RUN!2:28
3Isolation2:17
4Twisted Tension2:02
5BLOOD+ Attack1:31
6Saya’s Joy2:11
7BLOOD+ Red Herring1:18
8The Red Shield2:54
9Infiltration1:59
10Squaring Off1:55
11Fear The Change2:51
12Violent Vampires2:55
13Saya’s Fear5:38
14Saya’s Lonliness3:42
15Witness the Vampires2:07
16Diva Awakens1:41
17Saya’s Battle Theme3:36
18Diva (instrumental version)4:52
 SOUNDTRACK1に続いて、豪快なオーケストラサウンドが健在。
 今作はメロディアスな曲を収録している印象。
 際立った覚えやすいメロディというのがハッキリなくとも伝わってくるのは流石の豪腕である。

 今作のキモの一曲は小夜の心情描写曲である「Saya’s Lonliness」が例として挙げられるだろう。
 聞いて頂ければ分かるのだが、この曲などの展開の仕方はおよそ日本のアニメサウンドではなく、目立ってハリウッドスタイルが感じられるようになっている。
 「Saya’s Joy」なども明るくも壮大な管弦で、心情曲としてポッと一曲収まっている事に思わず笑いがこぼれてしまう。

 シフのテーマでもある「RUN!」などもハイライトの一つ。
 監督曰く「他のテーマとは一味違うテンポとどことなく異国めいた雰囲気」とのことである。
 その評に恥じない出迎えを二曲目で行ってくれる構成。

 一枚目の補足、と言われればそれまでかもしれないが、逆に一枚目でとことんハマってしまった人なら軽くおすすめできる一枚。
 何せ補足のくせにハリウッド映画の音楽なのだから!一枚目にメロディアスさが欲しい!と思った人ならば余計にこちらもオススメしたいところ。

 ブックレットには音響監督の岩浪美和氏と、藤咲淳一監督コメントあり。
 一枚目と同じくジャケットイラストは松本淳。デザインはVolare incの関善之氏。
 こちらも中古は3桁円に収まっているので購入は安易。

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