「ファンタジスタドール」 オリジナル・サウンドトラック
「ファンタジスタドール」 オリジナル・サウンドトラック
オススメ度 ★★★☆☆
発売:2012年12月18日 収録時間:74分 定価:3150円 レーベル:ポニーキャニオン
「そらおと」スタッフ×谷口吾朗氏の朝キッズ風アニメ「ファンタジスタドール」。
朝アニメ風ということでキュアメタルこと高梨康治氏が起用された。
その結果、まんまプリキュアチックな劇判が展開されている。
実質「スマイルプリキュア」の延長戦に位置する作品。
N0. | 曲名 | 時間 | 作曲 | 編曲 | 作詞 | 歌 |
1 | ファンタジスタドール メインテーマ | 1:50 | 高梨康治 | |||
2 | うずメタル♪ | 2:05 | ||||
3 | 日常 | 1:34 | ||||
4 | 緊張 | 1:51 | ||||
5 | 委員会の策略 | 2:02 | ||||
6 | 兵士ドール | 1:59 | ||||
7 | ドール集合 | 1:37 | ||||
8 | 緊迫した戦い | 1:41 | ||||
9 | うきうっきーな毎日 | 1:48 | ||||
10 | 暗室空間 | 2:11 | ||||
11 | 行動開始 | 2:04 | ||||
12 | 刺客 | 1:34 | ||||
13 | 緊迫 | 1:54 | ||||
14 | 大逆転 | 2:11 | ||||
15 | お風呂タイム | 1:27 | ||||
16 | あきらめ | 2:13 | ||||
17 | ラフレシアの君 | 1:52 | ||||
18 | 事件解決 | 1:47 | ||||
19 | さぁ帰ろう | 1:36 | ||||
20 | しめじの回想 | 1:47 | ||||
21 | ささらの過去 | 1:57 | ||||
22 | 悩むうずめ | 1:33 | ||||
23 | かがみの苦悩 | 1:55 | ||||
24 | 友情 | 1:43 | ||||
25 | 不安 | 1:48 | ||||
26 | ノスタルジー | 1:34 | ||||
27 | 必死(戦闘) | 1:57 | ||||
28 | カードの秘密 | 2:05 | ||||
29 | 喪失感 | 2:01 | ||||
30 | ファンタジスタ的大団円 | 2:11 | ||||
31 | 楽しかった過去 | 1:34 | ||||
32 | NOW!Fantasista Doll | 2:03 | ||||
33 | うきうっきーな戦い | 2:01 | ||||
34 | エンドシークェンス | 1:43 | ||||
35 | 今よ!ファンタジスタドール(TVサイズバージョン) | 1:38 | Funta3 | 鵜野うずめ(大橋彩香)、ささら(津田美波)、カティア(徳井青空)、 しめじ(赤﨑千夏)、マドレーヌ(大原さやか)、小明(長谷川明子) | ||
36 | DAY by DAY(TVサイズバージョン) | 1:35 | 片山修志 | |||
37 | DAY by DAY(HARDFLOOR Remix) | 7:40 | 片山修志 | HARDFLOOR |
「そらおと」スタッフに谷口吾朗氏を加えて挑んだ意欲作であり異色作。
朝アニメ風の演出や素材を作り不条理・ツッコミ無しギャグをぶちこんだのが、この「ファンタジスタドール」である。
音楽に抜擢されたのはキュアメタルこと高梨康治氏。
「ファンタジスタドール」が朝アニメの雰囲気を纏えるのは偏に氏のおかげだ。
というかオーケストラとロックを融合させた爽やかさは、完全にプリキュアシリーズのそれ。
時期、楽曲内容的にも「スマイルプリキュア」の延長線にあると言っていい。
一曲単位の音楽の在り方もキッズアニメ風で、かなりストレートで裏表のない、1曲の用途は1パターンのみと言わんばかりの作りになっている。
深夜アニメの音としてどうなのかは判断し難いが、コンセプトには実に忠実である。
ただし、「まんまプリキュアすぎる」というのは欠点とも言えて、「ファンタジスタドールらしさ」のある色はこれによって無くされてしまっている。
キッズアニメ風の文法も一曲単位の完成度を奪ってしまう効果もある。
「プリキュアを下地とした深夜アニメ」であることから始まった「ファンタジスタドール」の面白さであるが、一枚のサントラとしては「じゃあプリキュアでいいんじゃない?」という感が否めないのである。
メタル自体はプリキュアシリーズよりもはしゃいでいるのは好印象。
「うずメタル♪」などはまさにその代表例だろう。
朝アニメ風の雰囲気も確実にこの音楽によって確立されていたので、高梨氏に任せられた仕事はきっちりこなされたと思われる。
プリキュアのサントラ慣れしていると、セールスポイントに困る一枚。
逆にいえばキュアメタルに触れたことさえないとそこそこ聞けるアルバムである。
ジャケットイラストは十文字氏。デザインは高久永行氏。
朝アニメ風の演出や素材を作り不条理・ツッコミ無しギャグをぶちこんだのが、この「ファンタジスタドール」である。
音楽に抜擢されたのはキュアメタルこと高梨康治氏。
「ファンタジスタドール」が朝アニメの雰囲気を纏えるのは偏に氏のおかげだ。
というかオーケストラとロックを融合させた爽やかさは、完全にプリキュアシリーズのそれ。
時期、楽曲内容的にも「スマイルプリキュア」の延長線にあると言っていい。
一曲単位の音楽の在り方もキッズアニメ風で、かなりストレートで裏表のない、1曲の用途は1パターンのみと言わんばかりの作りになっている。
深夜アニメの音としてどうなのかは判断し難いが、コンセプトには実に忠実である。
ただし、「まんまプリキュアすぎる」というのは欠点とも言えて、「ファンタジスタドールらしさ」のある色はこれによって無くされてしまっている。
キッズアニメ風の文法も一曲単位の完成度を奪ってしまう効果もある。
「プリキュアを下地とした深夜アニメ」であることから始まった「ファンタジスタドール」の面白さであるが、一枚のサントラとしては「じゃあプリキュアでいいんじゃない?」という感が否めないのである。
メタル自体はプリキュアシリーズよりもはしゃいでいるのは好印象。
「うずメタル♪」などはまさにその代表例だろう。
朝アニメ風の雰囲気も確実にこの音楽によって確立されていたので、高梨氏に任せられた仕事はきっちりこなされたと思われる。
プリキュアのサントラ慣れしていると、セールスポイントに困る一枚。
逆にいえばキュアメタルに触れたことさえないとそこそこ聞けるアルバムである。
ジャケットイラストは十文字氏。デザインは高久永行氏。