TVアニメ 銀の匙 Silver Spoon オリジナル・サウンドトラック
TVアニメ 銀の匙 Silver Spoon オリジナル・サウンドトラック
オススメ度 ★★★★☆
発売:2014年3月21日 収録時間:56分 定価:2700円 レーベル:アニプレックス
荒川弘先生が「ハガレン」の次にヒットさせた農業高校漫画「銀の匙」。
いざ蓋を開ければ大ヒットも大ヒットで、実写映画化も敢行。
アニメ版の音楽は村井修正氏で、氏の柔らかさは作品とかなり相性がよく、
広大な北海道の大地を管弦楽で表現しようとしている。
No. | 曲名 | 時間 | 作・編曲 |
1 | 銀の匙 Silver Spoon メインテーマ | 3:06 | 村井秀清 |
2 | エゾノー | 2:07 | |
3 | 御影 | 2:11 | |
4 | 輓馬レース | 2:00 | |
5 | 酪農 アレンジ2 | 1:40 | |
6 | 銀の匙 Silver Spoon メインテーマ アレンジ3 | 2:26 | |
7 | エゾノー アレンジ4 | 2:02 | |
8 | 脱走 | 1:32 | |
9 | トラブルメーカー | 2:06 | |
10 | 不安 | 1:47 | |
11 | 解体 | 2:09 | |
12 | 銀の匙 Silver Spoon メインテーマ アレンジ1 | 2:05 | |
13 | 大地 | 2:04 | |
14 | 叶わぬもの | 1:57 | |
15 | 銀の匙 Silver Spoon メインテーマ アレンジ7 | 3:34 | |
16 | エゾノー アレンジ2 | 2:03 | |
17 | ギガファーム | 1:24 | |
18 | 遁走 | 1:25 | |
19 | 行けエゾノー | 1:03 | |
20 | 秋期大会 | 2:00 | |
21 | 新人戦 | 1:57 | |
22 | エゾノー アレンジ3 | 2:01 | |
23 | 銀の匙 Silver Spoon メインテーマ アレンジ2 | 2:08 | |
24 | 教室 | 2:04 | |
25 | 酪農 | 2:08 | |
26 | エゾノー アレンジ1 | 1:55 | |
27 | 銀の匙 Silver Spoon メインテーマ アレンジ5 | 2:24 |
「鋼の錬金術師」の荒川弘氏が世界的ヒットの後に挑んだ青春農業高校漫画。燃え尽き症候群や一発屋的な扱いを危惧されていたが蓋を開け馬第二の大ヒットを迎える。
リアルな青春ドラマであることもありアニメ化と実写映画化も決まってしまう始末である。
音楽を担当しているのは村井秀清氏。基本的に朗らかな音楽を奏でる氏と本作の相性は抜群だ。北海道の広大の大地とその牧歌的空気が巧く弦楽や木管が表現する。
村井氏曰く「メロディ型とサウンド型の劇伴がある」ということだが、今作は明らかに前者で、特にアレンジの多い「エゾノー」はメインテーマよりも記憶に残っているだろうし、確実にメインテーマ扱いを受けているメロディの覚えやすい楽しいマーチだ。
それらを代表に全体が管弦楽での牧歌的な青春ドラマ音楽をきちんと構成しているため、一枚をあっという間に聴ける聴きやすさを保持することに成功している。
弱点があるとするならばその圧倒的な中毒性からエゾノーやメインテーマのアレンジが多いため、村井氏の引き出しをもっと聞きたい、という人からは不評もあるだろう。
また、その影響かアレンジのないその他のBGMが微妙に耳に残らない。ただし前者は編曲の凝りがあるので飽きさせないようにしているし、後者は作品上での正しいメリハリを作っているので問題ないとも言えるはずだ。
1期、2期のBGMを一挙に収録しているということなので十中八九未収録も多々あるだろうが、そのせいで発売が遅れただけあって聴きやすい一枚。
聴きやすい上にスルメ的な味わいもあるのでふと瞬間に聴きたくなるようになっている。
ブックレットには村井氏のコメントが掲載。デザインは福本由紀子氏。
リアルな青春ドラマであることもありアニメ化と実写映画化も決まってしまう始末である。
音楽を担当しているのは村井秀清氏。基本的に朗らかな音楽を奏でる氏と本作の相性は抜群だ。北海道の広大の大地とその牧歌的空気が巧く弦楽や木管が表現する。
村井氏曰く「メロディ型とサウンド型の劇伴がある」ということだが、今作は明らかに前者で、特にアレンジの多い「エゾノー」はメインテーマよりも記憶に残っているだろうし、確実にメインテーマ扱いを受けているメロディの覚えやすい楽しいマーチだ。
それらを代表に全体が管弦楽での牧歌的な青春ドラマ音楽をきちんと構成しているため、一枚をあっという間に聴ける聴きやすさを保持することに成功している。
弱点があるとするならばその圧倒的な中毒性からエゾノーやメインテーマのアレンジが多いため、村井氏の引き出しをもっと聞きたい、という人からは不評もあるだろう。
また、その影響かアレンジのないその他のBGMが微妙に耳に残らない。ただし前者は編曲の凝りがあるので飽きさせないようにしているし、後者は作品上での正しいメリハリを作っているので問題ないとも言えるはずだ。
1期、2期のBGMを一挙に収録しているということなので十中八九未収録も多々あるだろうが、そのせいで発売が遅れただけあって聴きやすい一枚。
聴きやすい上にスルメ的な味わいもあるのでふと瞬間に聴きたくなるようになっている。
ブックレットには村井氏のコメントが掲載。デザインは福本由紀子氏。