TV Animation GTO Original Soundtrack
TV Animation GTO Original Soundtrack
オススメ度 ★★★★☆
発売:1999年10月21日 収録時間:43分 定価:3059円 レーベル:SME・ビジュアルワークス
知っている人の方が少ないであろうヒット作「GTO」のアニメサントラ。
下品かつワイルドな世界観のために白羽の矢が立ったのは本間雄輔氏。
本間氏といえば「古畑任三郎」で名を馳せる方。
ブラスの効いたジャズテイストや、若々しい四つ打ちなどで魅せる、隠れた良盤。
No. | 曲名 | 時間 | 作・編曲 |
1 | The Theme from GTO | 3:21 | 本間勇輔 |
2 | チャリンコ大捜査線 | 6:14 | |
3 | Onizuka Impossible | 1:41 | |
4 | 6畳一間の幸福 | 0:56 | |
5 | 怒りのジャーマンスープレックス | 2:12 | |
6 | ONIZUKA’S Blues | 1:27 | |
7 | 教師への道 | 1:38 | |
8 | あいつを首にしろ!! | 1:54 | |
9 | 徒毘路薫狼流(カットビロックンロール) | 1:45 | |
10 | 愛しのクレスタ | 1:56 | |
11 | Son of a bitch!! | 1:42 | |
12 | 血津乃穴御拡下露!!(けつのあなをひろげろ) | 2:07 | |
13 | ある日常の記録 | 1:23 | |
14 | 教師万歳!! | 3:18 | |
15 | ナショナルキッドのように… | 1:55 | |
16 | 生涯いち教師 | 1:44 | |
17 | 運だけで生きろ!? | 2:12 | |
18 | なすときゅうり | 2:14 | |
19 | The Theme from GTO(ぐれえと ぶらすバージョン) | 4:13 |
少年マガジンの大ヒット漫画「GTO」のアニメ・サウンドトラック。ドラマなども展開される人気作の本作アニメ版の劇伴は本間勇輔氏が担当。
本間氏といえば「古畑任三郎」の和製ジャズサウンド。本作でもその気風は生かされ、ブラスがそれを証明する。
意外にも2000年以降のアニメは「大江戸ロケット」と本作しかやっていない。
「The Theme from GTO」は文字通りメインテーマにあたる。
コメディの実写ドラマライクな曲なので、どこか聞き覚えのあるような懐かしい活劇音楽だ。
「なすときゅうり」と同じ哀愁あるサックスソロから始まり、その後激しく展開する曲。
ノリの良いワイルドなリズムとサックスは正しく鬼塚を象徴していて楽しい。また、ラストにはサックス演奏がよりアドリブありのアレンジを施されたトラックがあり、こちらも良い。
「徒毘路薫狼流(カットビロックンロール)」は邦ドラマに見られる傾向のメロディ。
事件解決のカタルシスに持って来いのあざといサウンドで、こちらもブラスが利いている。
日常曲はベースやシンセでテキトーにおちゃらけた曲が多くてこれもまた「GTO」らしい。タイトルの下品さもそれを助長させていて中々いいセンスをしている。
「あいつを首にしろ!」などの、ループの目立つ悪い意味で劇伴らしい曲も散見されるのが弱点。
そして、「The Theme from GTO」のメロディの流用も多く、そういったのが気になると物足りないか?
しかし個々のノリなどは完成度が高く、アルバムとしてもかなりまとまりが良い。
更には「GTOの音楽が良い」という印象は無いので、見落としがちになってしまう隠れた良作である。
本間氏といえば「古畑任三郎」の和製ジャズサウンド。本作でもその気風は生かされ、ブラスがそれを証明する。
意外にも2000年以降のアニメは「大江戸ロケット」と本作しかやっていない。
「The Theme from GTO」は文字通りメインテーマにあたる。
コメディの実写ドラマライクな曲なので、どこか聞き覚えのあるような懐かしい活劇音楽だ。
「なすときゅうり」と同じ哀愁あるサックスソロから始まり、その後激しく展開する曲。
ノリの良いワイルドなリズムとサックスは正しく鬼塚を象徴していて楽しい。また、ラストにはサックス演奏がよりアドリブありのアレンジを施されたトラックがあり、こちらも良い。
「徒毘路薫狼流(カットビロックンロール)」は邦ドラマに見られる傾向のメロディ。
事件解決のカタルシスに持って来いのあざといサウンドで、こちらもブラスが利いている。
日常曲はベースやシンセでテキトーにおちゃらけた曲が多くてこれもまた「GTO」らしい。タイトルの下品さもそれを助長させていて中々いいセンスをしている。
「あいつを首にしろ!」などの、ループの目立つ悪い意味で劇伴らしい曲も散見されるのが弱点。
そして、「The Theme from GTO」のメロディの流用も多く、そういったのが気になると物足りないか?
しかし個々のノリなどは完成度が高く、アルバムとしてもかなりまとまりが良い。
更には「GTOの音楽が良い」という印象は無いので、見落としがちになってしまう隠れた良作である。