TV Animation GTO Original Soundtrack 2

TV Animation GTO Original Soundtrack 2

オススメ度 ★★★☆☆

発売:2000年7月25日 収録時間:40分 定価:2548円 レーベル:SME・ビジュアルワークス



人気作「GTO」アニメ版サントラの第二弾。
引き続き「古畑」の本間勇輔氏の曲を収録している。
ただでさえ短かった前作よりも更に短い収録時間の上に、曲に小片っぽさがある。
サウンド自体が劣化してる訳ではないし、2期OPED曲もフル収録なのは良いのだが……


No.曲名時間作・編曲作詞
1ヒトリノ夜4:09ak.hommaハルイチポルノグラフィティ
2屋上でイップク2:59本間勇輔
3狐巣風麗魔似亜(コスプレマニア)1:00
4桃色妄想1:10
5Psyche de Psycho(サイケでサイコ)1:59
6武蔵野夕景3:40
7先生、助けて!4:36
8Concrete Jungle “MISSION ONIZUKA”3:17
9震える心1:10
10ONIZUKA暴発へのプロローグ1:40
11ちっぽけな勇気1:41
12不器用な恋のメロディー5:09
13ハッピーエンド&ドンデンガエシ3:34
14しずく4:17大江千里奥田美和子
 マガジンの大人気漫画「GTO」のサントラ2枚目。
 勿論前作と同じく本間勇輔氏によるノリの良いサウンドが聴ける。

 
 まず良い点なのは第二OPとEDがフルで収録されており、最初と最後でアルバムのまとまりを出したところ。テレビサイズでない事は素直に賞賛。
 ただでさえ短い収録時間が、2曲で8分も削れてしまっているのが玉に瑕だが……。
 劇伴トラックは、かなりパワーダウンしてしまっている印象。というよりも、目玉となる曲が前作に集中してしまっているのである。
 そのせいか今作には地味な曲、小片的な曲などが多く、かなり物足りない。「先生、助けて!」などはこの長尺にも関わらず劇伴的な冗長さが気になってしまう。

 
 「不器用な恋のメロディー」などは、メインテーマフレーズの混じり方にちょっと感心。
 劇伴らしいな、と思う反面、ここでもメロディ流用から逃れられないか、とも思ってしまったりする1曲。

 
 前作に比べかなり耳に残らなくなっていて、地味になってしまった。
 OPEDの件で、アルバムとしてはまとまってはいるが、それでも気になってしまう。
 単純に収録時間も短く、いまいち聞いてみろ!とも言いづらい一枚。

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