GUNGRAVE O.S.T. uno “righthead”
GUNGRAVE O.S.T. uno “righthead”
オススメ度 ★★★★★
発売:2004年1月7日 収録時間:61分 定価:3045円 レーベル:ビクターエンタテインメント
漢の義務教育扱いをよく見かける傑作アニメ「Gungrave」のサウンドトラック。
音楽はバンド「Tipographica」や菅野よう子バンドのバンドマスターで知られるギタリスト・今堀恒雄が担当。
今堀氏を含め、トライガンスタッフが多く参加しているアニメである。
トライガンよりもダークで、そしてプログレッシヴなサウンドが展開する。
No. | 曲名 | 時間 | 作曲 | 編曲 | 作詞 | 歌 |
1 | ファミリィ | 1:38 | 今堀恒雄 | |||
2 | Clue | 4:11 | Raju Ramayya | |||
3 | Do Your Business | 4:20 | ||||
4 | The Maverick | 2:59 | ||||
5 | Add’o Guaglione | 2:21 | ||||
6 | When? | 4:14 | ||||
7 | 父の肖像 | 3:18 | ||||
8 | Hit The Jackpot! | 3:15 | ||||
9 | 雨に祈りを 風に唄を | 2:38 | ||||
10 | B.G | 3:53 | ||||
11 | Coaltar Overdose | 2:59 | ||||
12 | 16% Humidity | 3:04 | ||||
13 | Great Flair | 4:25 | ||||
14 | Say, It Ain’t So. | 3:11 | ||||
15 | シティ | 3:58 | ||||
16 | Jester’s Dream | 2:22 | ||||
17 | Fearful Stereo | 2:49 | ||||
18 | Bitter Ending | 4:39 | ||||
19 | 茜色が燃えるとき(TVsize) | 1:31 | 松木泰二郎 | Scoobie Do | 小山周 | Scoobie Do |
「トライガン」スタッフの多くが再集結し参加したメディアミックス企画「Gungrave」のTVアニメ。バカゲーで知られるゲーム版のサントラではない。
「Tipographica」「unbeltipo」への参加や菅野よう子バンドのギタリストで知られる今堀恒雄が担当する。「トライガン」や「はじめの一歩」でも聞けたプログレッシヴなバンドサウンドが唸りを上げる。
アルバム一枚通してアニメ前半のイメージで構成されており、全体通して雰囲気はシリアスかつヘビィで、不協和音も取り込む渋い一枚。
インスト曲であるOP「ファミリィ」は実に独特で、全体通して響く低いウッドベースがかなりかっこいい。
ハードボイルドさと複雑なバンドサウンドが「Gungrave」を象徴する名曲である
2曲目のボーカル「clue」のボーカリストであるRaj Ramayyaは恐らく菅野よう子バンド繋がりの起用。
どことなく「攻殻機動隊」あたりの菅野よう子ボーカル曲を彷彿とさせる、落ち着きのある一曲。
他にも「Hit The Jackpot!」のようなアップテンポのロック調だと、まさに菅野よう子サントラで聴けるようなストリングスとギターで構成されており、菅野よう子サントラのバンドリーダーは今堀氏なのだというのを実感させる。
過去作品と比較すると、意外と「ウンベルティポ」感を感じさせず、物語の為の音楽であることが強く追及されている。
ウッドベースやガンバスなどで奏でられる低く重い音は、まさに本作の「世界観」の音楽と言えるだろう。
その代表例ともいえる一曲「Bitter Ending」で本作は幕を閉じる。これが意味するところは本編とサントラVol.2を聞き、曲名を眺めた時に感じることができるかもしれない。
傑作である。傑作である本編から、アルバムとして一貫性を持たせるようにバランスよく抽出された傑作サントラの1枚。
2枚目のサントラありきで完成するとも言えるので、是非2枚揃えて聞いていただきたい。
ジャケットデザインは神宮司訓之氏。デザインも大変クールで並べがいがある。
「Tipographica」「unbeltipo」への参加や菅野よう子バンドのギタリストで知られる今堀恒雄が担当する。「トライガン」や「はじめの一歩」でも聞けたプログレッシヴなバンドサウンドが唸りを上げる。
アルバム一枚通してアニメ前半のイメージで構成されており、全体通して雰囲気はシリアスかつヘビィで、不協和音も取り込む渋い一枚。
インスト曲であるOP「ファミリィ」は実に独特で、全体通して響く低いウッドベースがかなりかっこいい。
ハードボイルドさと複雑なバンドサウンドが「Gungrave」を象徴する名曲である
2曲目のボーカル「clue」のボーカリストであるRaj Ramayyaは恐らく菅野よう子バンド繋がりの起用。
どことなく「攻殻機動隊」あたりの菅野よう子ボーカル曲を彷彿とさせる、落ち着きのある一曲。
他にも「Hit The Jackpot!」のようなアップテンポのロック調だと、まさに菅野よう子サントラで聴けるようなストリングスとギターで構成されており、菅野よう子サントラのバンドリーダーは今堀氏なのだというのを実感させる。
過去作品と比較すると、意外と「ウンベルティポ」感を感じさせず、物語の為の音楽であることが強く追及されている。
ウッドベースやガンバスなどで奏でられる低く重い音は、まさに本作の「世界観」の音楽と言えるだろう。
その代表例ともいえる一曲「Bitter Ending」で本作は幕を閉じる。これが意味するところは本編とサントラVol.2を聞き、曲名を眺めた時に感じることができるかもしれない。
傑作である。傑作である本編から、アルバムとして一貫性を持たせるようにバランスよく抽出された傑作サントラの1枚。
2枚目のサントラありきで完成するとも言えるので、是非2枚揃えて聞いていただきたい。
ジャケットデザインは神宮司訓之氏。デザインも大変クールで並べがいがある。
Awesome post! Keep up the great work! 🙂