GUNGRAVE O.S.T.2 “lefthead”
GUNGRAVE O.S.T.2 “lefthead”
オススメ度 ★★★★★
発売:2004年4月7日 収録時間:74分 定価:3045円 レーベル:ビクターエンタテインメント
男の義務教育と言っても過言ではない傑作アニメ「Gungrave」のサントラ第二弾。
引き続きバラエティ豊かな今堀恒雄氏のプログレサウンドが聴ける。
2枚目になっても全くパワーダウンはなし。むしろ後半に重要な曲がいくつかあるくらいだ。
そして前作でTVサイズだったED曲をフルサイズ収録しているのも嬉しい。
No. | 曲名 | 時間 | 作曲 | 編曲 | 作詞 | 歌 |
1 | Dr. None | 3:39 | 今堀恒雄 | |||
2 | I’m Home | 4:39 | 新居昭乃 | |||
3 | Iron Irony | 4:22 | ||||
4 | Pieta | 2:40 | ||||
5 | Gone Fishing | 3:35 | ||||
6 | Blue of Blue | 3:31 | ||||
7 | Highspeed Underground | 3:48 | ||||
8 | Red Eyes | 3:27 | ||||
9 | Silver Metalic Machine | 2:49 | ||||
10 | Hi-Fat | 3:09 | ||||
11 | I Want to Be Free | 2:39 | ||||
12 | My Old Friend | 3:54 | ||||
13 | Red Carpet | 1:46 | ||||
14 | Calculator Can Not Help You | 3:01 | ||||
15 | Rotten Mandarin Orange | 2:53 | ||||
16 | Black Sheep | 3:24 | ||||
17 | Super Real | 3:38 | ||||
18 | Endless Roller Coaster | 2:11 | ||||
19 | Gunlock Overdrive | 3:28 | ||||
20 | Divine Decision | 3:46 | ||||
21 | Happy Ending | 2:00 | ||||
22 | 茜色が燃えるとき | 5:24 | 松木泰二郎 | Scoobie Do | 小山周 | Scoobie Do |
都留稔幸監督、内藤泰弘原作の男の義務教育アニメのサントラ第二弾。
一枚目から一切のパワーダウンなく今堀恒雄サウンドが猛威を振るう。物語後半で印象的だった曲が多く、一枚目との音楽的な棲み分けもしっかりしている。
冒頭「Dr. None」からブラスの効いたノリのいいジャズナンバーが全開!いきなりトばしてくる容赦のない今堀音楽。
そして途端に「I’m Home」でクールダウンする。最終回でのこの曲を思い出せば、涙目必至。
全体的な静・動のバランスも前作と変わらない具合。「Blue of Blue」のような哀愁漂うアコギもあれば、「Silver Metalic Machine」のような底抜けに明るい曲もある。更には「Hi-Fat」のようないっそノイズめいたものもある
OST1,2を通して聴いて感じる一貫性は、根底にある悲壮感だろうか。「My Old Friend」「I’m Home」も最終回を思えばただの優しいほのぼの音楽ではなく、郷愁と哀切を伴うバラードに聞こえてくる。
それぞれの分かたれた道を想う「Divine Decision」と、これもまた最終回を思い出すメロディ。この悲壮感は「望郷」或いは「悔恨」。失くした過去を懐かしむアルバムだ。
「Happy Ending」。曲名とメロディに前作の「Bitter Ending」との共通点がある。このアンニュイなアコギのどこに「幸せ」があるのかを、是非聞いて、そして是非本編を見て欲しい。
そしてラストを締めくくるのはED「茜色が燃えるとき」フルサイズ。ニコニコで流れようものなら「い・ま・に!」弾幕で埋まること必至の名曲。この曲で終わったあとに虚無感、爽快感とも言えるものを味わってほしい。
前作に引き続き、名盤である。ただのサントラでは終わらない、今堀アルバムとしての完成度が素晴らしい。そしてもちろん、「Gungrave」を彩る大切な存在感がここにある。
デザインは神宮司訓之。このかっちょいいジャケを見かけたら、2枚揃えて並べていただきたい。
一枚目から一切のパワーダウンなく今堀恒雄サウンドが猛威を振るう。物語後半で印象的だった曲が多く、一枚目との音楽的な棲み分けもしっかりしている。
冒頭「Dr. None」からブラスの効いたノリのいいジャズナンバーが全開!いきなりトばしてくる容赦のない今堀音楽。
そして途端に「I’m Home」でクールダウンする。最終回でのこの曲を思い出せば、涙目必至。
全体的な静・動のバランスも前作と変わらない具合。「Blue of Blue」のような哀愁漂うアコギもあれば、「Silver Metalic Machine」のような底抜けに明るい曲もある。更には「Hi-Fat」のようないっそノイズめいたものもある
OST1,2を通して聴いて感じる一貫性は、根底にある悲壮感だろうか。「My Old Friend」「I’m Home」も最終回を思えばただの優しいほのぼの音楽ではなく、郷愁と哀切を伴うバラードに聞こえてくる。
それぞれの分かたれた道を想う「Divine Decision」と、これもまた最終回を思い出すメロディ。この悲壮感は「望郷」或いは「悔恨」。失くした過去を懐かしむアルバムだ。
「Happy Ending」。曲名とメロディに前作の「Bitter Ending」との共通点がある。このアンニュイなアコギのどこに「幸せ」があるのかを、是非聞いて、そして是非本編を見て欲しい。
そしてラストを締めくくるのはED「茜色が燃えるとき」フルサイズ。ニコニコで流れようものなら「い・ま・に!」弾幕で埋まること必至の名曲。この曲で終わったあとに虚無感、爽快感とも言えるものを味わってほしい。
前作に引き続き、名盤である。ただのサントラでは終わらない、今堀アルバムとしての完成度が素晴らしい。そしてもちろん、「Gungrave」を彩る大切な存在感がここにある。
デザインは神宮司訓之。このかっちょいいジャケを見かけたら、2枚揃えて並べていただきたい。