TVアニメ「ひとひら」オリジナルドラマ&BGMアルバムVol.1(麦編)
TVアニメ「ひとひら」オリジナルドラマ&BGMアルバムVol.1(麦編)
オススメ度 ★★★★★
発売:2007年5月30日 収録時間:68分 定価:3150円 レーベル:メディアファクトリー
コミックハイの漫画原作の演劇部アニメ「ひとひら」。
監督は西森章氏、音楽作りに(個人的に)定評がある監督である。
音楽担当は本作が単名劇判デビューとなったコーニッシュ氏。
繊細なフルストリングスやピアノが光る隠れた良盤。
N0. | 曲名 | 時間 | 作曲 | 編曲 | 作詞 | 歌 |
1 | 学校のテーマ~新学期~ | 2:22 | コーニッシュ | |||
2 | 麦の妄想~パニック~ | 2:39 | ||||
3 | 麦の妄想~能天気~ | 2:33 | ||||
4 | 橋のある風景~桜~ | 1:39 | ||||
5 | 麦の妄想~悪夢~ | 1:56 | ||||
6 | 麦の心象~オドオド~ | 2:58 | ||||
7 | 夏合宿~星空~ | 3:11 | ||||
8 | 演劇のテーマ~春の女神~ | 4:50 | ||||
9 | 野乃のテーマ~有無を言わさず~ | 1:41 | ||||
10 | 榊のテーマ~憂いと思いやり~ | 1:47 | ||||
11 | 野乃のテーマ~うらはらな脆さ~ | 2:59 | ||||
12 | 演劇研究会~団欒~ | 2:27 | ||||
13 | 気持ちⅠ | 3:10 | ||||
14 | 演劇研究会~ただ今稽古中~ | 2:05 | ||||
15 | 気持ちⅡ | 2:24 | ||||
16 | 橋のある風景~雨~ | 3:26 | ||||
17 | スマイル(ピアノVer.) | 3:01 | ||||
18 | 夢、ひとひら(TVサイズ) | 1:30 | 大久保薫 | 井上日徳 | 木本慶子 | 浅見ユウコ |
19 | オリジナルドラマ#1ポスター撮影秘話「モデルなんて、む、無理です」 | 11:17 | ||||
20 | オリジナルドラマ#2演劇研究会入部秘話「春風のいたずら」 | 8:45 | ||||
21 | スマイル(TVサイズ) | 1:31 | コーニッシュ | 木本慶子 | 水橋舞 |
コミックハイで連載されていた演劇部を舞台にした漫画「ひとひら」。
それを「ギャラリーフェイク」「ぺとぺとさん」の西森章氏を監督にアニメ化。
西森監督作品の音楽は個人的にハイレベルになる傾向があると読んでおり、本作も漏れなくである。
音楽はコーニッシュ氏。「To Heart2」などを担当していたが、単名劇判は本作がデビュー。
ピアノ演奏は大体本人だし、フルストリングスを売り文句にしてるだけあってクオリティは高く、「劇判」っぽさを浮き出さない繊細かつ練りこまれた曲作りが行われている。
それが一曲の中での展開の豊かさを生んでおり、曲単位での満足感が非常に高い。
メインテーマ扱いである「学校のテーマ~新学期~」は「カレイドスター」や「ラブライブ」サントラのような、学園活劇の爽快感を感じさせ、これでアルバムが始まる構成が実に心地よい。
また、4分越えの「演劇のテーマ~春の女神~」は本作のキモと言っても良く、正しく「劇的」な管弦展開から「学校のテーマ」へ以降する気持ちの良さは天下一品。
結構な収録時間を削ってしまっているが、演劇部物語ということもありドラマパートの存在は許せる。
こと「物語」が紡がれることに関してはサントラだろうがどこだろうがこの作品には大事なことなのだ。
それに40分台に音楽部分が縮まっても満足できる力強さが備わっているので問題ない。
ポップス風、ジャズ風、クラシカル、ある程度のバラエティは持たせながらも統一感があるのも素晴らしい。
コーニッシュここにあり!と「ラインバレル」と共に業界に知らしめた一作。サントラもそうだが、作品自体の知名度がいまいち低めなのも勿体ない。
ED曲がコーニッシュ氏作編曲なのも好印象だったので、フルサイズ収録だったならば完璧であった。
ブックレットには西森章監督のコメントが掲載。ジャケットイラストは原作者・桐原いづみ氏。
アートディレクションは井上美代子氏(メディアファクトリー)。デザインは杉本智行氏、小池絵里氏(ブラフマン)。
それを「ギャラリーフェイク」「ぺとぺとさん」の西森章氏を監督にアニメ化。
西森監督作品の音楽は個人的にハイレベルになる傾向があると読んでおり、本作も漏れなくである。
音楽はコーニッシュ氏。「To Heart2」などを担当していたが、単名劇判は本作がデビュー。
ピアノ演奏は大体本人だし、フルストリングスを売り文句にしてるだけあってクオリティは高く、「劇判」っぽさを浮き出さない繊細かつ練りこまれた曲作りが行われている。
それが一曲の中での展開の豊かさを生んでおり、曲単位での満足感が非常に高い。
メインテーマ扱いである「学校のテーマ~新学期~」は「カレイドスター」や「ラブライブ」サントラのような、学園活劇の爽快感を感じさせ、これでアルバムが始まる構成が実に心地よい。
また、4分越えの「演劇のテーマ~春の女神~」は本作のキモと言っても良く、正しく「劇的」な管弦展開から「学校のテーマ」へ以降する気持ちの良さは天下一品。
結構な収録時間を削ってしまっているが、演劇部物語ということもありドラマパートの存在は許せる。
こと「物語」が紡がれることに関してはサントラだろうがどこだろうがこの作品には大事なことなのだ。
それに40分台に音楽部分が縮まっても満足できる力強さが備わっているので問題ない。
ポップス風、ジャズ風、クラシカル、ある程度のバラエティは持たせながらも統一感があるのも素晴らしい。
コーニッシュここにあり!と「ラインバレル」と共に業界に知らしめた一作。サントラもそうだが、作品自体の知名度がいまいち低めなのも勿体ない。
ED曲がコーニッシュ氏作編曲なのも好印象だったので、フルサイズ収録だったならば完璧であった。
ブックレットには西森章監督のコメントが掲載。ジャケットイラストは原作者・桐原いづみ氏。
アートディレクションは井上美代子氏(メディアファクトリー)。デザインは杉本智行氏、小池絵里氏(ブラフマン)。