TVアニメーション きんいろモザイク サウンドブック はじめまして よろしくね。
TVアニメーション きんいろモザイク サウンドブック はじめまして よろしくね。
オススメ度 ★★★★☆
発売:2013年8月21日 収録時間:51分 定価:3045円 レーベル:flying DOG
日本全国の疲れた人たちの心をただただ癒し続けたアニメ「きんいろモザイク」。
音楽担当は「閃乱カグラ」からTVシリーズBGMを担当して2作目の新鋭・川田瑠夏氏。
内容は「カグラ」と打って変わって、日常系アニメ劇判。
メルヘンチックで、脳内お花畑満開の小編成オケがずっと走り回っている。
No. | 曲名 | 時間 | 作曲 | 編曲 | 作詞 | 歌 |
1 | オーバーチュア~イギリスへ | 1:48 | 川田瑠夏 | |||
2 | 牧草地を抜けて | 2:31 | ||||
3 | 金髪少女 | 0:29 | ||||
4 | 言葉の壁 | 1:09 | ||||
5 | 大切なあなたに。 | 1:31 | ||||
6 | 忍とアリス | 1:55 | ||||
7 | 最後の夜 | 3:06 | ||||
8 | 朝 | 2:09 | ||||
9 | 登校途中に | 2:08 | ||||
10 | みんなとのやりとり | 2:30 | ||||
11 | なぜなの? | 1:50 | ||||
12 | 優しい夕方 | 2:09 | ||||
13 | ちいさなアリス | 1:42 | ||||
14 | アイキャッチ1 | 0:09 | ||||
15 | 廊下のカルガモ | 1:22 | ||||
16 | アイキャッチ2 | 0:10 | ||||
17 | 淡々と | 1:37 | ||||
18 | 会話 | 1:32 | ||||
19 | 先生!! | 1:36 | ||||
20 | たじろぎ | 1:34 | ||||
21 | あのね。 | 1:36 | ||||
22 | 変わらない想い | 1:31 | ||||
23 | いつまでも一緒に | 2:55 | ||||
24 | さつきいろハルジオン | 3:27 | 岡本武士 | 山口俊樹 | RUCCA | Rhodanthe* |
25 | またね。 | 0:22 | 川田瑠夏 | |||
26 | きんいろ+ぎんいろモクセイ | 3:54 | 鴇沢直 | 芳川よしの | RUCCA | アリス・カータレット(田中真奈美)&九条カレン(東山奈央) |
27 | ももいろセレブレーション | 4:05 | 岡山修介 | 山口俊樹 | 大宮忍(西明日香)&アリス・カータレット(田中真奈美) |
「ごちうさ」「のんのんびより」を筆頭とする毎日に疲れた人のためのゆるゆる日常アニメの一角。その一つが本作「きんいろモザイク」である。
音楽を担当するのは「かってに改造」「閃乱カグラ」でテレビBGMを作り始めたばかりの新鋭・川田瑠夏氏。
「カグラ」では和風モチーフのバラエティでうまくバトル音楽を作っていたが、今作はゆる日常。
日常アニメ音楽はイージーリスニングしてれば良いというものではなく、映像の邪魔をしない上に非凡さをアピール出来ると音もアニメ自体も完成度を上げることができる。
今作の音楽は小編成のオケやアコースティックな楽器を使ったシンプルな室内音楽サントラ。
しかし、楽器使いやメロディからあふれ出るメルヘンチックさや軽やかさが目立つ。
それに一役買っているのはウィンドチャイムのような楽器だが、ブックレットに該当する演者はいなかったのでサンプリングなのであろう。
3分超えの曲が殆どないのにこれでもかと一曲のうちに盛り込まれた展開の豊かさは他のサントラにはありそうで余りない要素。
そういった要素は「西の善き魔女」のサントラを思い出すものがある。
ボーカル曲もキャラソンとして突き抜けようとしているのが好感。
特にアリスとカレンによる「きんいろ+ぎんいろモクセイ」のヒップホップ具合には思わず固まってしまう可愛らしさである。
劇判を劇判らしさで良くしていく、日常アニメ音楽の面白さを改めて見せつけてくれる良質な一枚。
一話冒頭の「オーバーチュア」に魅了されたならば是非2枚揃えて聞いていただきたい。
ブックレットに特に仕掛けはないが、「Special Thanks:応援してくれているみんな」という文章は小粋でよろしい。
イラストは植田和幸氏。デザインはmk@jeepster。
音楽を担当するのは「かってに改造」「閃乱カグラ」でテレビBGMを作り始めたばかりの新鋭・川田瑠夏氏。
「カグラ」では和風モチーフのバラエティでうまくバトル音楽を作っていたが、今作はゆる日常。
日常アニメ音楽はイージーリスニングしてれば良いというものではなく、映像の邪魔をしない上に非凡さをアピール出来ると音もアニメ自体も完成度を上げることができる。
今作の音楽は小編成のオケやアコースティックな楽器を使ったシンプルな室内音楽サントラ。
しかし、楽器使いやメロディからあふれ出るメルヘンチックさや軽やかさが目立つ。
それに一役買っているのはウィンドチャイムのような楽器だが、ブックレットに該当する演者はいなかったのでサンプリングなのであろう。
3分超えの曲が殆どないのにこれでもかと一曲のうちに盛り込まれた展開の豊かさは他のサントラにはありそうで余りない要素。
そういった要素は「西の善き魔女」のサントラを思い出すものがある。
ボーカル曲もキャラソンとして突き抜けようとしているのが好感。
特にアリスとカレンによる「きんいろ+ぎんいろモクセイ」のヒップホップ具合には思わず固まってしまう可愛らしさである。
劇判を劇判らしさで良くしていく、日常アニメ音楽の面白さを改めて見せつけてくれる良質な一枚。
一話冒頭の「オーバーチュア」に魅了されたならば是非2枚揃えて聞いていただきたい。
ブックレットに特に仕掛けはないが、「Special Thanks:応援してくれているみんな」という文章は小粋でよろしい。
イラストは植田和幸氏。デザインはmk@jeepster。