TVアニメーション「狼と香辛料Ⅱ」 O.S.T. 狼と「幸せであり続ける物語」の音楽
TVアニメーション「狼と香辛料Ⅱ」 O.S.T. 狼と「幸せであり続ける物語」の音楽
オススメ度 ★★★★★
発売:2009年9月23日 収録時間:68分 定価:3045円 レーベル:flying DOG
支倉凍紗氏による剣も魔法もないファンタジーラノベ原作アニメ「狼と香辛料」2期。
音楽には引き続き民俗音楽・プログレの名手である吉野裕司氏。
大まかな方向性は1期と殆ど変っていない。
多少プログレっぽさというかマニアックさが醸し出たかも?
No. | 曲名 | 時間 | 作曲 | 編曲 | 作詞 | 歌 |
1 | 蜜の夜明け(TVsize) | 1:32 | 新居昭乃 | 保刈久明 | 新居昭乃 | |
2 | 祝祭のはじまり | 1:07 | 吉野裕司 | |||
3 | 干した魚とぶどう酒と | 2:32 | ||||
4 | 人と異教の神々 | 5:54 | ||||
5 | 炎の踊り | 1:41 | ||||
6 | 気のいい人々 | 2:22 | ||||
7 | クメルスンの朝 | 3:38 | ||||
8 | 実存主義者 | 2:52 | ||||
9 | 豊穣のワルツ | 2:06 | ||||
10 | 成功か無一文か | 3:28 | ||||
11 | 埋まらない溝 | 1:51 | ||||
12 | 狂った相場 | 1:47 | ||||
13 | 暴動 | 2:10 | ||||
14 | 若き年代記作家 | 2:23 | ||||
15 | 狼と踊る | 1:09 | ||||
16 | 箱庭の緑 | 3:28 | ||||
17 | 月を狩る熊 | 2:51 | ||||
18 | 暗い企み 偽りの取引 | 2:22 | ||||
19 | 家族 | 2:11 | ||||
20 | ねずみのしっぽ亭 | 1:07 | ||||
21 | 酒場の娘たち | 1:21 | ||||
22 | 静かな毒 | 4:43 | ||||
23 | ゆるやかな坂道 | 3:38 | ||||
24 | しあわせであり続ける物語 | 2:29 | ||||
25 | 楽園喪失 | 3:13 | ||||
26 | 祭りは終わり、旅は続き | 2:25 | ||||
27 | Perfect World(TVsize) | 1:32 | 山下太郎、noe | 保刈久明 | 岩里祐穂 | ROCKY CHACK |
第12回電撃小説大賞銀賞を受けた支倉凍砂氏のラノベ原作「狼と香辛料」2期。
行商人ロレンスと賢狼ホロの小気味よい会話劇と経済ネタを駆使した剣も魔法もないファンタジーが続く。
2期になって一部スタッフと製作会社が変更されたが、音楽は引き続き吉野裕司氏。
吉良知彦氏も今回はいないが、代わりに新居昭乃氏というやっぱりVita-Novaな人が出現。
結局ライト民俗音楽プログレッシブアルバムになることは決定事項なのである。
基本的には1期と全く同じ作風でアルバムが作られている。
バグパイプ、リコーダー、ブズーキ、マンドリン、バンドネオンなどでの賑やかなアイリッシュだ。
民俗音楽よりというよりも古楽器を使ったプログレ風なのも相変わらず。
比較的にアグレッシヴな曲調が増えたり、ストリングスが厚くなったりはしているかもしれないが、2期のサントラ、というよりかは2枚目のサントラと考えて良い。
あえて違いを指摘するならば、プログレを隠し切れずその玄人感が1期よりも出たというところか。
顕著なのは「静かな毒」。リコーダー多重奏のみで構成された4分40秒の長尺だ。
息継ぎの音すらも聞こえるような、ただただ重いリコーダーにより奏でられる「静寂なる音楽」はメロディアスとかそういったものとはかけ離れたプログレアルバムであることをアピールしてくる。
勿論全体通してライトで聴き易い民俗音楽に統一されてるのは言うまでもないので、そういったニオイがするだけで特に聴きづらいということをは一切ない。
2枚合わせて連続で聴いても何の違和感もないアルバムに仕上がったので、是非2枚とも入手を。
ジャケットイラストは文倉十氏。デザインは山崎剛氏(coccinelle)。
行商人ロレンスと賢狼ホロの小気味よい会話劇と経済ネタを駆使した剣も魔法もないファンタジーが続く。
2期になって一部スタッフと製作会社が変更されたが、音楽は引き続き吉野裕司氏。
吉良知彦氏も今回はいないが、代わりに新居昭乃氏というやっぱりVita-Novaな人が出現。
結局ライト民俗音楽プログレッシブアルバムになることは決定事項なのである。
基本的には1期と全く同じ作風でアルバムが作られている。
バグパイプ、リコーダー、ブズーキ、マンドリン、バンドネオンなどでの賑やかなアイリッシュだ。
民俗音楽よりというよりも古楽器を使ったプログレ風なのも相変わらず。
比較的にアグレッシヴな曲調が増えたり、ストリングスが厚くなったりはしているかもしれないが、2期のサントラ、というよりかは2枚目のサントラと考えて良い。
あえて違いを指摘するならば、プログレを隠し切れずその玄人感が1期よりも出たというところか。
顕著なのは「静かな毒」。リコーダー多重奏のみで構成された4分40秒の長尺だ。
息継ぎの音すらも聞こえるような、ただただ重いリコーダーにより奏でられる「静寂なる音楽」はメロディアスとかそういったものとはかけ離れたプログレアルバムであることをアピールしてくる。
勿論全体通してライトで聴き易い民俗音楽に統一されてるのは言うまでもないので、そういったニオイがするだけで特に聴きづらいということをは一切ない。
2枚合わせて連続で聴いても何の違和感もないアルバムに仕上がったので、是非2枚とも入手を。
ジャケットイラストは文倉十氏。デザインは山崎剛氏(coccinelle)。