SoltyRei Original Soundtrack Vol.1
SoltyRei Original Soundtrack Vol.1
オススメ度 ★★★★☆
発売:2005年12月21日 収録時間:44分 定価:3000円 レーベル:メロウヘッド
GONZO×AICによるオリジナルアニメ「SoltyRei」。
佐藤順一監督の系列である平地芳正氏の初単独監督であり、傑作。
音楽はアニメ「月姫」や「残酷な天使のテーゼ」編曲などの大森俊之氏。
近未来とハードボイルド、そしてハートフルを音楽の形に。
N0. | 曲名 | 時間 | 作・編曲 |
1 | break stones | 1:56 | 大森俊之 |
2 | enemy attack | 1:38 | |
3 | dramatic entrance | 1:30 | |
4 | passion | 1:43 | |
5 | romancing time | 2:53 | |
6 | catastrophe | 1:50 | |
7 | action of resemble | 2:03 | |
8 | Kasha Maverick | 2:03 | |
9 | counterattack | 1:41 | |
10 | Roy’s feeling | 1:49 | |
11 | happy time at home | 2:16 | |
12 | merriment | 1:56 | |
13 | I’m so happy | 1:40 | |
14 | hard memory | 2:05 | |
15 | whoop whoop whoop | 1:38 | |
16 | lovely feeling | 1:41 | |
17 | as free as the wind | 1:51 | |
18 | countdown | 1:31 | |
19 | one-sided shoe | 1:53 | |
20 | thief | 1:55 | |
21 | sadness | 2:06 | |
22 | mysterious resemble | 1:43 | |
23 | hateful | 1:38 | |
24 | innocent girl | 1:48 |
GONZO×AICによる傑作オリジナルアニメ「SoltyRei」。
「カレイドスター」でサトジュン監督のもと副監督を務めていた平地芳正監督による作品。
おじさんとメカ少女のハートフル&ハードボイルド物語。
今作の音楽は「真月譚 月姫」劇判や「残酷な天使のテーゼ」編曲の大森俊之氏。
クールなブラスが目立つ氏だが、今作でもその力は発揮。
今作の構成は、ハードボイルドなジャズやカントリー系、つまりロイの音楽と、テクノやファンク、アコースティックによるメカ少女・ソルティの音楽が交互に進んでいく。
これが面白く飽きさせない構成なっているので良いチャレンジであると言える。
ロイを描くジャズ、カントリーはとにかくシブく。溢れ出るおじさんの臭いだ。
8,90年代のハードボイルドさを思わせる雰囲気で、これがもう一方を引き立てる。
そのもう一方であるソルティを描いた音楽は、とにかく若者っぽい。
7 0年代的なプログレ要素もあるが、アコースティックの爽やかさや、バトル用のテクノは前述の「おっさん臭さ」を感じさせない。
この使い分けがいい雰囲気を出せている。
弱点としては、全体として収録時間も短い上に、一曲も短いことだ。
一曲平均は2分を下回っており、「劇判」っぽさを醸し出す原因になってしまう。
「これ、もっと長く聴きたい!」という気持ちが悪く作用してしまうかもしれない。
ちなみに本作はプレミア状態。入手するには結構な額が必要になってしまった。
絶対買うべき!!という一枚であるかどうかはギリギリのラインなので、そこは懐と相談してみよう。勿論、良盤ではあるのだが。
「カレイドスター」でサトジュン監督のもと副監督を務めていた平地芳正監督による作品。
おじさんとメカ少女のハートフル&ハードボイルド物語。
今作の音楽は「真月譚 月姫」劇判や「残酷な天使のテーゼ」編曲の大森俊之氏。
クールなブラスが目立つ氏だが、今作でもその力は発揮。
今作の構成は、ハードボイルドなジャズやカントリー系、つまりロイの音楽と、テクノやファンク、アコースティックによるメカ少女・ソルティの音楽が交互に進んでいく。
これが面白く飽きさせない構成なっているので良いチャレンジであると言える。
ロイを描くジャズ、カントリーはとにかくシブく。溢れ出るおじさんの臭いだ。
8,90年代のハードボイルドさを思わせる雰囲気で、これがもう一方を引き立てる。
そのもう一方であるソルティを描いた音楽は、とにかく若者っぽい。
7 0年代的なプログレ要素もあるが、アコースティックの爽やかさや、バトル用のテクノは前述の「おっさん臭さ」を感じさせない。
この使い分けがいい雰囲気を出せている。
弱点としては、全体として収録時間も短い上に、一曲も短いことだ。
一曲平均は2分を下回っており、「劇判」っぽさを醸し出す原因になってしまう。
「これ、もっと長く聴きたい!」という気持ちが悪く作用してしまうかもしれない。
ちなみに本作はプレミア状態。入手するには結構な額が必要になってしまった。
絶対買うべき!!という一枚であるかどうかはギリギリのラインなので、そこは懐と相談してみよう。勿論、良盤ではあるのだが。