-fragment- sweet pool original soundtrack
-fragment- sweet pool original soundtrack
オススメ度 ★★★★★
発売:2009年1月30日 収録時間:75分 定価:3675円 レーベル:デジターボ
ニトロプラスキラル3作目のゲーム「sweet pool」。
これまでよりも異世界感を押し出さずリアリティある空気を作り出している。
勿論音楽はZIZZ SOUND。磯江俊道氏と神保伸太郎氏がメインだ。
二人ともとんでもない低音の作家なので、かなりマニアックな音に。
| N0. | Disc 1 曲名 | 時間 | 作・編曲 | 作詞 | 歌 | 
| 1 | I’m In Blue | 4:28 | YUZI | Pale Green | |
| 2 | Scene01 | 2:21 | 神保伸太郎 | ||
| 3 | Scene02 | 2:15 | 磯江俊道 | ||
| 4 | Chills01 | 3:34 | 神保伸太郎 | ||
| 5 | Chills02 | 2:46 | |||
| 6 | Strain01 | 2:31 | |||
| 7 | Strain02 | 2:12 | 磯江俊道 | ||
| 8 | Calm01 | 2:37 | 神保伸太郎 | ||
| 9 | Calm02 | 3:12 | テイセナ | ||
| 10 | Fade | 1:33 | 磯江俊道 | ||
| 11 | Simple | 1:35 | 神保伸太郎 | ||
| 12 | Sorrow | 2:57 | |||
| 13 | Forever | 2:10 | 磯江俊道 | ||
| 14 | Scene[Warp01] | 2:18 | 神保伸太郎 | ||
| 15 | Scene[Warp02] | 2:15 | 磯江俊道 | ||
| 16 | Instinct | 3:00 | 神保伸太郎 | ||
| 17 | Lust | 3:22 | |||
| N0. | Disc 2 曲名 | 時間 | 作曲 | 編曲 | 作詞 | 歌 | 
| 1 | VLG | 4:07 | 磯江俊道 | 渡邉カズヒロ | ワタナベカズヒロ | |
| 2 | The Hunger | 4:16 | 豊田リョウジ | 豊田リョウジ+ZIZZ | Ken1 | |
| 3 | diving deep | 4:30 | YUZI | Pale Green | ||
| 4 | the red road | 3:38 | ||||
| 5 | Miracles may | 4:45 | 磯江俊道 | 渡邉カズヒロ | いとうかなこ | |
| 6 | Miracles may(Violin Ver.) | 11:06 | 磯江俊道 | テイセナ | ||
| 7 | Miracles may | 4:43 | 磯江俊道 | 渡邉カズヒロ | ワタナベカズヒロ | |
 女性向けに特化したニトロ、nitro+Kiralのゲーム3作目「sweet pool」。
これまでの「咎狗」や「Lamento」のような異世界観丸出しの雰囲気ではなく、望郷を誘う様な色の沈んだリアリティある学園生活を舞台としている。
感情的な選択肢ではなく本能と理性での選択を行うのが特徴的だ。
本作も勿論ZIZZ SOUNDによる音楽が展開。
9割がたの音楽を磯江俊道氏と神保伸太郎氏が作曲している。
面白いのは二人ともかなりマニアックなシンセ、ベース、ギターでの低音を出すため、作品全体がかなり重くしんどいサウンドに仕上がっているのが特徴なことだ。
特に神保伸太郎氏はどの曲もギュルギュルと唸ってくるため、「これがほんとに学園生活の音楽なのか」と疑ってしまうほど。
しかし本作の伴う「痛み」には不可欠な要素であり、この二人での体制というのは間違いない「選択」なのである。
対してボーカルはいつもの面子に加えPale Greenという見慣れないバンドがメイン。
爽やかながらしっとりした声を出す男性バンドのため今作の「望郷」「哀愁」などの、キーワードに合ったどこかエロティックなメロディとボーカルを展開してくれる。
ワタナベ氏といとうかなこ氏の曲はいつも通りながら同じくどこかエロティックで、ボーナストラックであるTrueED曲「Miracles may」のワタナベカズヒロVerは必聴。
前述の通りBGMが全く持ってキャッチ―さがないので、そこにだけ注意。
それを受け入れられるZIZZ好き、あるいはマニアック音好きはむしろ買うべきな一枚。
特に「沙耶の唄」サントラが気に入った人間などはドツボな音楽ばかりだろう。
ブックレットにはいつも通り関係者コメントあり。
                            
					これまでの「咎狗」や「Lamento」のような異世界観丸出しの雰囲気ではなく、望郷を誘う様な色の沈んだリアリティある学園生活を舞台としている。
感情的な選択肢ではなく本能と理性での選択を行うのが特徴的だ。
本作も勿論ZIZZ SOUNDによる音楽が展開。
9割がたの音楽を磯江俊道氏と神保伸太郎氏が作曲している。
面白いのは二人ともかなりマニアックなシンセ、ベース、ギターでの低音を出すため、作品全体がかなり重くしんどいサウンドに仕上がっているのが特徴なことだ。
特に神保伸太郎氏はどの曲もギュルギュルと唸ってくるため、「これがほんとに学園生活の音楽なのか」と疑ってしまうほど。
しかし本作の伴う「痛み」には不可欠な要素であり、この二人での体制というのは間違いない「選択」なのである。
対してボーカルはいつもの面子に加えPale Greenという見慣れないバンドがメイン。
爽やかながらしっとりした声を出す男性バンドのため今作の「望郷」「哀愁」などの、キーワードに合ったどこかエロティックなメロディとボーカルを展開してくれる。
ワタナベ氏といとうかなこ氏の曲はいつも通りながら同じくどこかエロティックで、ボーナストラックであるTrueED曲「Miracles may」のワタナベカズヒロVerは必聴。
前述の通りBGMが全く持ってキャッチ―さがないので、そこにだけ注意。
それを受け入れられるZIZZ好き、あるいはマニアック音好きはむしろ買うべきな一枚。
特に「沙耶の唄」サントラが気に入った人間などはドツボな音楽ばかりだろう。
ブックレットにはいつも通り関係者コメントあり。

