To Heart Animation Sound Track
To Heart Animation Sound Track
オススメ度 ★★★★★
発売:1999年7月9日 収録時間:69分 定価:2548円 レーベル:F.I.X.RECORDS
18禁PCゲームの金字塔、Leaf原作の「To Heart」。
本作はそのTVアニメ版のサウンドトラックである。
音楽担当はまさかの和田薫氏。他の氏のサントラでは中々聞けない音楽が展開される。
ハイクオリティなアコースティックでまとまった、隠れた名盤。
N0. | 曲名 | 時間 | 作曲 | 編曲 | 作詞 | 歌 |
1 | Yell<Original version> | 4:22 | 前田克樹 | 坂本昌之 | 六ツ見純代 | 川澄綾子 |
2 | Ever Green Days | 4:49 | 和田薫 | |||
3 | 夜明け | 1:49 | ||||
4 | 朝のおむかえ | 1:29 | ||||
5 | 楽しい仲間たち | 1:34 | ||||
6 | ゆれる思い | 1:58 | ||||
7 | 心のアルバムに | 1:22 | ||||
8 | ひとりのときに | 3:22 | ||||
9 | 想いの強さが力になる | 2:31 | ||||
10 | 好きと言えない、いとしさ | 2:51 | ||||
11 | 黒魔術 | 1:05 | ||||
12 | ずーっと、夢だったんだ Ⅱ | 2:13 | ||||
13 | ひとり、夜に思う | 1:50 | ||||
14 | 好きと言えない、いとしさ Ⅱ | 3:11 | ||||
15 | 心のアルバムに Ⅱ | 0:49 | ||||
16 | 風を駆けぬけて | 2:03 | ||||
17 | その気持ちを見つめて | 1:21 | ||||
18 | Ever Green Days(Piano version) | 2:00 | ||||
19 | 好きと言えない、いとしさ(Piano version) | 1:15 | ||||
20 | サブタイトル | 0:10 | ||||
21 | intermission | 0:58 | ||||
22 | Yell(カラオケ) | 4:21 | 前田克樹 | 坂本昌之 | ||
23 | Ever Green Days Ⅱ | 2:16 | 和田薫 | |||
24 | ずーっと、夢だったんだ | 2:05 | ||||
25 | Ever Green Days Ⅲ | 2:58 | ||||
26 | 想いの強さが力になる Ⅱ | 1:28 | ||||
27 | この気持ち、届けたい | 2:51 | ||||
28 | 心のアルバムに Ⅲ | 1:16 | ||||
29 | 好きと言えない、いとしさ Ⅲ | 2:50 | ||||
30 | 次回予告 | 0:34 | ||||
31 | Yell(TV edition) | 1:35 | 前田克樹 | 坂本昌之 | 六ツ見純代 | 川澄綾子 |
32 | ボーナストラック(特典映像用メドレー) | 3:53 | 和田薫 |
18禁サウンドノベルのあり方を買えたLeaf原作ゲーム「To Heart」。
何故か原画に「おジャ魔女」の馬越氏が参加してテコンドーシーンを描いてたりすることでも知られるのがアニメ版だ。
音楽にはなんと和田薫氏が抜擢。氏のいつもとはまた違う一面が見れる作品だ。
「犬夜叉」などのような和風オケとはうって変わり、本作はフルアコースティック。
ゲーム板は勿論DTMがメインとなっているので、そのギャップはかなりのものだ。
恋と青春にまつわるアコースティックは、以降の作品でも多く見られる形式だが、本作は中でも別格。
メインテーマ「Ever Green Days」の5分弱もの完成度を聞けばそれが分かる程で、演奏音響から何からまで、エロゲ原作アニメでは中々聞けないサウンドに仕上がっている。
特に木管は全体的に思わず聞き惚れてしまうほど美しく、木管と弦のための一枚とも言える。
全体通した管弦のレベルも正直質の良い日常アニメでも使えるレベルで、本編ごと知名度をなくしているのが余りにも惜しすぎる一枚だ。
そもそも和田薫氏といえば「犬夜叉」「SAMURAI7」のような邦楽とオケの交わりをどうしても想起してしまう。
しかし本作のアコースティックは他の作品ではなかなか聞けないものばかりで、1曲の長さも氏のサントラの中でも珍しい。
ある種真の意味で和田氏のポテンシャルを最大限にまで引き出せていると言ってもいい作品と言える。
その上でアイキャッチなどに原作曲の生アレンジを使うようなサービスもあり、原作モノのサウンドトラックとしては理想的な出来である。
ブックレットには和田薫氏、音響監督の渡辺淳氏のコメントと、アクアプラス音楽陣へのインタビューが掲載。
音楽よし、収録時間よし、ブックレットのサービスよし、ED曲フルで収録など余すところなく完璧!
この名盤を隠れたままにするのは余りにも惜しい。中古が凄く安いので是非聴いてみて。
イラストは千羽由利子氏。デザインは福島了氏(Drift)。
何故か原画に「おジャ魔女」の馬越氏が参加してテコンドーシーンを描いてたりすることでも知られるのがアニメ版だ。
音楽にはなんと和田薫氏が抜擢。氏のいつもとはまた違う一面が見れる作品だ。
「犬夜叉」などのような和風オケとはうって変わり、本作はフルアコースティック。
ゲーム板は勿論DTMがメインとなっているので、そのギャップはかなりのものだ。
恋と青春にまつわるアコースティックは、以降の作品でも多く見られる形式だが、本作は中でも別格。
メインテーマ「Ever Green Days」の5分弱もの完成度を聞けばそれが分かる程で、演奏音響から何からまで、エロゲ原作アニメでは中々聞けないサウンドに仕上がっている。
特に木管は全体的に思わず聞き惚れてしまうほど美しく、木管と弦のための一枚とも言える。
全体通した管弦のレベルも正直質の良い日常アニメでも使えるレベルで、本編ごと知名度をなくしているのが余りにも惜しすぎる一枚だ。
そもそも和田薫氏といえば「犬夜叉」「SAMURAI7」のような邦楽とオケの交わりをどうしても想起してしまう。
しかし本作のアコースティックは他の作品ではなかなか聞けないものばかりで、1曲の長さも氏のサントラの中でも珍しい。
ある種真の意味で和田氏のポテンシャルを最大限にまで引き出せていると言ってもいい作品と言える。
その上でアイキャッチなどに原作曲の生アレンジを使うようなサービスもあり、原作モノのサウンドトラックとしては理想的な出来である。
ブックレットには和田薫氏、音響監督の渡辺淳氏のコメントと、アクアプラス音楽陣へのインタビューが掲載。
音楽よし、収録時間よし、ブックレットのサービスよし、ED曲フルで収録など余すところなく完璧!
この名盤を隠れたままにするのは余りにも惜しい。中古が凄く安いので是非聴いてみて。
イラストは千羽由利子氏。デザインは福島了氏(Drift)。