TVアニメ『バディ・コンプレックス』オリジナルサウンドトラック
TVアニメ『バディ・コンプレックス』オリジナルサウンドトラック
オススメ度 ★★★☆☆
発売:2014年6月25日 収録時間:129分 定価:3564円 レーベル:ランティス
サンライズによるオリジナルロボットアニメ「バディ・コンプレックス」。
少々頭でっかち気味ながらも小奇麗な脚本が魅力で、反響もまちまちというところ。
音楽担当は初のロボットアニメ音楽となる加藤達也氏。
氏の多用するデジタルとオケの混合によるハリウッド系劇判という具合。
N0. | Disc 1 曲名 | 時間 | 作・編曲 |
1 | A breakfast | 2:01 | 加藤達也 |
2 | Bright sunny days | 2:00 | |
3 | Young soldiers’ feelings | 1:57 | |
4 | Day-to-day war | 2:13 | |
5 | There if I look up | 2:24 | |
6 | Collision | 1:46 | |
7 | 想う | 2:15 | |
8 | Gatherting | 2:05 | |
9 | Reflexion | 2:15 | |
10 | Sense of discomfort | 1:49 | |
11 | Quiet battle | 2:34 | |
12 | Search | 2:00 | |
13 | Unclear | 1:42 | |
14 | Midnight | 2:23 | |
15 | Feeling swaying | 1:58 | |
16 | Fathers | 2:20 | |
17 | 想いの交錯 | 2:26 | |
18 | タイムリープ | 2:15 | |
19 | 出会いと別れ | 2:05 | |
20 | あいつのこと | 2:06 | |
21 | そこには雛! | 1:34 | |
22 | 歓迎の儀式 | 1:51 | |
23 | Recording PV | 1:43 | |
24 | レッツ、カップリング! | 2:38 | |
25 | ゾギリア親衛隊 | 2:26 | |
26 | 死という別れ | 1:48 | |
27 | 常夏の島 | 1:51 | |
28 | ビゾンと雛 | 1:50 | |
29 | 淡い想い出 | 2:02 | |
30 | 青葉と雛 | 2:31 | |
31 | 衝撃的な事実 | 2:04 | |
32 | 雛(タイムリープ) | 2:15 |
N0. | Disc 2 曲名 | 時間 | 作曲 | 編曲 | 作詞 | 歌 |
1 | プロポージング | 1:37 | 加藤達也 | |||
2 | アクセプション | 1:44 | ||||
3 | エンファティア波形 | 1:27 | ||||
4 | カップリング・モード | 2:13 | ||||
5 | 警報が鳴る | 2:31 | ||||
6 | 闘いの空 | 2:35 | ||||
7 | ルクシオン、出る! | 1:57 | ||||
8 | 形勢不利 | 2:23 | ||||
9 | 空を覆う危機 | 2:01 | ||||
10 | ビゾン来襲 | 2:11 | ||||
11 | ビゾンの怨念 | 2:05 | ||||
12 | 敵地への潜入 | 2:03 | ||||
13 | 命のやりとり | 2:10 | ||||
14 | 青葉(ルクシオン、出る!) | 1:58 | ||||
15 | 激化する空 | 2:18 | ||||
16 | コネクティブ…! | 2:48 | ||||
17 | ブリッジ | 2:20 | ||||
18 | 艦長倉光 | 1:59 | ||||
19 | 密談 | 2:25 | ||||
20 | 特務武官マルガレタ | 2:16 | ||||
21 | 連合本部 | 2:12 | ||||
22 | ゾギリア軍 | 2:00 | ||||
23 | ブリーフィングルーム | 1:55 | ||||
24 | アルフリード・ガラント | 2:13 | ||||
25 | UNISONIA(TV Size) | 1:36 | fandelmale | 酒井拓也 | 唐沢美帆 | TRUE |
26 | あの空に還る未来で(TV Size) | 1:42 | 矢鴇つかさ | こだまさおり | ChouCho | |
27 | ORBITAL LINE(Short Size) | 1:38 | 五条下位 | 真崎エリカ | ||
28 | カップリング・シークエンス | 5:21 | 加藤達也 |
サンライズ制作、CGをオレンジが担当したオリジナルロボットアニメ「バディ・コンプレックス」。
タイムリープネタを駆使した小奇麗な脚本は完結編まで込みで魅力が出る長期的目線で根気よく練られたものであった。
しかし個人的な印象としては短期的な魅力やキャラ描写、メカデザインなどのキャッチ―さに欠け、同時期のその他ロボアニメに埋もれたような感がある。
音楽担当は加藤達也氏。担当作品がガンガン増えている氏だが、以外にも今作が初のロボットアニメ劇判。
基本的には、加藤氏らしいデジタル音源とオーケストラ、コーラスを混ぜ込んだハリウッド系の劇判。
ロボットアニメの音楽としてはかなり直球で、いまいちパンチに欠けるのでメロディの強さや小技が要るところだが、今作はそういったものもないので視聴者の想い出補正に委ねられる割合が大きい。
かろうじてメインテーマフレーズだけは機能している。
「プロポージング」や「カップリング・シークエンス」など、CMや事前PVなどで使われていたものが耳に残るので、ロボットアニメ音楽演出の最低限は抑えられてはいる。
しかしブックレットで言っているような「この曲が来たら、この展開だ!と分かる音楽」になっているかというと、各ギミック用フレーズはそこまで強くなく、あまり効果が期待できない。
また、妙にドラマ音楽が多い。Disc1では殆ど戦闘音楽は無く、日常や不安、心情音楽で殆ど構成されている。 これはCD的にもかなり飽きが来やすい。
ただ、心情音楽ならば加藤氏の魅力の出るところなので、楽曲のクオリティは低くないのだが。
決して出来が悪いものとも言い難いのだが、発売を待たされ、2時間聞かされるものとしては少々納得いかない一作。
「境界線上のホライゾン」などと比べると、やはり心情演出がどれだけ加藤氏に期待されているかがポイントに思える。
ファン以外には薦めづらい一枚。ロボットアニメの燃え音楽という記号だけで聴けるならば聴いてみよう。
ブックレットには加藤氏のコメントあり。ジャケットイラストは鈴木幹太氏。デザインは渡邊宏一氏(2725 inc.)。
タイムリープネタを駆使した小奇麗な脚本は完結編まで込みで魅力が出る長期的目線で根気よく練られたものであった。
しかし個人的な印象としては短期的な魅力やキャラ描写、メカデザインなどのキャッチ―さに欠け、同時期のその他ロボアニメに埋もれたような感がある。
音楽担当は加藤達也氏。担当作品がガンガン増えている氏だが、以外にも今作が初のロボットアニメ劇判。
基本的には、加藤氏らしいデジタル音源とオーケストラ、コーラスを混ぜ込んだハリウッド系の劇判。
ロボットアニメの音楽としてはかなり直球で、いまいちパンチに欠けるのでメロディの強さや小技が要るところだが、今作はそういったものもないので視聴者の想い出補正に委ねられる割合が大きい。
かろうじてメインテーマフレーズだけは機能している。
「プロポージング」や「カップリング・シークエンス」など、CMや事前PVなどで使われていたものが耳に残るので、ロボットアニメ音楽演出の最低限は抑えられてはいる。
しかしブックレットで言っているような「この曲が来たら、この展開だ!と分かる音楽」になっているかというと、各ギミック用フレーズはそこまで強くなく、あまり効果が期待できない。
また、妙にドラマ音楽が多い。Disc1では殆ど戦闘音楽は無く、日常や不安、心情音楽で殆ど構成されている。 これはCD的にもかなり飽きが来やすい。
ただ、心情音楽ならば加藤氏の魅力の出るところなので、楽曲のクオリティは低くないのだが。
決して出来が悪いものとも言い難いのだが、発売を待たされ、2時間聞かされるものとしては少々納得いかない一作。
「境界線上のホライゾン」などと比べると、やはり心情演出がどれだけ加藤氏に期待されているかがポイントに思える。
ファン以外には薦めづらい一枚。ロボットアニメの燃え音楽という記号だけで聴けるならば聴いてみよう。
ブックレットには加藤氏のコメントあり。ジャケットイラストは鈴木幹太氏。デザインは渡邊宏一氏(2725 inc.)。