COWBOY BEBOP Knockin’ on heaven’s door O.S.T FUTURE BLUES
COWBOY BEBOP Knockin’ on heaven’s door O.S.T FUTURE BLUES
オススメ度 ★★★★★
発売:2001年8月29日(2012年12月21日再販) 収録時間:71分 定価:2625円 レーベル:ビクターエンタテインメント
テレビ終了から2年の時を経て公開された映画「カウボーイビバップ 天国の扉」のサウンドトラック。
テレビ版よりもバンドミュージック感が強まったシートベルトを71分も堪能できる一枚。
映画で流れた順番ではなく任意に構成された曲順がまた完成度を高める。
静・動やボーカルのジャンル、すべてがバランスのとれた名盤。
No. | 曲名 | 時間 | 作・編曲 | 作詞 | 歌 |
1 | 24hours OPEN | 3:23 | 菅野よう子 | ||
2 | Pushing the sky | 4:10 | Jinghiskhanman | 山根麻衣 | |
3 | Time to know ~Be waltz | 3:50 | hideyuki takahashi | ||
4 | Clutch | 5:16 | |||
5 | MUSAWE | 3:29 | |||
6 | Yo pumpkin head | 4:05 | |||
7 | Diggin’ | 5:07 | TIM JENSEN | Steve Conte | |
8 | 3.14 | 1:38 | 菅野よう子 | TADA “ED” AOI | |
9 | What planet is this?! | 4:31 | |||
10 | 7minutes | 6:49 | |||
11 | Fingers | 4:25 | |||
12 | Powder | 1:31 | |||
13 | Butterfly | 5:00 | Cris Mosdell | M | |
14 | No Reply | 6:01 | TIM JENSEN | Steve Conte | |
15 | Dijurido | 1:59 | |||
16 | Gotta knock a little harder | 5:25 | TIM JENSEN | 山根麻衣 | |
17 | No money | 1:22 | Hassan Bohmide | ||
18 | RAIN | 3:24 | TIM JENSEN | 山根麻衣 |
2年の時を経て現れたカウボーイビバップのミッシングストーリー「天国の扉」のサウンドトラック。
先行販売されたマキシシングル「Ask DNA」と今作をもって作中BGMを概ね網羅することができる。
ビバップといえばビッグバンドジャズ。今作はそれに加えてロックやプログレ、フュージョンなどバンドサウンドを中心にした色鮮やかな内容となった。
強盗襲撃のSEを音源にぶち込んだ冒頭のコンビニ強盗シーンのBGM「24hours OPEN」で幕を開けるので、まず音量には注意されたし。
「ジャズたっぷりのCD」を期待すると以外にもジャンル多岐で肩透かしを食らうのはテレビ版サントラ「No Disc」を彷彿とさせる。
それでも「Clutch」「What planet is this?!」などでは本田雅人氏のサックスが火を噴くので、ジャズナンバーでも満足することが出来る。
目立つボーカル曲は軒並み名曲である。ドライブサウンドに最適な「Diggin’」クライマックスを盛り上げるデジロック「Pushing the sky」のようなアッパーサウンドから、本編未使用ながら本編概要を表現するため最初に作られた泣かせのイメージソング「No Reply」、雨降る風景に流したいソウルED「Gotta knock a little harder」など、ハズレトラックが一切ない。
日常シーンでのカントリーなロックやフュージョンなど、本編と同じく「一本の洋画らしさ」がかなり強調されているので、ある種「ビバップ」サントラの中でも一番「サントラっぽい」かもしれない。
また違う側面での特徴もあり、マキシシングル収録のものも含めて「劇中で実際に流れている音楽」が映画一本のサントラにしては比較的多い。
「COSMIC DARE(PRETTY WITH A PISTOL)」「24hours OPEN」「3.14」「No money」(これは違ったっけ?)が該当する。「Yo pumpkin head」……も違ったか。
余談ではあるが、このアルバムは妙に詳細の不明なトラックが多い。
「Time to know ~Be waltz」のラップ担当である「hideyuki takahashi」氏は一体どのたかはしひでゆきさんなのか全然分からない。調べても調べても戦隊歌手が出てきてしまう(絶対違う)。
「Butterfly」のボーカリスト「M」氏も恐らく「Mem Nahadr」氏のことなのだが、英語版Wikiでしか確証が得られない。
「Pushing the sky」の作詞「Jinghiskhanman」氏も全然分からない。「No Money」に至っては作詞が誰かも分からない。
ご存知の方、いつでもメッセージをお送りください
まぁ兎にも角にも「洋画サントラ」を基盤にした傑作サントラなので、アニメ未視聴の人にもオススメできる名盤である。
初回盤にはオマケミニアルバムが付いているので、中古で買う際には初回盤を狙うと吉。デザイン担当はmach55GO。
先行販売されたマキシシングル「Ask DNA」と今作をもって作中BGMを概ね網羅することができる。
ビバップといえばビッグバンドジャズ。今作はそれに加えてロックやプログレ、フュージョンなどバンドサウンドを中心にした色鮮やかな内容となった。
強盗襲撃のSEを音源にぶち込んだ冒頭のコンビニ強盗シーンのBGM「24hours OPEN」で幕を開けるので、まず音量には注意されたし。
「ジャズたっぷりのCD」を期待すると以外にもジャンル多岐で肩透かしを食らうのはテレビ版サントラ「No Disc」を彷彿とさせる。
それでも「Clutch」「What planet is this?!」などでは本田雅人氏のサックスが火を噴くので、ジャズナンバーでも満足することが出来る。
目立つボーカル曲は軒並み名曲である。ドライブサウンドに最適な「Diggin’」クライマックスを盛り上げるデジロック「Pushing the sky」のようなアッパーサウンドから、本編未使用ながら本編概要を表現するため最初に作られた泣かせのイメージソング「No Reply」、雨降る風景に流したいソウルED「Gotta knock a little harder」など、ハズレトラックが一切ない。
日常シーンでのカントリーなロックやフュージョンなど、本編と同じく「一本の洋画らしさ」がかなり強調されているので、ある種「ビバップ」サントラの中でも一番「サントラっぽい」かもしれない。
また違う側面での特徴もあり、マキシシングル収録のものも含めて「劇中で実際に流れている音楽」が映画一本のサントラにしては比較的多い。
「COSMIC DARE(PRETTY WITH A PISTOL)」「24hours OPEN」「3.14」「No money」(これは違ったっけ?)が該当する。「Yo pumpkin head」……も違ったか。
余談ではあるが、このアルバムは妙に詳細の不明なトラックが多い。
「Time to know ~Be waltz」のラップ担当である「hideyuki takahashi」氏は一体どのたかはしひでゆきさんなのか全然分からない。調べても調べても戦隊歌手が出てきてしまう(絶対違う)。
「Butterfly」のボーカリスト「M」氏も恐らく「Mem Nahadr」氏のことなのだが、英語版Wikiでしか確証が得られない。
「Pushing the sky」の作詞「Jinghiskhanman」氏も全然分からない。「No Money」に至っては作詞が誰かも分からない。
ご存知の方、いつでもメッセージをお送りください
まぁ兎にも角にも「洋画サントラ」を基盤にした傑作サントラなので、アニメ未視聴の人にもオススメできる名盤である。
初回盤にはオマケミニアルバムが付いているので、中古で買う際には初回盤を狙うと吉。デザイン担当はmach55GO。