COWBOY BEBOP No Disc
COWBOY BEBOP No Disc
オススメ度 ★★★★★
発売:1998年10月21日(2012年12月21日再販) 収録時間:53分 定価:2625円 レーベル:ビクターエンタテインメント
実質三枚目のサウンドトラックで、主に中盤までに使用された曲が収録されている。
また、ボーカルナンバーが増えているが殆どが一話ポッキリ用の贅沢な代物だ。
ボーカリストには山根麻衣を筆頭にJAM Projectの遠藤正明や、平井堅の「大きなノッポの古時計」のアレンジをした古川昌義が参加している。
中身はオーディオに入れっぱなしにすることが目指された「No Disc」。
No. | 曲名 | 時間 | 作・編曲 | 作詞 | 歌 |
1 | American money | 1:08 | 菅野よう子 | ||
2 | Fantaisie Sign | 5:20 | Caria Vallet | ||
3 | Don’t bother none | 3:41 | TIM JENSEN | 山根麻衣 | |
4 | Vitamin A | 0:11 | |||
5 | LIVE in Baghdad | 3:23 | Gabriela Robin | 遠藤正明 | |
6 | Cats on Mars | 2:47 | Gabriela Robin | ||
7 | Want it all back | 4:01 | TIM JENSEN | 山根麻衣 | |
8 | Bindy | 2:19 | |||
9 | You make me cool | 3:11 | BRIAN RICHY | 古川昌義 | |
10 | Vitamin B | 0:11 | |||
11 | Green Bird | 1:55 | Gabriela Robin | ||
12 | ELM | 5:05 | |||
13 | Vitamin C | 0:07 | |||
14 | Gateway | 2:58 | |||
15 | The Singing Sea | 4:40 | Cris Mosdell | TULIVU-DONNA CUMBERBATCH | |
16 | The EGG and YOU | 3:44 | |||
17 | Forever Broke | 3:34 | |||
18 | POWER OF KUNG FOOD REMIX | 5:30 |
ハードボイルドSFアニメ「カウボーイビバップ」の3枚目のアルバム。中盤までの曲を収録。
ボーカルナンバーが非常に多い。18曲中8曲、歌詞のないボーカルをいれると9曲にもなる大盤振る舞い。
しかも特定の一話でしか使わなかったトラックが殆どである。
「Fantaisie Sign」「Cat on Mars」は「VITAMINLESS」にも収録。アレンジではなく全く同じ曲なので注意。
注目ポイントはボーカリストである。「Don’t bother none」「Want it all back」の山根麻衣氏は毎度お馴染みだが、他のメンバーがなかなか興味深い。
まず古川昌義氏は、平井堅カバーの「大きなのっぽの古時計」のアレンジもした凄腕セッション・アコースティックギタリスト。シートベルツでのアコギ担当でもあるが、その美声が発揮されているのが今作。
「天空のエスカフローネ」サントラでも一曲ボーカリスト参加をしているので、その際の評価で抜擢されたのではなかろうか。
TULIVU-DONNA CUMBERBATCH氏とCaria Vallet氏は海外を活動拠点にするジャズシンガーである。TULIVU-DONNA CUMBERBATCH氏は後に梶浦由記氏とも共演することになる。
一番のサプライズはJAM Projectでおなじみの遠藤正明氏による「LIVE in Baghdad」である。彼のようなストレートなアニメソングシンガーと菅野よう子氏の共演は珍しい(福山芳樹氏との共演などもあるが)。
「ヘヴィメタル・クイーン」にて使用されたトラックで、ラウド系のボイスが轟く文字通りのヘヴィメタル、或いはパワーメタルである。
たまーにソロライブで遠藤氏が歌ったりする遠ちゃんファン必聴の一曲である。
勿論インストゥルメンタルも印象的であるが、比較的ジャズ感の薄いトラックをまとめられた印象。
最後の一曲「POWER OF KUNG FOOD REMIX」は劇中では使用されていない、OP「Tank!」のリミックスヴァージョン。
遊び心とクセの強いリミックスなので「コレジャナイ!」とはなる人もいるかもしれない。
ジャケットイラストは川元利浩氏で、メインキャラ、フェイを描いているが、そのモデルは声優の坂本真綾嬢(ビバップには声優での参加のみなのに!)。
デザインはこれまたどこかで見たことあるクラシカルジャズLP。担当はmach55GO。
ボーカルナンバーが非常に多い。18曲中8曲、歌詞のないボーカルをいれると9曲にもなる大盤振る舞い。
しかも特定の一話でしか使わなかったトラックが殆どである。
「Fantaisie Sign」「Cat on Mars」は「VITAMINLESS」にも収録。アレンジではなく全く同じ曲なので注意。
注目ポイントはボーカリストである。「Don’t bother none」「Want it all back」の山根麻衣氏は毎度お馴染みだが、他のメンバーがなかなか興味深い。
まず古川昌義氏は、平井堅カバーの「大きなのっぽの古時計」のアレンジもした凄腕セッション・アコースティックギタリスト。シートベルツでのアコギ担当でもあるが、その美声が発揮されているのが今作。
「天空のエスカフローネ」サントラでも一曲ボーカリスト参加をしているので、その際の評価で抜擢されたのではなかろうか。
TULIVU-DONNA CUMBERBATCH氏とCaria Vallet氏は海外を活動拠点にするジャズシンガーである。TULIVU-DONNA CUMBERBATCH氏は後に梶浦由記氏とも共演することになる。
一番のサプライズはJAM Projectでおなじみの遠藤正明氏による「LIVE in Baghdad」である。彼のようなストレートなアニメソングシンガーと菅野よう子氏の共演は珍しい(福山芳樹氏との共演などもあるが)。
「ヘヴィメタル・クイーン」にて使用されたトラックで、ラウド系のボイスが轟く文字通りのヘヴィメタル、或いはパワーメタルである。
たまーにソロライブで遠藤氏が歌ったりする遠ちゃんファン必聴の一曲である。
勿論インストゥルメンタルも印象的であるが、比較的ジャズ感の薄いトラックをまとめられた印象。
最後の一曲「POWER OF KUNG FOOD REMIX」は劇中では使用されていない、OP「Tank!」のリミックスヴァージョン。
遊び心とクセの強いリミックスなので「コレジャナイ!」とはなる人もいるかもしれない。
ジャケットイラストは川元利浩氏で、メインキャラ、フェイを描いているが、そのモデルは声優の坂本真綾嬢(ビバップには声優での参加のみなのに!)。
デザインはこれまたどこかで見たことあるクラシカルジャズLP。担当はmach55GO。