Cowboy Bebop remixes music for freelance
Cowboy Bebop remixes music for freelance
オススメ度 ★★★★☆
発売:1999年6月2日(2012年12月21日再販) 収録時間:44分 定価:2625円 レーベル:ビクターエンタテインメント
シートベルツによる珠玉の楽曲を8曲、クラブ・ミュージックテイストにアレンジしたCD。
そのために呼ばれた8組のアーティストは渡辺信一郎監督自身のチョイスである。
「2072年4月24日に放送されたラジオ「ラジオ・フリー・マーズ」を収録したもの」というコンセプト。
若干とっつきにくいが、クラブアレンジは流石にクオリティが高い。
No. | 曲名 | 時間 | 作曲 | 編曲 |
1 | Radio free mars talk1 | 1:14 | ||
2 | Tank!(Luke Vibert Remix) | 3:37 | 菅野よう子 | Luke Vibert |
3 | Radio free mars talk2 | 0:39 | ||
4 | Forever Broke(Fila Brazillia Remix) | 5:23 | 菅野よう子 | Fila Brazillia |
5 | Radio free mars talk3 | 0:35 | ||
6 | Cats on Mars(DMX Krew Remix) | 3:50 | 菅野よう子 | DMX Krew |
7 | Radio free mars talk4 | 0:49 | ||
8 | Piano Black(Ian O’Brien Remix) | 6:51 | 菅野よう子 | Ian O’Brien |
9 | Cat Blues(Mr.Scruff Remix) | 4:50 | Mr.Scruff | |
10 | Radio free mars talk5 | 0:45 | ||
11 | Fe(DJ Vadim Remix) | 3:50 | 菅野よう子 | DJ Vadim |
12 | Fantaisie Sign(Ian Pooley Remix) | 5:19 | Ian Pooley | |
13 | Radio free mars talk6 | 0:27 | ||
14 | Space Lion(4 Hero Remix) | 6:19 | 菅野よう子 | 4 Hero |
15 | Radio free mars talk7 | 0:23 |
菅野よう子・シートベルツによるジャズの数々を、クラブ・ミュージック風にアレンジしてみました、というアルバム。
架空のバンドであるシートベルツの音楽を、「2072年4月24日に放送されたラジオ番組「ラジオ・フリー・マーズ」をそのまま収録した」という設定。
火星付近では伝説的な海賊放送であり、太陽系を股にかけるトラッカー達や若者に大人気だとかなんとか。
ノイズや電波障害のような音もそういう設定から来るものだとかなんとかかんとか。
8組のアレンジアーティストは、クラブミュージックに熱い思い入れがあって企画を立てた渡辺信一郎監督が、普段から好きでよく聴いている人達はばかりだそうな。
それぞれのアーティストもサントラの原盤を聞いてもらうと皆快諾したとのこと。
イギリス・ドイツ・ロシアと各国を跨ぐチョイスによるアーティストたちは、揃いも揃って実力者揃い。
初っ端、「Tank!」をアレンジするLuke Vibertブレイクビーツを基盤に多岐に渡り活躍するイギリス生まれで、今作でもエレクトロニカとビッグバンドジャズが華麗に融合している。
ポップテイストが売りのDMX Krewは元々がポップの「Cat on Mars」をアレンジし、完全に違和感はない。
ラストはドラムン・ベースの猛者4 Heroが「SPACE LION」をノスタルジィに仕上げる。
ラジオ風の構成は賛否。個人的には楽しいので良しとしたい。
ブックレットは裏話とミキサー紹介、そして設定文章とラジオトークの日本語訳。
ジャケットイラストは山根公敏と今掛勇。デザイン担当はPrototype 21。
人を選ぶ一枚。ビバップを集めるときには最後に回すといいだろう。
架空のバンドであるシートベルツの音楽を、「2072年4月24日に放送されたラジオ番組「ラジオ・フリー・マーズ」をそのまま収録した」という設定。
火星付近では伝説的な海賊放送であり、太陽系を股にかけるトラッカー達や若者に大人気だとかなんとか。
ノイズや電波障害のような音もそういう設定から来るものだとかなんとかかんとか。
8組のアレンジアーティストは、クラブミュージックに熱い思い入れがあって企画を立てた渡辺信一郎監督が、普段から好きでよく聴いている人達はばかりだそうな。
それぞれのアーティストもサントラの原盤を聞いてもらうと皆快諾したとのこと。
イギリス・ドイツ・ロシアと各国を跨ぐチョイスによるアーティストたちは、揃いも揃って実力者揃い。
初っ端、「Tank!」をアレンジするLuke Vibertブレイクビーツを基盤に多岐に渡り活躍するイギリス生まれで、今作でもエレクトロニカとビッグバンドジャズが華麗に融合している。
ポップテイストが売りのDMX Krewは元々がポップの「Cat on Mars」をアレンジし、完全に違和感はない。
ラストはドラムン・ベースの猛者4 Heroが「SPACE LION」をノスタルジィに仕上げる。
ラジオ風の構成は賛否。個人的には楽しいので良しとしたい。
ブックレットは裏話とミキサー紹介、そして設定文章とラジオトークの日本語訳。
ジャケットイラストは山根公敏と今掛勇。デザイン担当はPrototype 21。
人を選ぶ一枚。ビバップを集めるときには最後に回すといいだろう。