DARKER THAN BLACK-流星の双子-オリジナル・サウンドトラック
DARKER THAN BLACK-流星の双子-オリジナル・サウンドトラック
オススメ度 ★★★★☆
発売:2009年12月23日 収録時間:67分 定価:3150円 レーベル:アニプレックス
「DTB」を継いだのはテレビ版「HELLSING」で猛威を振るったミュージシャン・石井妥師。
ベーシストである彼の生み出すサウンドはバリバリの低音を効かせたアンニュイな香り漂う石井式ロック・バラードサウンド。
曲のタイトルからも分かるように、独特な感性が光る氏のギザギザなサウンドだが、少し人を選ぶかもしれない。
そして、またしても未収録が……!
N0. | 曲名 | 時間 | 作曲 | 編曲 | 作詞 | 歌 |
1 | Dive into the 9 | 3:55 | 石井妥師 | |||
2 | 猛犬ケルベロス | 3:44 | ||||
3 | ギャラクシー・トレイン | 4:38 | ||||
4 | No.23 | 3:46 | ||||
5 | Soul Fusion | 4:02 | 石井妥師 | |||
6 | ジーザス・クラウド | 3:35 | ||||
7 | 迦楼羅炎~karuraen~ | 3:15 | ||||
8 | 吹禅霊花”komusou” | 3:54 | ||||
9 | サイキック・コンタクト | 3:45 | ||||
10 | 稲妻フラッシュ短歌 | 2:22 | ||||
11 | 月光菩薩の涙 | 3:05 | ||||
12 | ブランニュー・ハピネス | 3:58 | 石井妥師 | |||
13 | Fire~あれ一本火事の元~ | 1:38 | ||||
14 | 笑う金剛童子 | 4:00 | ||||
15 | アングラ・ソフィア | 4:18 | 石井妥師 | |||
16 | ヤハウェの森 | 3:03 | ||||
17 | 如幻ミッドナイトタウン | 4:43 | 石井妥師 | |||
18 | 寂滅のセレナーデ | 2:05 | ||||
19 | ツキアカリのミチシルベ (TV size) | 1:34 | AIMI | ステレオポニー、BOND、mw | AIMI | ステレオポニー |
20 | From Dusk Till Dawn(TV size) | 1:30 | 柴崎浩 | abingdon boys school | 西川貴教 |
abingdon boys school
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「DARKER THAN BLACK」の第2期「流星の双子」の音楽は、菅野よう子氏に変わって、石井妥師氏となった。
その結果、スタイリッシュなジャズスタイルから離れ、アンニュイなギターサウンドが映像に入りこむこととなる。しかし、その根底にあるクールなハードボイルドさは無くなっていない。
石井氏が以前アニメ劇伴を担当したテレビ版「HELLSING」でも披露したギザギザバリバリの低音ギター・ベースが光る。
1曲目の「Dive into the 9」が、導入でありこのアルバムを代表する曲である。爆音で流したい低音ギターサウンドと、石井氏特有のアンニュイなボーカル、これが石井妥師だ!と言わんばかり。
一転して一話で使用された「ブランニュー・ハピネス」や「Fire~あれ一本火事の元~」など、不思議な落ち着きのある曲もある。
「アングラ・ソフィア」などもそうだろう。ワイルドさだけじゃない自己主張の仕方がなかなか聞かないタイプの雰囲気を醸し出す。
決して「菅野よう子さんじゃない!」などとがっかりする必要の無い面白い音楽である。
ジャズでなくとも「DTB」のダークな世界観は正確に表現できている。
アッパーな前述のサウンドと、ノクターンじみたボーカル曲・バラードの一本調子であることは否めない部分はある。味わい深い構成ではあるものの、イマイチ入り込めなかったりすると全くピンと来ないアルバムかもわからない。
クセが非常に強いので、本編を見た時に拒否反応が出た方は買わない方がいいかも。
しかし!またもや物申したいのは例によって未収録がたくさんあることである。そして、挿入歌アルバムと未収録サウンドトラックは、またもDVD特典に……
ジャケットイラストは小森高博氏、デザインはTsuyoshi Kusano氏。
その結果、スタイリッシュなジャズスタイルから離れ、アンニュイなギターサウンドが映像に入りこむこととなる。しかし、その根底にあるクールなハードボイルドさは無くなっていない。
石井氏が以前アニメ劇伴を担当したテレビ版「HELLSING」でも披露したギザギザバリバリの低音ギター・ベースが光る。
1曲目の「Dive into the 9」が、導入でありこのアルバムを代表する曲である。爆音で流したい低音ギターサウンドと、石井氏特有のアンニュイなボーカル、これが石井妥師だ!と言わんばかり。
一転して一話で使用された「ブランニュー・ハピネス」や「Fire~あれ一本火事の元~」など、不思議な落ち着きのある曲もある。
「アングラ・ソフィア」などもそうだろう。ワイルドさだけじゃない自己主張の仕方がなかなか聞かないタイプの雰囲気を醸し出す。
決して「菅野よう子さんじゃない!」などとがっかりする必要の無い面白い音楽である。
ジャズでなくとも「DTB」のダークな世界観は正確に表現できている。
アッパーな前述のサウンドと、ノクターンじみたボーカル曲・バラードの一本調子であることは否めない部分はある。味わい深い構成ではあるものの、イマイチ入り込めなかったりすると全くピンと来ないアルバムかもわからない。
クセが非常に強いので、本編を見た時に拒否反応が出た方は買わない方がいいかも。
しかし!またもや物申したいのは例によって未収録がたくさんあることである。そして、挿入歌アルバムと未収録サウンドトラックは、またもDVD特典に……
ジャケットイラストは小森高博氏、デザインはTsuyoshi Kusano氏。