FINAL FANTASY Ⅹ-2 Original Soundtrack

FINAL FANTASY Ⅹ-2 Original Soundtrack

オススメ度 ★★★★☆

発売:2003年3月31日 収録時間:138分 定価:3833円 レーベル:エイベックス・トラックス



PS2最初のFFとして人気を博した「Ⅹ」の、熱い要望に応えた(?)その後を描いた続編が今作。
植松伸夫氏どころか「Ⅹ」のコンポーザーは一人も参加していない。
今作を担当するのは松枝賀子氏と江口貴勅氏の二人。
これまでと全く毛色の違う今作、評価もまた十人十色である。ちなみに、悪名高きCCCDである。


N0.Disc 1 曲名時間作曲編曲作詞
1久遠~光と波の記憶~2:36松枝賀子、江口貴勅
2Real Emotion4:02原一博h-wonderKenn Kato倖田來未
3ユリパ ファイトNo.11:28松枝賀子、江口貴勅
4ユウナのテーマ2:50
5ユリパ ファイトNo.21:58
6ミッションコンプリート1:34
7スフィアハンター・カモメ団2:45
8ミッションスタート2:53
9ガガゼト山3:36
10ユリパ ファイトNo.32:43
11ゲームオーバー0:15
12ルブラン様はなんでもアリ!1:43
13お熱いのをくれてやるよ2:06
14シューインのテーマ3:39
15ビサイド2:46
16キーリカ2:15
17ルカ1:43
18ミヘン街道2:16
19キノコ岩街道1:53
20青年同盟2:36
21マキナ派1:44
22グアドサラム1:41
23雷平原1:14
24マカラーニャの森2:54
25ビーカネル砂漠1:51
26新エボン党1:34
27ナギ平原1:50
28ザナルカンド遺跡2:29
29スフィアハンター1:52
30寺院1:12
31緊迫1:47
N0.Disc 2 曲名時間作曲編曲作詞
1カモメ団マーチ2:30松枝賀子、江口貴勅
2大いなる存在1:29
3おやすみ0:15
4不安2:11
5潜入!ルブランのアジト1:41
6リュックのテーマ2:07
7チョコボ1:47
8パインのテーマ2:37
9べベルの秘密1:12
10アンダーベベル1:59
11ユウナのバラード2:58
12お助け屋カモメ団2:19
13オラたちのデバンだなや2:57
14迷宮1:41
15混乱1:40
16召喚獣1:05
17異界の深淵2:21
18久遠~楽団員さんの演奏~3:32
191000の言葉(FF10-2 Mix)6:02野島一成倖田來未
20洞窟の悪夢1:17
21アカギ隊3:02
22ヴェグナガン起動2:29
23激突1:32
24死闘1:20
25破滅2:57
26終焉2:31
271000の言葉~時を越えた想い~(Piano Version)3:43
28エンディング~また会う日まで~2:09
291000の言葉(Orchestra Version)6:28野島一成倖田來未
30エピローグ~再会~3:26
 傑作「Ⅹ」の続編としてかなり早いスパンで発売されたのが本作「Ⅹ-2」。
 植松氏や浜渦氏、中野氏などといった前作スタッフは関わっておらず、別の作曲家が呼ばれてきた。

 今作の音楽を担当するのは、松枝賀子氏と江口貴勅氏の二人。
 江口氏はアレンジャーとして幅広く活動しており、特別スクエニと関連している人ではない。
 実は松枝氏の学生時代からの友人とのこと。故に過去の仕事も関わってもらっているそう。

 「Ⅹ-2」のサウンドはかなりクセが強い。
 例えば、戦闘関係の曲は全体的にキーボードとギターがぐるぐる唸っており、全くと言っていいほどFFらしさは無い。
 楽器的に小ワザが聞いたような音が多いため、実機で聞こえてくる音は悪く印象付けられてしまうだろう。
 しかし実際CD音源で聞いてみると、意外と色んな音が聞こえてきて面白い。

 その路線の弱点としては、ボス戦などのスケールが上がる場面になるにつれて表現力がおっつかなくなっているところ。
 「破滅」「終焉」などはクライマックスの動的音楽にしてはちょっとおとなしいくらい。
 ループも全体的に短いので今までのFFと比べてしまうと力強さを感じないかもしれない。

 今作の最大の聴きどころはピアノサウンドにほかならない。
 メインテーマである「久遠」や随所で哀愁を漂わせる「ユウナのバラード」など、ピアノが演出のキモとなっている。
 「キーリカ」などもピアノメインでアジアンな匂いがなんとなく香り、一つ技を感じる。

 「ビサイド」は最たる名曲。実機でもそのピアノが美しく聞こえてきたが、CDだとパーカスなども聞こえて実に楽しい。
 「エピローグ~再会~」でメロディが使われてることもあり、本作の「裏メインテーマ」であると言える。

 物議を醸す倖田來未による主題歌は、なんだかんだそこまで悪印象は抱いていない。
 「1000の言葉」などは演出的にもうまいこと機能していたと思う。オケ版も良い。

 問題がひとつ。倖田來未主題歌のためか、販売元がエイベックスになっている。同時に、なんとあのCCCD(コピーコントロール)での発売。
 音質的に多くの不評を買う形式だが、本作は元々がかなり良質な録音をしているのか全く気にならない。
 あと、ブツ切りで次の曲に入るのもちょっとヤだ。
 クセが非常に強いが、合えば意外とスルメ。植松サウンドを食べ過ぎたあたりで一口どうぞ。

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