H2 オリジナル・サウンドトラック
H2 オリジナル・サウンドトラック
オススメ度 ★★★★☆
発売:1995年9月6日 収録時間:45分 定価:3000円 レーベル:キングレコード
あだち充による名作野球青春マンガ「H2」。
音楽には活動初期の岩代太郎氏が抜擢されている。
青春音楽というだけあって全体的に爽やかな構成で、
気持ちの良いサックスを主体としたイージーリスニングが展開する。
No. | 曲名 | 時間 | 作曲 | 編曲 | 作詞 | 歌 |
1 | 虹のグランドスラム (H2メインキャラヴァージョン) | 4:28 | 久保田利伸 | 久保田利伸、 柿崎洋一郎 | 久保田利伸 | 今村恵子、古本新之輔、 宮本充、鈴木真仁 |
2 | ALL OF YOUNGSTAR | 4:52 | 岩代太郎 | |||
3 | HIGH SCHOOL MORNING | 3:34 | ||||
4 | BASEBALL HERO | 2:05 | ||||
5 | HIGH SCHOOL WINDS | 3:30 | ||||
6 | HIGH SCHOOL ROAD | 3:34 | ||||
7 | ゆるやかな虹のように | 5:45 | 西脇唯 | 武部聡志 | 西脇唯 | |
8 | A PASSAGE TO BASEBALL | 3:19 | 岩代太郎 | |||
9 | HIGH SCHOOL MELODY | 2:12 | ||||
10 | THE CROSSING | 2:24 | ||||
11 | YOUTHFUL ZONE | 2:08 | ||||
12 | FAR AND AWAY | 2:28 | ||||
13 | 「二人」に帰ろう | 4:56 | 西脇唯 | 武部聡志 | 西脇唯 |
少年サンデーにて連載されていたあだち充氏の野球青春マンガ「H2」。
実はアニメ化も実写かもしているが、「タッチ」や「クロスゲーム」と比べると一般の知名度が薄め。
音楽は岩代太郎氏。劇判活動初期どころか、実は本作が初アニメ。
しかも名前を有名にした「白線流し」より一年前に製作しているという貴重な活動記録。
だからこそ、岩代氏の「原点」とも呼べる部分がここにはあるのではなかろうか。
青春モノの音楽ということで、爽やかさが何よりも重要。
岩代氏がそこで使ったのはサックスをメインにしたイージーリスニングだ。
軽いフュージョン的なノリやアコースティックを用いての若さや疾走感が溢れる、和田薫氏の「To Heart」が思い出される。
収録時間こそ短いが、一曲の時間が長いことも相まって、かなり気持ち良いアルバム構成になっている。少年漫画のアニメ音楽にも拘わらず「キッズアニメ音楽」的文法は使われていない。
むしろ曲の長さからも分かるように、インストアルバムとしても通用するような仕様だ。
近年の岩代氏からはあまり聞けなさそうなキャッチ―で聴き易い作風が詰まっている。
ちなみに西脇唯氏の挿入歌、EDはオリジナルバージョンのフル収録だが、OP曲「虹のグランドスラム」は久保田利伸氏のオリジナル版ではなく声優版なので注意。
サイトによってはこの表記がされていないことが多いので間違えないように。
ジャケットイラストは町田智浩氏。デザインは安田浩樹氏(サン・アート)。
実はアニメ化も実写かもしているが、「タッチ」や「クロスゲーム」と比べると一般の知名度が薄め。
音楽は岩代太郎氏。劇判活動初期どころか、実は本作が初アニメ。
しかも名前を有名にした「白線流し」より一年前に製作しているという貴重な活動記録。
だからこそ、岩代氏の「原点」とも呼べる部分がここにはあるのではなかろうか。
青春モノの音楽ということで、爽やかさが何よりも重要。
岩代氏がそこで使ったのはサックスをメインにしたイージーリスニングだ。
軽いフュージョン的なノリやアコースティックを用いての若さや疾走感が溢れる、和田薫氏の「To Heart」が思い出される。
収録時間こそ短いが、一曲の時間が長いことも相まって、かなり気持ち良いアルバム構成になっている。少年漫画のアニメ音楽にも拘わらず「キッズアニメ音楽」的文法は使われていない。
むしろ曲の長さからも分かるように、インストアルバムとしても通用するような仕様だ。
近年の岩代氏からはあまり聞けなさそうなキャッチ―で聴き易い作風が詰まっている。
ちなみに西脇唯氏の挿入歌、EDはオリジナルバージョンのフル収録だが、OP曲「虹のグランドスラム」は久保田利伸氏のオリジナル版ではなく声優版なので注意。
サイトによってはこの表記がされていないことが多いので間違えないように。
ジャケットイラストは町田智浩氏。デザインは安田浩樹氏(サン・アート)。