H2 オリジナル・サウンドトラック2
H2 オリジナル・サウンドトラック2
オススメ度 ★★★☆☆
発売:1996年3月6日 収録時間:65分 定価:3000円 レーベル:キングレコード
あだち充による名作野球青春マンガ「H2」。
音楽は1枚目に引き続き岩代太郎氏。
心地よい青春音楽も継続している。
しかし看板を張れる曲は1枚目に集中してしまっている。
No. | 曲名 | 時間 | 作曲 | 編曲 | 作詞 | 歌 |
1 | 白球と君 | 1:50 | 岩代太郎 | |||
2 | BACK TO GROUND | 4:29 | 鵜島仁文 | 岸利至 | 鵜島仁文 | |
3 | もうひとつのプレイボール | 2:02 | 岩代太郎 | |||
4 | FAR AWAY | 4:27 | 鵜島仁文 | SYS | 鵜島仁文 | 古本新之輔 |
5 | 勇気のファインプレイ | 3:36 | 岩代太郎 | |||
6 | 対峙 | 1:50 | ||||
7 | 不安と後悔 | 1:10 | ||||
8 | 木洩れ陽の中で | 3:53 | 水島康貴 | SYS | 吉江阿季 | 今村恵子 |
9 | 静かな熱情 | 2:37 | 岩代太郎 | |||
10 | プレイ、快調! | 2:04 | ||||
11 | 放課後の青春 | 2:11 | ||||
12 | 星になった願い~Heartful Dreamer~ | 4:22 | 柴矢俊彦 | SYS | 藤林聖子 | 鈴木真仁 |
13 | あふれる想い | 2:09 | 岩代太郎 | |||
14 | 緊迫… | 0:59 | ||||
15 | 闘争心 | 2:46 | ||||
16 | プレイボール、再び | 2:12 | ||||
17 | 激戦 | 2:10 | ||||
18 | エールが聞こえる | 5:54 | 岩代太郎 | SYS | 木本慶子 | 宮本充 |
19 | 交錯 | 2:16 | 岩代太郎 | |||
20 | 友と学園 | 1:50 | ||||
21 | 明日への力 | 1:57 | ||||
22 | 永遠の約束 | 4:05 | ||||
23 | 予告 | 0:32 | ||||
24 | 絶対会えてよかった | 3:55 | 南利一 | 岩崎文紀 | 西脇唯 | 吉村麻希 |
少年サンデーにて連載されていたあだち充氏の野球青春マンガ「H2」。
初めてアニメ音楽を担当した岩代太郎氏によるサントラの2枚目である。
サックスの光る青春イージーリスニングは前作に引き続き健在。
とにかく爽やかさ一点重視の作風は90年代ドラマ的でよろしい。
しかし気になるのは一枚目に上澄みを収録し切ってしまったが故の物足りなさである。
一曲単位の時間の短さから分かるように、劇判的でシステマチックな音楽が一枚目より増えている。
前作がBGMとして、一曲としての完成度がかなり高いものが多かったがためにこうした寄せ集め感が出てしまうのは仕方がないことではあるが……。
勿論「永遠の約束」のような後半用のキメ音楽もあるにはあるが、挿入歌、キャラクターソングのインパクトに薄れてしまっている印象。
劇判っぽい曲が増えると同時に打ち込みも増えてきて、青春音楽の完成度にばらつきが発生している部分もある。
一応一時間越えでアルバムらしさは整っているものの、歌の多さを考えると妥当。
一枚目程の疾走感は得られないものの、初期岩代太郎氏の一枚として聞くことはできる。90年代ドラマ的なサントラがこの皆場合もまたおすすめ可能だ。
ジャケットイラストは町田智浩氏。デザインは安田浩樹氏(サン・アート)。
初めてアニメ音楽を担当した岩代太郎氏によるサントラの2枚目である。
サックスの光る青春イージーリスニングは前作に引き続き健在。
とにかく爽やかさ一点重視の作風は90年代ドラマ的でよろしい。
しかし気になるのは一枚目に上澄みを収録し切ってしまったが故の物足りなさである。
一曲単位の時間の短さから分かるように、劇判的でシステマチックな音楽が一枚目より増えている。
前作がBGMとして、一曲としての完成度がかなり高いものが多かったがためにこうした寄せ集め感が出てしまうのは仕方がないことではあるが……。
勿論「永遠の約束」のような後半用のキメ音楽もあるにはあるが、挿入歌、キャラクターソングのインパクトに薄れてしまっている印象。
劇判っぽい曲が増えると同時に打ち込みも増えてきて、青春音楽の完成度にばらつきが発生している部分もある。
一応一時間越えでアルバムらしさは整っているものの、歌の多さを考えると妥当。
一枚目程の疾走感は得られないものの、初期岩代太郎氏の一枚として聞くことはできる。90年代ドラマ的なサントラがこの皆場合もまたおすすめ可能だ。
ジャケットイラストは町田智浩氏。デザインは安田浩樹氏(サン・アート)。