.hack//Roots O.S.T.
.hack//Roots O.S.T.
オススメ度 ★★★★☆
発売:2006年6月28日 収録時間:54分 定価:2940円 レーベル:ビクターエンタテインメント
「Avenger」と同じ布陣で臨む「.hack//Roots」のサウンドトラック。
上記のとおり「Avenger」と同じくALI PROJECTが音楽を担当する。
平野義久氏のオケ、クラシックの引用などもいつも通り。構成も安心。
ファンタジックな様相が、ゲーム世界である.hackの世界観にマッチした。
N0. | 曲名 | 時間 | 作曲 | 編曲 | 作詞 | 歌 |
1 | GOD DIVA | 4:15 | 片倉三起也 | 片倉三起也 | 宝野アリカ | ALI PROJECT |
2 | from midst of town | 4:13 | ALI PROJECT | |||
3 | young knight and priestess | 2:31 | ||||
4 | indian summer | 1:55 | ||||
5 | little reliance | 1:34 | ||||
6 | in The World | 5:03 | 片倉三起也 | 宝野アリカ | ALI PROJECT | |
7 | friendly like in a childhood | 2:11 | ALI PROJECT | |||
8 | be elegant | 1:16 | ||||
9 | 白堊病棟 | 5:10 | 片倉三起也 | 宝野アリカ | ALI PROJECT | |
10 | indulgence | 3:05 | ALI PROJECT | |||
11 | shining of breast | 3:02 | ||||
12 | immoral cascade | 2:31 | ||||
13 | 殉教者の指 | 4:20 | 片倉三起也 | 宝野アリカ | ALI PROJECT | |
14 | lost ground | 3:11 | ALI PROJECT | |||
15 | sluggish heart | 2:56 | ||||
16 | dwindled bible | 2:26 | ||||
17 | wolf in winter | 1:57 | ||||
18 | Silly-Go-Round[TV Ver.] | 1:36 | 梶浦由記 |
FictionJunction YUUKA
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19 | 亡國覚醒カタルシス[TV Ver.] | 1:34 | 片倉三起也 | 宝野アリカ | ALI PROJECT |
「.hack//G.U.」の前日談となるアニメ「.hack//Roots」のサウンドトラック。
スタッフは「Avenger」と共通する方々が多く、音楽もALI PROJECTが担当する。
オーケストレーションはいつも通りの平野義久氏。
シリーズ本流の音楽担当である梶浦由記氏の音楽に対してかなり相性がよく、この「中2」感は本家の雰囲気とよく似ている。
その「中2」感はデメリットでもなんでもなく、それこそが「.hack」の流儀である!とも言いたげな片倉三起也氏の作曲が物を言う一枚である。
冒頭「GOD DIVA」はいきなり本作でも最も人気のある曲だ。
確かにインパクトが凄まじく、イントロが「夜の女王のアリア」のあのフレーズで、宝野アリカ嬢がそれを歌えてしまっている。
本場のオペラと比べるなんてのは野暮。アニメサントラでいきなりこれをかますこと自体が粋なんじゃと言わんばかりである。
基本的には打ち込み・弦楽・オーケストラといつも通りのアリプロの雰囲気作り。
オケの作りは「.hack」をゲームとしてというよりファンタジーと解釈しているような感じ。
「Roots」の持つ中二っぽさがここでもうまく反映されていて、好きな人にはたまらないだろう。
いいな、と思えるのは「In The World」。アリプロによる「The World」の解釈がここに詰まっている。
壮大なオケに対してラブソングめいたところまでスケールの縮まる歌詞のアンバランスさが良い。
アリカ嬢、片倉氏のセンスと「.hack」が交わった瞬間であると言える。
ラスト端っこに寄せられたようなOPEDのテレビサイズを除けば、構成も文句なし。
アリプロらしさと「.hack」らしさを兼ね備えた良盤である。これでOPEDがフルサイズならば、とも思えるが。
「Avenger」に引き続けの紙ジャケ。デザインは吉田磨衣子。
スタッフは「Avenger」と共通する方々が多く、音楽もALI PROJECTが担当する。
オーケストレーションはいつも通りの平野義久氏。
シリーズ本流の音楽担当である梶浦由記氏の音楽に対してかなり相性がよく、この「中2」感は本家の雰囲気とよく似ている。
その「中2」感はデメリットでもなんでもなく、それこそが「.hack」の流儀である!とも言いたげな片倉三起也氏の作曲が物を言う一枚である。
冒頭「GOD DIVA」はいきなり本作でも最も人気のある曲だ。
確かにインパクトが凄まじく、イントロが「夜の女王のアリア」のあのフレーズで、宝野アリカ嬢がそれを歌えてしまっている。
本場のオペラと比べるなんてのは野暮。アニメサントラでいきなりこれをかますこと自体が粋なんじゃと言わんばかりである。
基本的には打ち込み・弦楽・オーケストラといつも通りのアリプロの雰囲気作り。
オケの作りは「.hack」をゲームとしてというよりファンタジーと解釈しているような感じ。
「Roots」の持つ中二っぽさがここでもうまく反映されていて、好きな人にはたまらないだろう。
いいな、と思えるのは「In The World」。アリプロによる「The World」の解釈がここに詰まっている。
壮大なオケに対してラブソングめいたところまでスケールの縮まる歌詞のアンバランスさが良い。
アリカ嬢、片倉氏のセンスと「.hack」が交わった瞬間であると言える。
ラスト端っこに寄せられたようなOPEDのテレビサイズを除けば、構成も文句なし。
アリプロらしさと「.hack」らしさを兼ね備えた良盤である。これでOPEDがフルサイズならば、とも思えるが。
「Avenger」に引き続けの紙ジャケ。デザインは吉田磨衣子。