HELLSING OVA SERIES Original Sound Track BLACK DOG
HELLSING OVA SERIES Original Sound Track BLACK DOG
オススメ度 ★★★★★
発売:2008年3月21日 収録時間:49分 定価:2835円 レーベル:ジェネオン エンタテインメント
4年近くの時を経てOVAでリメイクされた「HELLSING」。
二の轍を踏まないためにも音楽はテレビと同等、或いはそれ以上のクオリティを期待された。
抜擢されたのは「レイアース」「神のみ」やゲームでも活躍する松尾早人氏。
ワルシャワ・フィルを使った強烈なオケや、ダークなロックがモノを言う。
N0. | 曲名 | 時間 | 作・編曲 | 作詞 |
1 | Song of DEMETER | 3:47 | 松尾早人 | 濱田真美 |
2 | TARGET INSIGHT | 2:23 | ||
3 | 伯爵立つ! | 3:59 | ||
4 | 黒犬とムカデの行進 | 3:52 | ||
5 | 千の牙 万の瞳 | 3:58 | ||
6 | EMIA | 3:30 | ||
7 | 狗の刻 | 2:26 | ||
8 | 死臭風と血飛沫 | 5:14 | ||
9 | Badrick | 2:46 | ||
10 | 狗の糞 | 3:02 | ||
11 | Shotgun Circus | 3:31 | ||
12 | 魔界境界線 | 4:44 | ||
13 | 百萬発弾 | 2:30 | ||
14 | Cromwell | 3:40 | ||
15 | Die Fledermaus | 4:16 | ||
16 | SHINOBIASHI SASURIASHI | 3:45 | ||
17 | Gradus vita | 2:35 | 濱田真美 |
不評だったテレビアニメから数年越し、OVAで「HELLSING」が忠実かつハイクオリティでリメイクされた。
クオリティの持続とスタッフの逃亡の噂などで中々進行しなかった「HELLSING」のサントラが本作。
音楽担当は松尾早人氏。
派手さと繊細さを兼ね備えたオーケストレーションが好印象で、本作ではワルシャワ・フィルを演奏に使っている。
ワルシャワ・フィルのオーケストラと、プログレ臭たっぷりの打ち込みやロックが本作の魅力。
そして冒頭「Song of DEMETER」で宗教音楽臭い合唱オケをかますのがまた「HELLSING」らしいというか。
「黒犬とムカデの行進」「EMIA」などでも松尾氏のえげつないオケ使いが止まる気配を見せない。
松尾氏のオーケストレーションといえば「涼宮ハルヒの消失」などでもお墨付きだが、中でも珠玉の作品になっている。
よく見ればギターに今堀恒雄氏が参加しているのだから、それはプログレ感も出るはずである。
鋭い音の打ち込みが際立つ「TARGET INSIGHT」、「千の牙 万の瞳」などテクノ系のものや、ぐにゃっとベースとドラムが唸る「Shotgun Circus」やバイオリンも絡む「Die Fledermaus」などバンドサウンドなプログレも有り。
アンデルセン戦が印象的な「百萬発弾」もドライでクールな打ち込みだ。
そして49分という時間の短さも吹き飛ばすのがEDにも使われる「Gradus vita」だ。
オケはワルシャワ、合唱は日本で録音されている。
こちらに裏話が書いてあって面白いので、読んでみて欲しい。
新生「HELLSING」を代表する曲。これで終わる余韻は中々にたまらない。
ブックレットは手紙状になっていて凝っている。デザインは根津典彦(G-SQUARE)。
実際本編ではTV版OSTの曲も使っており、合わさってたまらない編集となっている。
未収録も多分に多いが、49分の短さが気にならない傑作。
クオリティの持続とスタッフの逃亡の噂などで中々進行しなかった「HELLSING」のサントラが本作。
音楽担当は松尾早人氏。
派手さと繊細さを兼ね備えたオーケストレーションが好印象で、本作ではワルシャワ・フィルを演奏に使っている。
ワルシャワ・フィルのオーケストラと、プログレ臭たっぷりの打ち込みやロックが本作の魅力。
そして冒頭「Song of DEMETER」で宗教音楽臭い合唱オケをかますのがまた「HELLSING」らしいというか。
「黒犬とムカデの行進」「EMIA」などでも松尾氏のえげつないオケ使いが止まる気配を見せない。
松尾氏のオーケストレーションといえば「涼宮ハルヒの消失」などでもお墨付きだが、中でも珠玉の作品になっている。
よく見ればギターに今堀恒雄氏が参加しているのだから、それはプログレ感も出るはずである。
鋭い音の打ち込みが際立つ「TARGET INSIGHT」、「千の牙 万の瞳」などテクノ系のものや、ぐにゃっとベースとドラムが唸る「Shotgun Circus」やバイオリンも絡む「Die Fledermaus」などバンドサウンドなプログレも有り。
アンデルセン戦が印象的な「百萬発弾」もドライでクールな打ち込みだ。
そして49分という時間の短さも吹き飛ばすのがEDにも使われる「Gradus vita」だ。
オケはワルシャワ、合唱は日本で録音されている。
こちらに裏話が書いてあって面白いので、読んでみて欲しい。
新生「HELLSING」を代表する曲。これで終わる余韻は中々にたまらない。
ブックレットは手紙状になっていて凝っている。デザインは根津典彦(G-SQUARE)。
実際本編ではTV版OSTの曲も使っており、合わさってたまらない編集となっている。
未収録も多分に多いが、49分の短さが気にならない傑作。