TVアニメ「ひとひら」オリジナルドラマ&BGMアルバムVol.2(野乃編)
TVアニメ「ひとひら」オリジナルドラマ&BGMアルバムVol.2(野乃編)
オススメ度 ★★★★★
発売:2007年6月27日 収録時間:68分 定価:3150円 レーベル:メディアファクトリー
コミックハイの漫画原作の演劇部アニメ「ひとひら」。
その期待すべきサウンドトラック第二弾である。
一曲一曲のボリュームの強さは相変わらずで、
コーニッシュ氏の実力のうかがい知れる良盤。
N0. | 曲名 | 時間 | 作曲 | 編曲 | 作詞 | 歌 |
1 | 夢、ひとひら(ピアノVer.) | 2:07 | 大久保薫 | コーニッシュ | ||
2 | ひとひら | 2:06 | コーニッシュ | |||
3 | 麦の心象~不安~ | 3:07 | ||||
4 | 麦の心象~挫折~ | 2:30 | ||||
5 | 麦の心象~小さな喜び~ | 1:59 | ||||
6 | 麦の心象~苦悩~ | 2:53 | ||||
7 | 野乃のテーマ~有無を言わさずⅡ~ | 2:41 | ||||
8 | 榊のテーマ~好敵手~ | 2:46 | ||||
9 | 演劇研究会~団欒Ⅱ~ | 2:32 | ||||
10 | 演劇研究会~ハッピーにドタバタ~ | 2:20 | ||||
11 | 芸術の香り | 2:52 | ||||
12 | 夏合宿~海~ | 3:16 | ||||
13 | 橋のある風景~縁~ | 2:38 | ||||
14 | 橋のある風景~雪~ | 2:06 | ||||
15 | クリスマス | 2:11 | ||||
16 | 演劇のテーマ~ひとひら~ | 6:42 | ||||
17 | スマイル(ピアノver.Ⅱ) | 0:43 | ||||
18 | 夢、ひとひら(TVサイズ) | 1:30 | 大久保薫 | 井上日徳 | 木本慶子 | 浅見ユウコ |
19 | オリジナルドラマ#1「今、この時を」 | 11:01 | ||||
20 | オリジナルドラマ#2「想いは、ここに」 | 9:14 | ||||
21 | スマイル(TVサイズ) | 1:31 | コーニッシュ | 木本慶子 | 水橋舞 |
コミックハイで連載されていた演劇部を舞台にした漫画「ひとひら」。
前作が主人公・麦をフィーチャーしていたのに対し、先輩である野乃を取り上げたサントラ第二弾である。
音楽担当は引き続きコーニッシュ氏で、クオリティは前作と比べ全く落ちていない。
2枚とも綺麗に構成されており、どちらかが寄せ集めになっていないのがかなり好印象だ。
特にカレイドスター・ラブライブ的なメインテーマ「ひとひら」や「演劇のテーマ~ひとひら~」のような、キャッチ―でインパクトある曲が2枚目に回っているのがその証拠と言えるだろう。
勿論それ以外の曲も逐一レベルが高く、「麦の心象~不安~」は、およそ劇判において、捨て曲になることの多い「不安」を題材にしているにも拘らず非常に完成度の高い室内管弦を送ってくれる。
しかも恐らく木管の楽器はサンプリングのケが強く、その上でそれを気にさせず、より展開をドラマチックにしているのが凄い。
とにかく劇判的な音楽がほぼ存在しないのが何より好みのポイント。
「SE的にならず、長くてもいいから起承転結のある音楽」が目指された「演劇のテーマ~ひとひら~」は、「ひとひら」のサウンドトラック2枚を合わせても代表できる力を持った名曲である。
最終回クライマックスを彩る「演劇」をBGMという方面から切り結んだ熱い解釈の6分間は、他のサントラでは中々聞けない。
ドラマトラックでは雪野五月氏と川澄綾子氏の名演が光る。「不必要」とは一切感じさせない。
2枚目だろうがクオリティの落ちない良盤。是非とも2枚揃えての入手をオススメしたい。
コーニッシュ氏を遡る上でも避けては通れない作品だろう。
ブックレットには一枚目に引き続き西森章監督のコメントあり。イラストは原作者・桐原いづみ氏。
アートディレクションは井上美代子氏(メディアファクトリー)。デザインは杉本智行氏、小池絵里氏(ブラフマン)
前作が主人公・麦をフィーチャーしていたのに対し、先輩である野乃を取り上げたサントラ第二弾である。
音楽担当は引き続きコーニッシュ氏で、クオリティは前作と比べ全く落ちていない。
2枚とも綺麗に構成されており、どちらかが寄せ集めになっていないのがかなり好印象だ。
特にカレイドスター・ラブライブ的なメインテーマ「ひとひら」や「演劇のテーマ~ひとひら~」のような、キャッチ―でインパクトある曲が2枚目に回っているのがその証拠と言えるだろう。
勿論それ以外の曲も逐一レベルが高く、「麦の心象~不安~」は、およそ劇判において、捨て曲になることの多い「不安」を題材にしているにも拘らず非常に完成度の高い室内管弦を送ってくれる。
しかも恐らく木管の楽器はサンプリングのケが強く、その上でそれを気にさせず、より展開をドラマチックにしているのが凄い。
とにかく劇判的な音楽がほぼ存在しないのが何より好みのポイント。
「SE的にならず、長くてもいいから起承転結のある音楽」が目指された「演劇のテーマ~ひとひら~」は、「ひとひら」のサウンドトラック2枚を合わせても代表できる力を持った名曲である。
最終回クライマックスを彩る「演劇」をBGMという方面から切り結んだ熱い解釈の6分間は、他のサントラでは中々聞けない。
ドラマトラックでは雪野五月氏と川澄綾子氏の名演が光る。「不必要」とは一切感じさせない。
2枚目だろうがクオリティの落ちない良盤。是非とも2枚揃えての入手をオススメしたい。
コーニッシュ氏を遡る上でも避けては通れない作品だろう。
ブックレットには一枚目に引き続き西森章監督のコメントあり。イラストは原作者・桐原いづみ氏。
アートディレクションは井上美代子氏(メディアファクトリー)。デザインは杉本智行氏、小池絵里氏(ブラフマン)