MAGI SOUNDTRACK~To the kingdom of magic~
MAGI SOUNDTRACK~To the kingdom of magic~
オススメ度 ★★★★★
発売:2014年1月22日 収録時間:68分 定価:3150円 レーベル:アニプレックス
週刊少年サンデーの人気漫画「マギ」のサントラ第2弾。
引き続き鷺巣詩郎氏を音楽に据えた豪勢なアルバムである。
ロンドン、ワルシャワ、パリ、東京と四か国を超えて収録されており、
相変わらずオケの壮大さはエヴァ級。
N0. | 曲名 | 時間 | 作・編曲 |
1 | A Storm is Coming to Us All | 3:54 | 鷺巣詩郎 |
2 | L’Arabesque_Fantaisie | 3:22 | |
3 | Make Your Move_playback | 5:11 | |
4 | L’Arabesque_Folie | 3:25 | |
5 | L’Arabesque_Complot | 2:28 | |
6 | Scat Bizarre_La Terre | 3:45 | |
7 | Scat Bizarre_Les Vents_01 | 1:47 | |
8 | Interlude des Vents | 0:43 | |
9 | Scat Bizarre_Les Vents_02 | 2:07 | |
10 | Et ca presage quoi? | 1:13 | |
11 | MYM_Warm Opera | 0:44 | |
12 | L’Arabesque_Danse Toujours | 3:15 | |
13 | Daily Opera_01 | 2:24 | |
14 | Teachers Ship | 2:01 | |
15 | Daily Opera_02 | 2:49 | |
16 | Scat Bizarre_Longtemps | 1:43 | |
17 | Dragon’s Battle | 3:47 | |
18 | Eye of the Dragon | 3:25 | |
19 | L’Arabesque_Sindria | 3:42 | |
20 | Warriors Ship | 3:42 | |
21 | MYM_Youthful Spirit | 0:47 | |
22 | Exclamation de Triomphe | 2:41 | |
23 | Notre Empire_Devastation | 1:38 | |
24 | Cast to Damnation | 3:28 | |
25 | A Battle so Gallant(short version) | 1:42 | |
26 | Wasteland(short version) | 1:44 |
「すもももももも」の大高忍氏原作、少年サンデー連載の「マギ」。
冒険ファンタジーヒット作のアニメ第二期からは、戦争編を描いていく。
音楽は第一期に引き続き「エヴァ」の鷺巣詩郎氏が担当。
「マグノシュタット編」即ち戦争編の音楽を収録しているがために、前作でも聞けた大編成オーケストラはファンタジックなものというよりは攻撃的な様相を示しているように思える。
二期メインテーマと言える冒頭の「A Storm is Coming to Us All」からそれが顕著で、ギターサウンドや合唱など、悪く言えば「マギらしさ」ではなく完全に鷺巣サウンドと化している。
正直「エヴァ」で流れていても何の違和感もない具合である。
鷺巣氏らしさ、というのは氏の作品で常に付きまとう一長一短な部分だが、割と金にモノを言わせている「マギ」ではその勢いで圧倒されてしまうところが大きい。
しかし前作と同じ弱点も背負っており、ジャンルとしてオケ以外のサウンドに手を出しているので、「オーケストラを一時間ガッツリ聞きたい!」という人が拍子抜けしてしまう可能性がある。
前述の通り「マギらしさ」、即ちアラビアン具合がかなり薄れている鷺巣氏の自己主張も、鼻につくように感じられたらそこでおしまい、という危うさも持っている。
とはいえ鷺巣氏の力溢れる音は本物である。安定して豪勢というのは氏の特性とも言える部分だろう。
上記の危うさだって鷺巣氏の音楽を聴き慣れていて初めて感じられるポイントでもあるので、鷺巣氏の音楽に対し苦手意識がなければ何とかなるはず。
ブックレットには鷺巣氏の個人的な話と、「A Storm is Coming to Us All」のミニ楽譜が掲載。
アートディレクションはRyota Nakazono(Masamune Inc.)、
デザインはShinnosuke Yoshida、Yukio Okamoto(Masamune Inc.)。
冒険ファンタジーヒット作のアニメ第二期からは、戦争編を描いていく。
音楽は第一期に引き続き「エヴァ」の鷺巣詩郎氏が担当。
「マグノシュタット編」即ち戦争編の音楽を収録しているがために、前作でも聞けた大編成オーケストラはファンタジックなものというよりは攻撃的な様相を示しているように思える。
二期メインテーマと言える冒頭の「A Storm is Coming to Us All」からそれが顕著で、ギターサウンドや合唱など、悪く言えば「マギらしさ」ではなく完全に鷺巣サウンドと化している。
正直「エヴァ」で流れていても何の違和感もない具合である。
鷺巣氏らしさ、というのは氏の作品で常に付きまとう一長一短な部分だが、割と金にモノを言わせている「マギ」ではその勢いで圧倒されてしまうところが大きい。
しかし前作と同じ弱点も背負っており、ジャンルとしてオケ以外のサウンドに手を出しているので、「オーケストラを一時間ガッツリ聞きたい!」という人が拍子抜けしてしまう可能性がある。
前述の通り「マギらしさ」、即ちアラビアン具合がかなり薄れている鷺巣氏の自己主張も、鼻につくように感じられたらそこでおしまい、という危うさも持っている。
とはいえ鷺巣氏の力溢れる音は本物である。安定して豪勢というのは氏の特性とも言える部分だろう。
上記の危うさだって鷺巣氏の音楽を聴き慣れていて初めて感じられるポイントでもあるので、鷺巣氏の音楽に対し苦手意識がなければ何とかなるはず。
ブックレットには鷺巣氏の個人的な話と、「A Storm is Coming to Us All」のミニ楽譜が掲載。
アートディレクションはRyota Nakazono(Masamune Inc.)、
デザインはShinnosuke Yoshida、Yukio Okamoto(Masamune Inc.)。