TVアニメーション「まおゆう魔王勇者」 O.S.T. まお盤
TVアニメーション「まおゆう魔王勇者」 O.S.T. まお盤
オススメ度 ★★★★★
発売:2013年3月20日 収録時間:67分 定価:3045円 レーベル:flying DOG
VIPのSSから有名になり商業展開された「まおゆう」。
魔王と勇者のかけあいを中心に、ファンタジー世界経済政治を語るような作品だ。
スタッフには「狼と香辛料」と一部同じ人員があたり、音楽ははまたけし氏。
オーケストラ、エスニック、バンドとファンタジー音楽を高品質に展開。
N0. | 曲名 | 時間 | 作曲 | 編曲 | 作詞 | 歌 |
1 | まおゆう序曲 | 6:04 | はまたけし | |||
2 | 向かい風[TV Size] | 1:32 | 宮川弾 | YOHKO | ||
3 | 丘の向こう | 4:17 | はまたけし | |||
4 | シロツメクサ即興曲 | 1:39 | ||||
5 | この我のものとなれ | 3:22 | Eat Mash Haik | riya | ||
6 | light up your mind | 2:29 | ||||
7 | 黒の世界 | 1:42 | ||||
8 | ファテガドレマ | 3:33 | Eat Mash Haik | 未浦愛子 | ||
9 | 魔族的崇拝 | 3:09 | ||||
10 | ア・シンメトリー | 1:47 | ||||
11 | ちいさなしあわせ | 2:15 | ||||
12 | Unknown Vision | 5:01 | 新居昭乃、保刈久明 | 保刈久明 | 新居昭乃 | |
13 | いつか | 2:22 | はまたけし | |||
14 | 闘いの太鼓 | 1:59 | ||||
15 | Bedlam For 14 Musicians | 1:56 | ||||
16 | にんげんのうた | 4:28 | 橙乃ままれ、Eat Mash Haik | メイド妹(東山奈央) | ||
17 | 民族エクスタシー | 1:48 | ||||
18 | Galleria | 1:48 | ||||
19 | Opid | 2:35 | ||||
20 | やさしい土 | 2:42 | ||||
21 | 春をさがしに(Instrumental) | 2:45 | ||||
22 | 白の森 | 3:49 | ||||
23 | アウステンアウスト(Acoustic Version) | 4:18 | Eat Mash Haik | riya |
VIPのSS「魔王『この我のものとなれ、勇者よ』勇者『断る!』」から展開したメディアミックス。
まとめサイトなどで話題になり橙乃ままれの名も知られるようになる。
そしてついにはアニメ化され、「狼と香辛料」の高橋丈夫監督が扱うことになった。
音楽担当ははまたけし氏。「勇なま」などのゲーム音楽も人気の作家だ。
「こばと。」で見せたのは室内管弦の可愛げある音楽だったが、今作は真逆に壮大。
民俗音楽、オーケストラ、バンドを用いたストレートなファンタジー音楽を展開する。
まず最初に出迎える「まおゆう序曲」がそれらの要素を詰め込んだ代表曲だ。
数々の中世要素や現代要素が混ざり合い組曲と化す6分間は圧巻の時間。
北欧系の楽器は控えめながら全体的に正統派な北欧ファンタジー雰囲気の曲が多い。
オーケストラは壮大に、バンドはエグめに、コーラスとリコーダーは神秘と郷愁を誘う。
世界観的にはテンプレートの「勇者と魔王の物語」をパロディしているだけに、ナットクだ。
ちなみにEat Mash Haikのみの名義の歌は架空言語なので歌詞はブックレットにはないので注意。
ED曲「Unknown Vision」がフルバージョンで収録されているのが拍手喝采。
初めてEDを見たときに思わず鳥肌が立ってしまった名曲だ。
保刈氏の幻想的な伴奏と新居氏の神秘的なボーカル、そして佐野康夫氏のシンプルで強烈なドラムス。
全てが一つの神話を語るような音色。シングルはあれど、この一曲の為に買っても損はないと思える。
もう一枚のサウンドトラック「ゆう盤」とは同日発売。
「2枚のサントラを一緒に出してくれるなんて!」と一瞬思ったが、2枚同封にできるところをあえて別商品に分けた、という考え方の方が正しい気がする。
ちょっとしてやられた感がなくはないが、一枚としてきちんと仕上がっているので許容範囲か。
本編で聞こえてくるよりもずっと印象の良い名盤。
ブックレットにもはまたけし氏とライターによる全曲解説があるのでサービスも良い。
更にはピアノ小曲である「シロツメクサ即興曲」も掲載されているというダメ押し。
中二的ファンタジー音楽を味わうにはもってこいの一枚だ。
ジャケットイラストはtoi8氏。デザインは吉田直之氏(nrs516)。
まとめサイトなどで話題になり橙乃ままれの名も知られるようになる。
そしてついにはアニメ化され、「狼と香辛料」の高橋丈夫監督が扱うことになった。
音楽担当ははまたけし氏。「勇なま」などのゲーム音楽も人気の作家だ。
「こばと。」で見せたのは室内管弦の可愛げある音楽だったが、今作は真逆に壮大。
民俗音楽、オーケストラ、バンドを用いたストレートなファンタジー音楽を展開する。
まず最初に出迎える「まおゆう序曲」がそれらの要素を詰め込んだ代表曲だ。
数々の中世要素や現代要素が混ざり合い組曲と化す6分間は圧巻の時間。
北欧系の楽器は控えめながら全体的に正統派な北欧ファンタジー雰囲気の曲が多い。
オーケストラは壮大に、バンドはエグめに、コーラスとリコーダーは神秘と郷愁を誘う。
世界観的にはテンプレートの「勇者と魔王の物語」をパロディしているだけに、ナットクだ。
ちなみにEat Mash Haikのみの名義の歌は架空言語なので歌詞はブックレットにはないので注意。
ED曲「Unknown Vision」がフルバージョンで収録されているのが拍手喝采。
初めてEDを見たときに思わず鳥肌が立ってしまった名曲だ。
保刈氏の幻想的な伴奏と新居氏の神秘的なボーカル、そして佐野康夫氏のシンプルで強烈なドラムス。
全てが一つの神話を語るような音色。シングルはあれど、この一曲の為に買っても損はないと思える。
もう一枚のサウンドトラック「ゆう盤」とは同日発売。
「2枚のサントラを一緒に出してくれるなんて!」と一瞬思ったが、2枚同封にできるところをあえて別商品に分けた、という考え方の方が正しい気がする。
ちょっとしてやられた感がなくはないが、一枚としてきちんと仕上がっているので許容範囲か。
本編で聞こえてくるよりもずっと印象の良い名盤。
ブックレットにもはまたけし氏とライターによる全曲解説があるのでサービスも良い。
更にはピアノ小曲である「シロツメクサ即興曲」も掲載されているというダメ押し。
中二的ファンタジー音楽を味わうにはもってこいの一枚だ。
ジャケットイラストはtoi8氏。デザインは吉田直之氏(nrs516)。