Panty & Stocking with Garterbelt The Original Soundtrack

Panty & Stocking with Garterbelt The Original Soundtrack

オススメ度 ★★★★★

発売:2010年12月29日 収録時間:79分 定価:3045円 レーベル:flying DOG



GAINAXが捻りだしてきた下品をデフォルメして緩和させたアニメ「パンスト」。
全面音楽プロデュースを担うのはDJである☆Taku Takahashi。
曲タイトルの通り、内容もまた下ネタ満載のテクノポップ、クラブミュージックアルバムとなっている。
再生するときは場所とタイミングを選びましょう。


N0.曲名時間作曲編曲作詞
1Theme for Panty & Stocking0:33Hoshina Anniversary
2Immoral Church0:27
3Fly Away4:23TeddyLoid
4Daten City0:49
5Beverly Hills Cock1:26☆Taku TakahashiTCY FORCE
6Pantscada1:59☆Taku TakahashiTCY FORCE
7Dancefloor Orgy3:33TeddyLoid
8D City Rock feat. Debra Zeer4:32TeddyLoid☆Taku TakahashiLISADebra Zeer
9Juice1:04Jun Sasaki
10EPTM feat Kodai of KinKieS (Booty Bronx Remix)4:16Hoshina Anniversary
Kodai of KinKieS
11Cherryboy Riot4:34TeddyLoid
12Technodildo4:31Hoshina Anniversary
13CHOCOLAT feat. Mariya Ise4:07Emyli & ☆Taku TakahashiMitsunori IkedaMariya Ise
14Theme for Scanty & Kneesocks4:13TeddyLoid
15Schranz Chase5:24Booty Bronx
16Tenga Step2:53☆Taku TakahashiTCY FORCE
17See-Through4:47Hoshina Anniversary
18Corset Theme4:34TeddyLoidTeddyLoid
19Champion feat. Emyli4:51Emyli & ☆Taku Takahashi☆Taku Takahashi & Jun SasakiEmyli
20Fallen Angel feat. Aimee B4:25LISA & Mitsunori IkedaMitsunori IkedaLISAAimee B
21Secret track1:29
 度が過ぎる下ネタも絵面が可愛いと逆に愛されてしまうらしい。それが「パンスト」。
 カートゥーン風キャラクターデザインから放たれる下ネタエロネタのラッシュが一躍大人気に。
 しかもBGMもスタイリッシュに仕上がっているときたものだから、いろいろお手上げである。
 サントラとしては珍しく大ヒットを記録し、オリコンチャート10位までのし上がった。

 今作はm-floの☆Taku Tkahashiによる全面プロデュースによる音楽。TeddyLoid、TCY FORCEも参加。
 ギザギザしていて疾走感あるテクノポップ、ダンス・クラブミュージックがこのアルバムの売りだ。
 ボーカルは基本的の女性のそれで、官能的に飛び上る歌唱が多い。
 主役二人の変身バンクで使われる「Fly Away」は印象的だろう。バンク音楽だけありイントロからキャッチ―だ。
 「Fly Away」だけでなく、全体通して容赦ないテクノだが、かなりキャッチ―なサウンドになっており、
 それが本作の大ヒットの何よりの秘訣であることは間違いない。
 ED曲「Fallen Angel feat. Aimee B」のような落ち着いたサウンドでアクセントもつけてくるのがポイント。

 注意してほしいのが、曲タイトルからして何となく分かるが、下ネタ曲もやっぱりある。
 間違いなく同じGAINAX製作の「DEAD LEAVES」の系譜である事が伺える。
 「Beverly Hills Cock」「Technodildo」「Tenga Step」など。御覧の通り酷いものだ(褒め言葉)。
 ちなみに「Beverly Hills Cock」はビバリーヒルズコップのテーマとは似てるようで全然似てない。
 これらはまだマシで、音楽そのものに爆弾が仕掛けられていたりする。
 まず「Pantscada」。激しいビートのクラブサウンドだが、途中から喘ぎ声がミキシングされる。
 気づかなければ問題ないが、まず間違いなく気づくと思うので、扱いに注意。
 酷いのが「Juice」。しっとりとしたテクノ伴奏の上でパンティが喘いでいるトラック。
 親御さんやお子さんの前で再生するとまず間違いなく気まずい空気になるので、本当に注意。
 タチが悪いのは、どれも音楽としてきちんと面白くなっているということである。

 とにかく爽快で、エロスで、イマドキでキャッチ―な傑作クラブチューン・アルバム。
 2010年のアニメサウンドトラックを代表する作品と言えるだろう。
 ドラマトラックに痛いところを突かれないようきちんとした方法で入手しよう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です