SAMURAI 7 O.S.T.
SAMURAI 7 O.S.T.
オススメ度 ★★★★☆
発売:2006年4月26日 収録時間:41分 定価:3059円 レーベル:avex trax
黒澤明監督「七人の侍」を原作にしたSFアニメ「SAMURAI 7」。
日本の戦場に機械のサムライやロボットが舞うトンデモアニメだ。
和風世界の迫力音楽といえば和田薫氏。林英哲氏を引っ提げての登場である。
「犬夜叉」に負けるとも劣らない名曲ばかりのアルバム。
No. | 曲名 | 時間 | 作曲 | 編曲 | 作詞 | 歌 |
1 | UNLIMITED(TV-size) | 1:39 | 柴崎浩 | 柴崎浩、小池敦、岡野ハジメ | 相川七瀬 | |
2 | サブタイトル | 0:24 | 和田薫 | |||
3 | 侍探し | 1:52 | ||||
4 | 旅 | 2:45 | ||||
5 | キクチヨとコマチ | 2:03 | ||||
6 | 飄々 | 2:20 | ||||
7 | 陣 | 1:35 | ||||
8 | 商人 | 2:13 | ||||
9 | 水分りの巫女 | 1:47 | ||||
10 | 大地の民 | 4:03 | ||||
11 | 絆 | 2:37 | ||||
12 | 式杜人 | 3:33 | ||||
13 | 戦場 | 3:34 | ||||
14 | ホタル飯 | 1:27 | ||||
15 | 村を守る | 1:57 | ||||
16 | 斬 | 1:58 | ||||
17 | 合戦 | 2:09 | ||||
18 | 侍 | 2:01 | ||||
19 | 普遍(TV-size) | 1:32 | 渡邉幸義 | RIN’、渡邉幸義 | 來住尚彦 | RIN’ |
黒澤明監督作品「七人の侍」50周年記念にGONZOが制作した「SAMURAI 7」。
小林誠デザインの巨大サムライロボットや無国籍無時代の草彅琢仁デザイン衣装が彩る、和風SF時代劇アクションアニメに仕上がった。
音楽担当は和田薫氏。ここで「和風!」を押し出すにはもってこいの人材だ。
アニメ放送直後に発売したイメージアルバムのメロディが各所に散見される。
テイストはお馴染み太鼓や尺八をオーケストラに盛り込むいつも通りの作風であるが、そしてその力強さこそが本作に求められているのは間違いない。
前半は控えめ、中盤から厳かに、後半は激しくというオーソドックスかつ堅実な構成のアルバム。
「侍探し」からいきなり聞かせてくるどっしり地に足の着いたオーケストレーションは流石の一言。
和田薫音楽の常連・林英哲氏による太鼓もまた重く響き心地良い。
また、ラストを飾る「侍」は「半妖犬夜叉」に負けずとも劣らない名曲だ。
イメージアルバムの「SAMURAI 7」のメインメロディを用いた、激しいビートの太鼓とガツンと響く低いオケがたまらなく格好良い。これがあるだけで本作の価値は大いに高くなっていく。
しかし本作はイメージアルバム及びアニメ放送開始からかなり時間が経ってからの発売。
アニメ放送は2004年だが、サントラの発売は2006年と2年もの間が空いた。
そのクセ収録時間は41分とかなり短め。2クールアニメがこれだけのはずがない。
明らかに未収録まみれなので、そこには若干思うところがある。
音楽には一切不満が無いにも拘らずそういうところが惜しくなるのは哀しい。
ジャケットデザインは草野剛。
小林誠デザインの巨大サムライロボットや無国籍無時代の草彅琢仁デザイン衣装が彩る、和風SF時代劇アクションアニメに仕上がった。
音楽担当は和田薫氏。ここで「和風!」を押し出すにはもってこいの人材だ。
アニメ放送直後に発売したイメージアルバムのメロディが各所に散見される。
テイストはお馴染み太鼓や尺八をオーケストラに盛り込むいつも通りの作風であるが、そしてその力強さこそが本作に求められているのは間違いない。
前半は控えめ、中盤から厳かに、後半は激しくというオーソドックスかつ堅実な構成のアルバム。
「侍探し」からいきなり聞かせてくるどっしり地に足の着いたオーケストレーションは流石の一言。
和田薫音楽の常連・林英哲氏による太鼓もまた重く響き心地良い。
また、ラストを飾る「侍」は「半妖犬夜叉」に負けずとも劣らない名曲だ。
イメージアルバムの「SAMURAI 7」のメインメロディを用いた、激しいビートの太鼓とガツンと響く低いオケがたまらなく格好良い。これがあるだけで本作の価値は大いに高くなっていく。
しかし本作はイメージアルバム及びアニメ放送開始からかなり時間が経ってからの発売。
アニメ放送は2004年だが、サントラの発売は2006年と2年もの間が空いた。
そのクセ収録時間は41分とかなり短め。2クールアニメがこれだけのはずがない。
明らかに未収録まみれなので、そこには若干思うところがある。
音楽には一切不満が無いにも拘らずそういうところが惜しくなるのは哀しい。
ジャケットデザインは草野剛。