TVアニメーション「スペース☆ダンディ」O.S.T.1 ベストヒット BBP

TVアニメーション「スペース☆ダンディ」O.S.T.1 ベストヒット BBP

オススメ度 ★★★★★

発売:2011年6月1日 収録時間:74分 定価:3150円 レーベル:ポニーキャニオン


定価発売:2014年3月26日 収録時間:77分 定価:3240円 レーベル:flying DOG



渡辺信一郎監督とBONESが満を持して披露したボンクラアニメ。
ある種「ビバップ」の対局を行くのがこの「スペース☆ダンディ」である。
とにかくこれでもかというほどトンデモアーティストを集め、
サントラは超良質な80年代風コンピレーションアルバム。


N0.曲名時間作曲編曲作詞
1Star Future.1:52☆Taku Takahashi
2ビバナミダ(TV size)1:33岡村靖幸岡村靖幸、西寺郷太岡村靖幸
3HOT WIND2:37TUCKER
4Fatty but oh so Goody2:22Mountain Mocha Kilimanjaro
5キミトナラ2:46川辺ヒロシ、上田禎
6love you,dandy2:35kensuke ushio
7星屑のパイプライン5:22藤木直史、神谷洵平、東川亜季子宮崎裕介、坂本竜太藤木直史ジャンクフジヤマ
8哀愁のDANDY5:31芳野藤丸
9Hey Wha1:53DOKAKA
10コネクト6:02金子賢輔、山崎哲也
11Gun Man Muller Hunt Oh!1:44☆Taku Takahashi
12アクションマン2:51笹沼位吉、松田浩二
13SPACE FUN CLUB3:12grooveman SpotZEN-LA-ROCKZEN-LA-ROCK、ロボ宙
14Tumbleweed4:18Latin Quarter
15Dandy in Love2:28向井秀徳
16知りたい3:40泉まくら、菅野よう子mabanua泉まくら泉まくら×mabanua
17New Disco on the Block3:14☆Taku Takahashi
18The RAW3:38mito
19朝は来るから すぐ明けるから4:37金子賢輔、山崎哲也
20ANATATO3:37マセラティ渚LUVRAW
21SPACE CHANTEY
(宇宙舟歌~ただし、船酔い気味の)
5:55難波弘之
22Cosmic Adventure3:07Mountain Mocha Kilimanjaro
23X次元へようこそ(TV size)1:33ティカ・α菅野よう子ティカ・αやくしまるえつこ
 「スペース☆ダンディ」とは宇宙のダンディである――。
この一文だけで伝わってくるボンクラ具合は計り知れない。宇宙的な雑さである。
渡辺信一郎監督×BONSE。BONSEの大元を辿ればこれは「カウボーイビバップ」の再誕であるはずだが、
結果として真逆レベルに「雑に」研ぎ澄まされたSFコメディ大作が出来上がった。

 
 渡辺信一郎という名前がある限り、そこにある音楽はこだわり抜かれたものになるのは必然と言えよう。
スペース☆ダンディバンド、という名義の下に寄せ集められた音楽家は猛者ばかりであり、例えばアバンタイトルの80年代SFっぽいフュージョンなど、看板を張るのは「パンスト」の☆Taku Takahashi。
 他にも、難波弘之という超大御所プログレッシャーから、放送の前年デビューしたばかりの泉まくら氏など、一体どういう連絡網を持ってしてチョイスしたのか分からない面々である。
 アルバムとしてのジャンルも80年代風味、と言える雰囲気でまとめられてはいるものの、基本的にはジャンルに囚われないコンピレーションアルバムと化している。
 それも当然で、各話のベクトルがまるで変ってしまう本作において、音楽はその回ごとに映画的な精密さで合わせられないと意味がなくなってしまう。
 だから「知りたい」のようなロードムービー専用音楽もあれば、「星屑のパイプライン」のような、80年代を茶化してギャグにするために用意された一曲(決して「無駄に」ではない)が生まれる。

 
 2014年冬季のサントラを代表できる名盤には違いないので、スペダンファンのみならず、一人でも気になる音楽家がいるような趣味ならば是非聴いてもらいたい一枚である。
 ジャケットイラストは伊藤善之氏、スリーブデザインは上杉季明氏(Mach55 GO!)。
 Mach55 GO!の起用はカウボーイビバップを意識してのものだろう。
 更に余談だが、デザインは鈴木英人パロ、タイトルは「ベストヒットUSA」パロである。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。