The Soul Taker~魂狩~ オリジナル・サウンドトラック
The Soul Taker~魂狩~ オリジナル・サウンドトラック
オススメ度 ★★★☆☆
発売:2001年5月23日 収録時間:62分 定価:3045円 レーベル:ビクターエンタテインメント
タツノコプロ×新房昭之による意欲作アニメ「ソウルテイカー」。
ハイビジョンの先駆けでもある変身ヒーローアクションアニメである。
だが作品としての実験的要素がウケず、スピンオフの方が有名な程。
今やJAM Projectの主題歌しか知られてない状態に……。
No. | 曲名 | 時間 | 作曲 | 編曲 | 作詞 | 歌 |
1 | 孤独の歩幅 | 1:23 | 大谷幸 | |||
2 | SOUL TAKER | 4:25 | 影山ヒロノブ | 須藤賢一 | 影山ヒロノブ | JAM Project |
3 | 点と線 | 1:40 | 大谷幸 | |||
4 | 覚醒 | 1:36 | ||||
5 | 傷 | 1:48 | ||||
6 | 古涙 | 1:45 | ||||
7 | 魂狩人 | 2:53 | ||||
8 | 京介のテーマ | 2:01 | ||||
9 | 哀しみの闘い | 2:51 | ||||
10 | ソウルテイカーのテーマ | 1:50 | ||||
11 | 面影に抱かれて | 1:45 | ||||
12 | 突入 | 1:42 | ||||
13 | 接近戦略 | 1:39 | ||||
14 | 追憶の日 | 1:45 | ||||
15 | Tドール | 1:06 | ||||
16 | 表裏一体 | 2:13 | ||||
17 | 失意の明日 | 2:19 | ||||
18 | 突破口 | 1:38 | ||||
19 | ソウルテイカーのテーマ2 | 2:07 | ||||
20 | 楽園の扉 | 1:53 | ||||
21 | 対峙の鼓動 | 2:02 | ||||
22 | 怒りの導火線 | 1:54 | ||||
23 | 分身 | 2:20 | ||||
24 | 惜別の事実 | 2:15 | ||||
25 | 裂かれた絆 | 2:11 | ||||
26 | 最終決戦 | 2:44 | ||||
27 | 夕映のテーマ | 1:33 | ||||
28 | 旅の終わり | 1:30 | ||||
29 | 落日の日 | 1:40 | ||||
30 | MEMORY | 3:57 | 柿島伸次 | 岩崎琢 | 三重野瞳 | 柿島伸次 |
タツノコプロと新房昭之監督によるアニメ「ソウルテイカー」。
今のシャフト作品、物語やまどマギに繋がる画面作りが早くも行われており、渡辺明夫氏キャラデザインとそれも相まって一風変わったダークヒーローアクションとなった。
雰囲気なども後のタツノコ40周年記念作品「KARAS」に継承されているが、作風が暗すぎることや抽象的すぎる表現などにより人気が殆どでないまま終了し、勢いで作られたスピンオフギャグ「ナースウィッチ小麦ちゃん」の方が大受けする始末になった。
音楽担当は大谷幸氏。「ガメラ」直後の時期である。
テイストとしては怪獣音楽である「ガメラ」からスケールを縮めた「シャナ」と同じようなイメージ。
それにシンセなどでシリアス、不安、ホラー音楽としての様相を付け足した正しく「大谷節」だ。
しかしオケなどを用いてそういった音楽を形作ってはいるが、ダークヒーロー音楽として成功しているかは少し首をかしげる部分がある。
ダークヒーロー音楽としてのホラー音楽という解釈は大変正しいが、それを差し引いても全体的に「劇判」感が否めないのが正直な感想だ。
「暗い系アクションアニメ」の音楽としても決して突き抜けているものではない。
ただし、JAM Projectによる不似合いなほど熱いヒーローOP「SOUL TAKER」と、柿島伸次氏によるアコギがクールな「MEMORY」がフル収録されているのはかなり好印象だ。
ED「MEMORY」は隠れた名曲。良く見れば編曲に岩崎琢氏、作詞に三重野瞳氏とかなり豪華な曲。
この2曲の存在が今作の評価を星3つまで上げたといっても過言ではない。
大谷幸氏の抜擢は文句ないのだが、もうちょっと色々できたのではないかと感じてしまう一枚。お金がないのは、悲しい。
とにかく、どうしても手に入れたくなる、ということはないだろう一枚。
OPもEDもシングルがあるので、歌だけでいい人はそちらをでもいいっちゃいい。
今のシャフト作品、物語やまどマギに繋がる画面作りが早くも行われており、渡辺明夫氏キャラデザインとそれも相まって一風変わったダークヒーローアクションとなった。
雰囲気なども後のタツノコ40周年記念作品「KARAS」に継承されているが、作風が暗すぎることや抽象的すぎる表現などにより人気が殆どでないまま終了し、勢いで作られたスピンオフギャグ「ナースウィッチ小麦ちゃん」の方が大受けする始末になった。
音楽担当は大谷幸氏。「ガメラ」直後の時期である。
テイストとしては怪獣音楽である「ガメラ」からスケールを縮めた「シャナ」と同じようなイメージ。
それにシンセなどでシリアス、不安、ホラー音楽としての様相を付け足した正しく「大谷節」だ。
しかしオケなどを用いてそういった音楽を形作ってはいるが、ダークヒーロー音楽として成功しているかは少し首をかしげる部分がある。
ダークヒーロー音楽としてのホラー音楽という解釈は大変正しいが、それを差し引いても全体的に「劇判」感が否めないのが正直な感想だ。
「暗い系アクションアニメ」の音楽としても決して突き抜けているものではない。
ただし、JAM Projectによる不似合いなほど熱いヒーローOP「SOUL TAKER」と、柿島伸次氏によるアコギがクールな「MEMORY」がフル収録されているのはかなり好印象だ。
ED「MEMORY」は隠れた名曲。良く見れば編曲に岩崎琢氏、作詞に三重野瞳氏とかなり豪華な曲。
この2曲の存在が今作の評価を星3つまで上げたといっても過言ではない。
大谷幸氏の抜擢は文句ないのだが、もうちょっと色々できたのではないかと感じてしまう一枚。お金がないのは、悲しい。
とにかく、どうしても手に入れたくなる、ということはないだろう一枚。
OPもEDもシングルがあるので、歌だけでいい人はそちらをでもいいっちゃいい。