ウィッチハンターロビン ORIGINAL SOUND SCORE 1
ウィッチハンターロビン ORIGINAL SOUND SCORE 1
オススメ度 ★★★★☆
発売:2002年9月21日 収録時間:46分 定価:2500円 レーベル:ビクターエンタテインメント
サンライズ制作のオリジナルアニメ「Witch Hunter ROBIN」。
凄惨な世界観やスタイリッシュな雰囲気・アクションに根強いファンが多い。
音楽はまだまだラップを使わない岩崎琢氏。
以降の氏の作品を髣髴とさせるクラブ基調の映画音楽。
No. | 曲名 | 時間 | 作曲 | 編曲 | 作詞 | 歌 |
1 | ROBIN | 4:05 | 岩崎琢 | |||
2 | PLOT | 2:24 | ||||
3 | TACTICS | 1:53 | ||||
4 | SNEAK | 1:33 | ||||
5 | KYRIE | 3:07 | ||||
6 | MARVELOUS | 2:07 | ||||
7 | DISCORD | 1:30 | ||||
8 | DRAGNET | 1:54 | ||||
9 | UNDERGROUND PASSAGE | 1:17 | ||||
10 | INSPECTION | 1:56 | ||||
11 | HARRY’S | 2:09 | ||||
12 | STN | 1:27 | ||||
13 | OPEN YOUR EYES | 1:46 | ||||
14 | DANCING TYPE | 0:58 | ||||
15 | FLAME | 3:45 | ||||
16 | SHADOW | 2:06 | ||||
17 | OUTRAGEOUS | 2:19 | ||||
18 | LARGE CROWD | 1:33 | ||||
19 | FLASHBACK | 2:03 | ||||
20 | ALLAY PAIN | 1:28 | ||||
21 | SILENCE | 1:55 | ||||
22 | Shell TV-EDIT | 1:37 | 鈴木Daichi秀行 | 三重野瞳 | 葉菜 | |
23 | half pain TV-EDIT | 1:36 | 浅見昂生 | 岩崎琢 |
「ガンダムW」キャラデザの村瀬修功氏が監督するサンライズ制作のオリジナルアニメ「Witch Hunter ROBIN」。
魔女狩りをモチーフにした世界観とスタイリッシュなビジュアルは国内外問わず今だ根強い人気がある。
音楽担当は岩崎琢氏。「結界師」以前なのでラップがまだ使われない時期だ。
しかし「グレンラガン」「ヨルムンガンド」など、以降の氏を形成するものは既にここで固まっており、ゴスとクラブミュージック、バンドミュージックという混ぜ方で作品内容を補強する。
2000年前後のハリウッド音楽への意識があるように思われるが、面白いのはこの作品以降にヒットする海外サスペンスTVドラマにかなり似ているところ。 というのもゴスな雰囲気を形成するストリングスなどがハリウッド感も出す訳だが、そこにクラブミュージックやバンド音楽を混ぜ込むというのは恐らく00年代後半の流行なのである。
時代を既に先取っていたということになるが、当人は現在更に先へ進んでいるのだから恐ろしい。
「ROBIN」「FLAME」のようなメイン級の曲に限らず、10年代でも通用するスタイリッシュさを誇示しているのも凄い。
ちなみにミキシングはハンス・ジマー御用達のメディアベンチャーズ。アラン・メイヤーソン氏がミキサーである。
難点は収録時間の短さ。46分で既に短いのだが、テレビサイズOPEDの3分を抜くと43分と更に縮まる。
それと、岩崎氏の作品の中でも短い劇伴的な曲が多いという部分もある。
とはいえ岩崎氏の曲はその程度で揺れ動く作品でもないのだが、いかんせん一枚のアルバムとして我々を悩ます部分ではある。
ブックレットには岩崎氏のインタビューと野崎圭一氏のコメントが掲載。岩崎氏がまだ毒を吐かないので必見。
イラストは高橋久美子氏。デザインは吉田理一郎氏(VICTER DESIGN CENTER)。
魔女狩りをモチーフにした世界観とスタイリッシュなビジュアルは国内外問わず今だ根強い人気がある。
音楽担当は岩崎琢氏。「結界師」以前なのでラップがまだ使われない時期だ。
しかし「グレンラガン」「ヨルムンガンド」など、以降の氏を形成するものは既にここで固まっており、ゴスとクラブミュージック、バンドミュージックという混ぜ方で作品内容を補強する。
2000年前後のハリウッド音楽への意識があるように思われるが、面白いのはこの作品以降にヒットする海外サスペンスTVドラマにかなり似ているところ。 というのもゴスな雰囲気を形成するストリングスなどがハリウッド感も出す訳だが、そこにクラブミュージックやバンド音楽を混ぜ込むというのは恐らく00年代後半の流行なのである。
時代を既に先取っていたということになるが、当人は現在更に先へ進んでいるのだから恐ろしい。
「ROBIN」「FLAME」のようなメイン級の曲に限らず、10年代でも通用するスタイリッシュさを誇示しているのも凄い。
ちなみにミキシングはハンス・ジマー御用達のメディアベンチャーズ。アラン・メイヤーソン氏がミキサーである。
難点は収録時間の短さ。46分で既に短いのだが、テレビサイズOPEDの3分を抜くと43分と更に縮まる。
それと、岩崎氏の作品の中でも短い劇伴的な曲が多いという部分もある。
とはいえ岩崎氏の曲はその程度で揺れ動く作品でもないのだが、いかんせん一枚のアルバムとして我々を悩ます部分ではある。
ブックレットには岩崎氏のインタビューと野崎圭一氏のコメントが掲載。岩崎氏がまだ毒を吐かないので必見。
イラストは高橋久美子氏。デザインは吉田理一郎氏(VICTER DESIGN CENTER)。