Yes!プリキュア5 オリジナル・サウンドトラック1 プリキュア・サウンド・ドリーム!!
Yes!プリキュア5 オリジナル・サウンドトラック1 プリキュア・サウンド・ドリーム!!
オススメ度 ★★★★☆
発売:2007年9月12日 収録時間:53分 定価:3150円 レーベル:Marvelous Entertainment Inc.LDC(PLC)(M)
プリキュアシリーズ4年目にして転機の一つ、「Yes!プリキュア5」。
それこそプリキュアを5人にすることによる「ふたりはプリキュア」からの脱却である。
音楽はこれまでのシリーズと同じく佐藤直紀氏。
プリキュア音楽はよりニチアサのための音楽として進化していく。
No. | 曲名 | 時間 | 作曲 | 編曲 | 作詞 | 歌 |
1 | プリキュアキャッチ! | 0:11 | 佐藤直紀 | |||
2 | プリキュア5、スマイルgo go!(TV size) | 1:27 | 岩切芳郎 | 家原正樹 | 只野菜摘 | 工藤真由 |
3 | サンクルミエール学園 | 1:19 | 佐藤直紀 | |||
4 | サブタイトル | 0:13 | ||||
5 | のぞみのテーマ | 1:32 | ||||
6 | 青春は大忙し! | 1:29 | ||||
7 | りんのテーマ | 1:52 | ||||
8 | 不思議な予感 | 1:22 | ||||
9 | うららのテーマ | 1:22 | ||||
10 | センチメンタル | 2:02 | ||||
11 | こまちのテーマ | 2:02 | ||||
12 | 迷う心 | 1:09 | ||||
13 | かれんのテーマ | 1:38 | ||||
14 | 忍び寄る影 | 1:10 | ||||
15 | 決意 | 1:21 | ||||
16 | メタモルフォーゼ! | 1:39 | ||||
17 | 5つの心!プリキュア5!! | 1:32 | ||||
18 | 希望の絆 | 1:49 | ||||
19 | プリキュアキャッチ2! | 0:11 | ||||
20 | ナイトメア | 1:54 | ||||
21 | 不安な夢 | 1:34 | ||||
22 | パルミエ王国 | 1:59 | ||||
23 | 花咲く乙女たち | 1:32 | ||||
24 | 気になる気になる~? | 1:25 | ||||
25 | ココ&ナッツのテーマ | 1:33 | ||||
26 | ピンキーキャッチュ | 0:19 | ||||
27 | ドリームコレット | 1:08 | ||||
28 | 運命の出会い!? | 1:37 | ||||
29 | イケメン登場! | 2:03 | ||||
30 | 私の夢、けってーい!! | 1:10 | ||||
31 | 闇からの使者 | 1:07 | ||||
32 | コワイナー出現! | 2:03 | ||||
33 | 激闘 | 1:39 | ||||
34 | 危機 | 0:46 | ||||
35 | 乙女の力、受けてみなさい! | 1:37 | ||||
36 | あなたの夢がかなうまで | 1:42 | ||||
37 | Yes! | 1:14 | ||||
38 | キラキラしちゃってMy True Love(TV size) | 1:30 | marhy | 久保田光太郎、marhy | 佐々木美和 | 宮本佳那子 |
「ふたりはプリキュア」から4年目を迎えた作品がこの「Yes!プリキュア5」。
「プリキュアを5人にする」することで「ふたり」から脱却しより戦隊的構図を強める事となる。
これはシリーズでの大きな転換期であり、それに合わせて音楽も変化を見せなければいけなかった。
プリキュアが5人になることで大きく変わるのが、まず日常音楽5曲分もキャラクター・テーマで埋まることである。
その上でマリみて的女学院用のクラシカルな、ヨーロピアンな日常音楽やホラー音楽で情景音楽の枠はパンパンになってしまうのである。
日常音楽にこれまでとは違う色が出たことの効果は絶大で、学園パート演出上の空気感がそれまでのプリキュアとはガラリと変わっている。
また変身バンク音楽「メタモルフォーゼ!」なども柔らかさは初代「ふたりは」のそれに近い。
インタビューでも本人が言っているが「何年もシリーズを続けた時のネタ切れの辛さ」が戦闘音楽などからありありと感じられるのだが、それでもカッコよく決まるのがプロの仕事だ。
イントロから忘れられなくなるキャッチ―過ぎる優勢音楽たちはとてもネタ切れ状態とは思えないほど。
腹巻猫氏による構成も本編25分の流れを追うような構成で追体験的な要素を楽しめる。キッズアニメ音楽的文法の楽しみ方はいつも通り最大限楽しめる状態だ。
初代などよりはインパクトこそ欠けるものの、4年目の貫録が与える安定感が気持ちいい一枚。
「Splash Star」での木管のように佐藤直紀氏の力強くもテクニカルな作風が女の子向け戦隊音楽を成立させている一品である。
ブックレットには腹巻猫氏による解説が例のごとく掲載。
「プリキュアを5人にする」することで「ふたり」から脱却しより戦隊的構図を強める事となる。
これはシリーズでの大きな転換期であり、それに合わせて音楽も変化を見せなければいけなかった。
プリキュアが5人になることで大きく変わるのが、まず日常音楽5曲分もキャラクター・テーマで埋まることである。
その上でマリみて的女学院用のクラシカルな、ヨーロピアンな日常音楽やホラー音楽で情景音楽の枠はパンパンになってしまうのである。
日常音楽にこれまでとは違う色が出たことの効果は絶大で、学園パート演出上の空気感がそれまでのプリキュアとはガラリと変わっている。
また変身バンク音楽「メタモルフォーゼ!」なども柔らかさは初代「ふたりは」のそれに近い。
インタビューでも本人が言っているが「何年もシリーズを続けた時のネタ切れの辛さ」が戦闘音楽などからありありと感じられるのだが、それでもカッコよく決まるのがプロの仕事だ。
イントロから忘れられなくなるキャッチ―過ぎる優勢音楽たちはとてもネタ切れ状態とは思えないほど。
腹巻猫氏による構成も本編25分の流れを追うような構成で追体験的な要素を楽しめる。キッズアニメ音楽的文法の楽しみ方はいつも通り最大限楽しめる状態だ。
初代などよりはインパクトこそ欠けるものの、4年目の貫録が与える安定感が気持ちいい一枚。
「Splash Star」での木管のように佐藤直紀氏の力強くもテクニカルな作風が女の子向け戦隊音楽を成立させている一品である。
ブックレットには腹巻猫氏による解説が例のごとく掲載。