ZEGAPAIN O.S.T.1
ZEGAPAIN O.S.T.1
オススメ度 ★★★★★
発売:2006年6月28日 収録時間:53分 定価:3045円 レーベル:ビクターエンタテインメント
メディアミックスプロジェクト「プロジェクトゼーガ」の一環、アニメ「ゼーガペイン」。
CGロボアニメ黎明期に颯爽と現れたサイバーSFロボットアニメの傑作。
音楽もこの時点ではほぼ無名に等しかった大塚彩子氏。
SFリアルロボットアニメとしてほぼ完ぺきなサウンドトラックアルバムである。
N0. | 曲名 | 時間 | 作曲 | 編曲 | 作詞 | 歌 |
1 | キミヘ ムカウ ヒカリ(TVsize) | 1:35 | 新居昭乃 | 保刈久明 | 新居昭乃 | |
2 | forget-me-not | 3:56 | 大塚彩子 | |||
3 | ミルク珈琲 | 1:41 | ||||
4 | また夏が来る | 2:56 | ||||
5 | 胡蝶の夢 | 1:27 | ||||
6 | phenomenon | 1:07 | ||||
7 | emergency | 1:49 | ||||
8 | entangle | 1:46 | ||||
9 | the war zone | 1:31 | ||||
10 | アルティール | 1:49 | ||||
11 | a rainbow in the shell | 1:15 | ||||
12 | 運河のある街 | 1:11 | ||||
13 | daisy days | 3:20 | ||||
14 | a little MAIHAMA story | 1:09 | ||||
15 | 水の向う側 | 1:28 | ||||
16 | 光求めて | 2:35 | ||||
17 | 幻の都 | 1:36 | ||||
18 | オケアノス | 2:01 | ||||
19 | TIME OUT | 2:14 | ||||
20 | MISSION | 2:19 | ||||
21 | 散りゆく者 | 1:39 | ||||
22 | アビス | 1:33 | ||||
23 | toward the victory | 2:12 | ||||
24 | le memoir | 5:02 | ||||
25 | 光は痛みを超えて | 2:37 | ||||
26 | リトルグッバイ(TVsize) | 1:33 | noe、山下太郎 | 保刈久明 | noe、山下太郎 | ROCKY CHACK |
メディアミックス企画「プロジェクトゼーガ」の一角、アニメ「ゼーガペイン」。
「アクエリオン」などのCGロボ黎明期に突如として現れた傑作。
「胡蝶の夢」をキーワードに練りに練られたサイバーSF世界観と、それをベースにきちんとロボットアニメを完遂し切った作品である。
音楽はこの時点ではほぼ無名に等しかった大塚彩子氏が、PROJECT PRISMIXという、「弦楽器とリズムセクションの融合」「なんでもあり」をコンセプトとするバンドを率いて担当する。
サイバネスティックな世界観とは裏腹に、オーケストラを中心にしてバラエティに富んだ作りで、2曲目でいきなりシズノのテーマとも言える3分超のオーケストラ「forget-me-not」が入り、あまりにも切ないストリングスと木管・ハープが聴き手を世界観に没入させてくれる。
一枚目はなんだかんだ日常用BGMも多く、しかもかなり完成度の高いヒーリング音楽で、1枚の中での突然の方向転換でも我々を飽きさせないフットワークもある。 勿論ロボットアニメ音楽としてもハードで重いロックやテクノ、オケを用意してくれていて、ロボットアニメとしても正しいバラエティの豊富さを見せつけてくれるのである。
その上で逐一エモーションを揺さぶってくる音使いをするのでたまったものじゃない。
作中でも重要なワードであり、本作のメインテーマメロディとも呼べる「胡蝶の夢」。
このメロディモチーフをアレンジした曲がいくつも散見される。
ロボアニメ的なバラエティを作っていながらもこういった統一感が目立たない様に配置されていて、それが「ゼーガペイン」の音楽の色を作り上げていく。
SFリアルロボットアニメ音楽としても、一枚のアルバムとしても良盤。
大塚彩子ここにあり!と知らしめた一作である。
最近少しずつプレミア化の様相を示し始めているので、本編視聴済みの方はすぐに手に入れよう。
「アクエリオン」などのCGロボ黎明期に突如として現れた傑作。
「胡蝶の夢」をキーワードに練りに練られたサイバーSF世界観と、それをベースにきちんとロボットアニメを完遂し切った作品である。
音楽はこの時点ではほぼ無名に等しかった大塚彩子氏が、PROJECT PRISMIXという、「弦楽器とリズムセクションの融合」「なんでもあり」をコンセプトとするバンドを率いて担当する。
サイバネスティックな世界観とは裏腹に、オーケストラを中心にしてバラエティに富んだ作りで、2曲目でいきなりシズノのテーマとも言える3分超のオーケストラ「forget-me-not」が入り、あまりにも切ないストリングスと木管・ハープが聴き手を世界観に没入させてくれる。
一枚目はなんだかんだ日常用BGMも多く、しかもかなり完成度の高いヒーリング音楽で、1枚の中での突然の方向転換でも我々を飽きさせないフットワークもある。 勿論ロボットアニメ音楽としてもハードで重いロックやテクノ、オケを用意してくれていて、ロボットアニメとしても正しいバラエティの豊富さを見せつけてくれるのである。
その上で逐一エモーションを揺さぶってくる音使いをするのでたまったものじゃない。
作中でも重要なワードであり、本作のメインテーマメロディとも呼べる「胡蝶の夢」。
このメロディモチーフをアレンジした曲がいくつも散見される。
ロボアニメ的なバラエティを作っていながらもこういった統一感が目立たない様に配置されていて、それが「ゼーガペイン」の音楽の色を作り上げていく。
SFリアルロボットアニメ音楽としても、一枚のアルバムとしても良盤。
大塚彩子ここにあり!と知らしめた一作である。
最近少しずつプレミア化の様相を示し始めているので、本編視聴済みの方はすぐに手に入れよう。