TVアニメ「フォトカノ」 オリジナルサウンドトラック
TVアニメ「フォトカノ」 オリジナルサウンドトラック
オススメ度 ★★★★★
発売:2013年6月28日 収録時間:47分 定価:3150円 レーベル:ポニーキャニオン
ゲーム原作のアニメ「フォトカノ」のサウンドトラック。
音楽は「カレイドスター」などの穏やかな曲を得意とする窪田ミナ氏。
アコースティックと可愛らしい打ち込みなどが混ざり合った心情音楽となっている。
仕様、装丁など、スタッフにどこまでも愛された隠れた良盤。
| N0. | 曲名 | 時間 | 作・編曲 |
| 1 | メインテーマ | 1:07 | 窪田ミナ |
| 2 | リボン | 1:17 | |
| 3 | ライズボール | 1:10 | |
| 4 | プリズム | 1:05 | |
| 5 | 恋のはじまり | 2:00 | |
| 6 | 写真部のテーマ | 1:10 | |
| 7 | ガールズ | 1:22 | |
| 8 | 風のダンス | 1:16 | |
| 9 | 約束 | 3:17 | |
| 10 | スイートピー | 1:15 | |
| 11 | 極秘会議 | 1:23 | |
| 12 | 秋桜 | 1:46 | |
| 13 | タンポポとこんぺいとう | 1:25 | |
| 14 | メッセージ | 1:34 | |
| 15 | あかね色 | 2:32 | |
| 16 | ミッション | 1:13 | |
| 17 | 星の見える丘 | 2:01 | |
| 18 | 想いの向こう | 2:26 | |
| 19 | ピクニック | 1:13 | |
| 20 | ハートビート | 0:48 | |
| 21 | ブルー | 1:15 | |
| 22 | ファニー・スパイ | 1:21 | |
| 23 | 嘘と鏡 | 3:17 | |
| 24 | 17ステップス | 1:18 | |
| 25 | もの想う午後 | 1:04 | |
| 26 | フォトセッション | 0:51 | |
| 27 | 君を探して | 3:07 | |
| 28 | フォトグラフ | 3:10 |
「キミキス」「アマガミ」の流れを組むゲーム原作アニメ「フォトカノ」サントラ。
音楽を担当するのは窪田ミナ氏。「カレイドスター」「ももへの手紙」などで活躍した作家。
「ARIA」の主題歌などでも分かるように、ヒーリング系の音楽が強みである。
アコースティックの優しいサウンドと、エッジが聞きながら可愛らしくもある打ち込みが本作のテイスト。
「コミカルなものでなく、心情の表現を」というオーダーで、窪田氏の特性がこれでもかと発揮されている。
ラブコメディ作品の音楽というよりも恋愛青春物語音楽という方が正しいような透明感だ。
このキラキラしたピアノは、失礼ながらこの手のアニメで中々生まれるものじゃない気がする。
一曲単位の時間も比較的短めで、47分とかなり控えめの収録量だが、公式の発言によれば「全ての音楽」だという。
とすると、この47分で1クールの音楽を回したということであり、かなり有能だなぁという印象だ。
しかし「君を探して」「フォトグラフ」など、キメ演出に使える音楽もきちんとあるので、やることもやれている。
この47分に、1クールのアニメに必要なものはすべて詰まっているのである。
何より好印象なのは、このアルバムと窪田氏がスタッフからとても愛されていること。
まず、公式から「全てを収録」とアナウンスされている。これだけでもかなり珍しい。
ジャケット装丁からもそれは感じられ、CD横のケース接続部が鍵盤になっているなども小粋なデザインだ。
そして他の大作と比べあまり大きな規模といえない(失礼で申し訳ない)にも拘らず、
サントラのAmazonデータ販売にもきちんと対応しており、余すところなくサービスがある。
欲をいうなれば同じ窪田氏の作曲であるOPも収録して欲しかったが、そこまで欲張るとバチが当たる。
2013年アニメの隠れた良盤である。こういう愛あるサウンドトラックはいつでも大歓迎だ。
ブックレットには窪田氏のコメントあり。デザインは種市剛之(McRAY)。イラストは楠本祐子。
音楽を担当するのは窪田ミナ氏。「カレイドスター」「ももへの手紙」などで活躍した作家。
「ARIA」の主題歌などでも分かるように、ヒーリング系の音楽が強みである。
アコースティックの優しいサウンドと、エッジが聞きながら可愛らしくもある打ち込みが本作のテイスト。
「コミカルなものでなく、心情の表現を」というオーダーで、窪田氏の特性がこれでもかと発揮されている。
ラブコメディ作品の音楽というよりも恋愛青春物語音楽という方が正しいような透明感だ。
このキラキラしたピアノは、失礼ながらこの手のアニメで中々生まれるものじゃない気がする。
一曲単位の時間も比較的短めで、47分とかなり控えめの収録量だが、公式の発言によれば「全ての音楽」だという。
とすると、この47分で1クールの音楽を回したということであり、かなり有能だなぁという印象だ。
しかし「君を探して」「フォトグラフ」など、キメ演出に使える音楽もきちんとあるので、やることもやれている。
この47分に、1クールのアニメに必要なものはすべて詰まっているのである。
何より好印象なのは、このアルバムと窪田氏がスタッフからとても愛されていること。
まず、公式から「全てを収録」とアナウンスされている。これだけでもかなり珍しい。
ジャケット装丁からもそれは感じられ、CD横のケース接続部が鍵盤になっているなども小粋なデザインだ。
そして他の大作と比べあまり大きな規模といえない(失礼で申し訳ない)にも拘らず、
サントラのAmazonデータ販売にもきちんと対応しており、余すところなくサービスがある。
欲をいうなれば同じ窪田氏の作曲であるOPも収録して欲しかったが、そこまで欲張るとバチが当たる。
2013年アニメの隠れた良盤である。こういう愛あるサウンドトラックはいつでも大歓迎だ。
ブックレットには窪田氏のコメントあり。デザインは種市剛之(McRAY)。イラストは楠本祐子。

