ACE COMBAT 5 THE UNSUNG WAR Original Sound Tracks
ACE COMBAT 5 THE UNSUNG WAR Original Sound Tracks
オススメ度 ★★★★★
発売:2004年12月22日 収録時間:253分 定価:3990円 レーベル:キングレコード
圧倒の4枚組、253分!しかも4000円を切るという驚異的なプライス!!
未収録の存在を許さない、自信に満ち満ちたナムコのゲーム「ACE COMBAT 5」のサウンドトラック。
「4」で培ったものをストレートに格上げした。
「エースコンバットのサウンドトラック」といえば、「ZERO」よりもこちらの印象。
N0. | Disc 1 曲名 | 時間 | 作・編曲 |
1 | Title | 0:22 | 中西哲一 |
2 | Briefing 1 | 2:20 | 小林啓樹 |
3 | Hangar 1 | 2:01 | 中西哲一 |
4 | Shorebirds | 2:06 | |
5 | Open War “Theme Of Open The War” | 1:53 | |
6 | Wardog | 1:37 | |
7 | Naval Blockade | 2:04 | |
8 | First Flight (Arranged ACE COMBAT 04 “Blockade”) | 3:17 | |
9 | Rendezvous | 2:56 | |
10 | Ballistic Missile | 3:14 | |
11 | White Bird (Part I) | 4:52 | 小林啓樹 |
12 | Front Line | 5:34 | 大久保博 |
13 | Scinfaxi | 3:34 | 中西哲一 |
14 | Mother Goose 1 | 5:05 | 大久保博 |
15 | Lit Fuse | 0:22 | 中西哲一 |
16 | Blind Spot | 1:33 | |
17 | 8492 | 2:58 | 大久保博 |
18 | Chain Reaction | 2:33 | 中西哲一 |
19 | Reprisal | 2:42 | |
20 | Powder Keg | 4:20 | 小林啓樹 |
21 | Game Over | 2:05 | 中西哲一 |
22 | Shop | 4:13 |
N0. | Disc 2 曲名 | 時間 | 作・編曲 |
1 | Menu | 2:12 | 中西哲一 |
2 | Four Horsemen | 4:08 | 中鶴純一 |
3 | Demons Of Ragriz | 2:04 | 中西哲一 |
4 | Hrimfaxi | 5:42 | |
5 | Ice Cage | 2:40 | 小林啓樹 |
6 | White Noise | 3:34 | |
7 | Desert Arrow | 4:00 | 中西哲一 |
8 | Desert Lightning | 4:18 | |
9 | Free Flight | 2:43 | 小林啓樹 |
10 | Supercircus | 4:31 | |
11 | Into The Dusk | 3:22 | |
12 | Fortress | 3:13 | 中西哲一 |
13 | Mask | 3:36 | 中鶴純一 |
14 | Final Option | 1:45 | 小林啓樹 |
15 | Ancient Walls | 4:16 | 中西哲一 |
16 | Failed Game Over | 0:18 | |
17 | Result | 1:34 | |
18 | Tutorial Main | 0:50 | |
19 | Tutorial Menu | 1:05 | |
20 | Tutorial Result | 1:44 |
N0. | Disc 3 曲名 | 時間 | 作・編曲 | 歌 |
1 | Briefing 2 | 2:23 | 小林啓樹 | |
2 | Hangar 2 | 2:19 | ||
3 | Solitaire | 3:14 | 中西哲一 | |
4 | Closure | 5:34 | ||
5 | Ghosts Of Razgriz | 4:03 | 中鶴純一 | |
6 | Whire Bird(Part Ⅱ) | 3:49 | 大久保博 | |
7 | Heartbreak One | 3:13 | ||
8 | Grabacr | 5:08 | 中西哲一 | |
9 | The Journey Home(On Radio) | 3:46 | 小林啓樹 | Elizabeth Ladizinsky |
10 | Wings Of Unity | 2:45 | ||
11 | Dead Ahead | 4:18 | ||
12 | Winter Storm | 3:59 | 中鶴純一 | |
13 | The Unsung War | 7:21 | 小林啓樹 | |
14 | The Journey Home | 4:33 | ||
15 | Razgriz | 3:33 |
N0. | Disc 4 曲名 | 時間 | 作・編曲 | 作詞 | 歌 |
1 | Arcade Title | 0:21 | 中西哲一 | ||
2 | Arcade Menu | 1:12 | |||
3 | Arcade Stage Select | 0:58 | |||
4 | Arcade Briefing | 1:12 | |||
5 | Arcade Ripping Air | 2:22 | 大久保博 | ||
6 | Arcade Knock You Down | 3:31 | |||
7 | Arcade Elemental Paticle 2 | 2:57 | |||
8 | Arcade Broken Skies | 3:39 | |||
9 | Arcade Catch The Lightning | 3:55 | |||
10 | Arcade Riding High | 2:40 | |||
11 | Arcade Do or Die | 3:24 | |||
12 | Arcade Consequence | 0:47 | |||
13 | Arcade Game Over | 0:16 | 中西哲一 | ||
14 | Arcade Clear | 0:07 | 小林啓樹 | ||
15 | Arcade Victory Road | 1:20 | |||
16 | Blue Skies(remix) | 4:54 | 大久保博 | Stephanie Cooke | |
17 | Razgriz “ACE COMBAT 5 Main Theme” | 1:42 | 小林啓樹 | ||
18 | Open The War | 1:23 | |||
19 | Sand Island | 1:00 | |||
20 | The Following Morning | 1:20 | |||
21 | 15 Years Ago | 2:06 | |||
22 | A Blue Dove For The Princess “Nagase’s Theme” | 0:46 | |||
23 | OSEA | 1:58 | 中鶴純一 | ||
24 | Blind Corridor | 3:22 | 小林啓樹 | ||
25 | Fugitive Hope | 2:10 | |||
26 | New Emblem | 1:01 | |||
27 | President Harling | 1:04 | |||
28 | SOLG | 0:40 | 中西哲一 | ||
29 | Battleships Uprising | 2:11 | 小林啓樹 | ||
30 | Final Launch | 2:09 | |||
31 | Hope For Freedom | 1:34 | |||
32 | Unsung Heroes | 0:39 | |||
33 | Peace (Epilogue) | 2:01 | |||
34 | The Journey Home “ACE COMBAT 5 Ending Theme” | 4:20 | 小林啓樹 | Joe Romersa | Mary Elizabeth McGlynn |
35 | BLURRY | 5:04 | Doug Ardito, Paul Phillips, Wesley Scantlin | Puddle of Mudd |
最後のPS2「ACE COMBAT」である今作は、それに相応しい圧倒的なボリューム。
1枚目から、「Unsung War」に 繋がるモチーフが散りばめられ、そのカタルシスを高めようとしてくる。
今回も中西哲一氏や大久保博氏などが作曲しているが、何よりも美味しいところを持っていくのは小林啓樹氏曲である。
混声合唱や電子管弦を用いたスケールの広がりは、「4」から順当な進化を遂げていることの証明である。
前作通りのムードで始まる1枚目で、リスナーを目覚めさせるのは「First Flight」。
PS2音源による電子擬似オーケストラのお手本のような出来で、メロディもキャッチーだ。
ここからどっぷりと世界観にはまり込むことができる。
「Lit Fuse」「Reprisal」なども人気が高く、1枚目はかなり聴きやすいスタイルで構成されている。
2枚目は「4」に似て、スルメ感溢れるギターがそこかしこに。「Hrimfaxi」などがそれを象徴している。
3枚目は、正しくこのアルバムのハイライトである。
全体的にクライマックス感が漂っており、4枚中でも特にいいものがそろっている。
「4」の混声合唱で唸りをあげた小林啓樹氏の「Unsung War」は、プレイ済の方ならば説明不要の、ゲームサブタイトルの名を冠した名曲。
7分があっという間で、とても管弦部分が擬似オーケストラとは感じさせない合唱の厚み。燃えないわけがない。
ちなみに、まっとうなプレイヤーならこの曲をラストステージでマトモに聞き終わることはないだろう。
FF6の「妖星乱舞」と同じである。サントラで聞きましょう。
3枚目ラスト2曲「The Journey Home」「Razgriz」は、なんとまさかのポーランド国立ワルシャワ・フィルハーモニック・オーケストラの演奏。
そんなことしちゃうなら「Unsung War」もそっちでやって良かったのでは……
4枚目は前半にアーケード版の曲を置きお茶を濁す。
それっぽい硬いテクノで、テキトーに4枚目を聴き始めると路線の違いにちょっと驚く。
それも含め「4」ED曲「Blue Skies」のリミックス版もあり、ボーナストラック的な印象が強い。
しかし穏やかなED曲「The Journey Home」のボーカル入り、またこれぞ洋楽!といった具合のストレートな主題歌「BLURRY」が収録されており、決して捨てディスクではない。
「ACE COMBAT」のサウンドの集大成と言っても過言ではなく、プライスに対してのボリュームもさながら記憶に残る決め曲など、バランスのとれた良盤である。
これもまた単純にアルバムとして未プレイの人の勧められるかは人によるが、「4」よりも格段にレベルアップしており、決して不可能ではない。
1枚目から、「Unsung War」に 繋がるモチーフが散りばめられ、そのカタルシスを高めようとしてくる。
今回も中西哲一氏や大久保博氏などが作曲しているが、何よりも美味しいところを持っていくのは小林啓樹氏曲である。
混声合唱や電子管弦を用いたスケールの広がりは、「4」から順当な進化を遂げていることの証明である。
前作通りのムードで始まる1枚目で、リスナーを目覚めさせるのは「First Flight」。
PS2音源による電子擬似オーケストラのお手本のような出来で、メロディもキャッチーだ。
ここからどっぷりと世界観にはまり込むことができる。
「Lit Fuse」「Reprisal」なども人気が高く、1枚目はかなり聴きやすいスタイルで構成されている。
2枚目は「4」に似て、スルメ感溢れるギターがそこかしこに。「Hrimfaxi」などがそれを象徴している。
3枚目は、正しくこのアルバムのハイライトである。
全体的にクライマックス感が漂っており、4枚中でも特にいいものがそろっている。
「4」の混声合唱で唸りをあげた小林啓樹氏の「Unsung War」は、プレイ済の方ならば説明不要の、ゲームサブタイトルの名を冠した名曲。
7分があっという間で、とても管弦部分が擬似オーケストラとは感じさせない合唱の厚み。燃えないわけがない。
ちなみに、まっとうなプレイヤーならこの曲をラストステージでマトモに聞き終わることはないだろう。
FF6の「妖星乱舞」と同じである。サントラで聞きましょう。
3枚目ラスト2曲「The Journey Home」「Razgriz」は、なんとまさかのポーランド国立ワルシャワ・フィルハーモニック・オーケストラの演奏。
そんなことしちゃうなら「Unsung War」もそっちでやって良かったのでは……
4枚目は前半にアーケード版の曲を置きお茶を濁す。
それっぽい硬いテクノで、テキトーに4枚目を聴き始めると路線の違いにちょっと驚く。
それも含め「4」ED曲「Blue Skies」のリミックス版もあり、ボーナストラック的な印象が強い。
しかし穏やかなED曲「The Journey Home」のボーカル入り、またこれぞ洋楽!といった具合のストレートな主題歌「BLURRY」が収録されており、決して捨てディスクではない。
「ACE COMBAT」のサウンドの集大成と言っても過言ではなく、プライスに対してのボリュームもさながら記憶に残る決め曲など、バランスのとれた良盤である。
これもまた単純にアルバムとして未プレイの人の勧められるかは人によるが、「4」よりも格段にレベルアップしており、決して不可能ではない。