ARMORED CORE 3 SILENT LINE SOUNDTRACK

ARMORED CORE 3 SILENT LINE SOUNDTRACK

オススメ度 ★★★★★

発売:2003年3月26日 収録時間:56分 定価:3000円 レーベル:デジキューブ



フロムソフトウェアのロボット・アクションゲーム「アーマード・コア」シリーズ第7作。
「3」の続編であり、これまた評価の高い一作がこの「サイレントライン」である。
アーマードコア3に引き続き齋藤司氏が全面的に作曲を行っており、
こちらの音響設備を伺うような打撃音を使うメインテーマが印象的。


N0.曲名時間作・編曲
1Silent Line I1:51齋藤司
2Silent Line Ⅱ1:43
3Morning,Lemontea2:41星野康太
4Initiating3:02齋藤司
5Muzzle-retry3:46柳川剛
6High Sign3:11齋藤司
7Out Like A Light2:56
8Rise In Arms3:15柳川剛
9Scrambling Film3:01齋藤司
10Falling Down3:28柳川剛
11Move the Car2:13星野康太
12Mode2:59齋藤司
13Disrespect2:47柳川剛
14Dry Mirage3:08
15Monkey Likes Daddy2:34星野康太
16Line Of Fire3:30柳川剛
17Silent Line Ⅲ2:40齋藤司
18Lapse OF Time3:23
19Artificial Line2:31
20Silent Line Ⅳ1:46
 フロムソフトウェアの「アーマード・コア」シリーズ第7作。
 「アーマード・コア3」の正当な続編である「サイレントライン」のサントラが本作。
 形式が特殊で、A4のビジュアルブックにサントラが付属している、という内容で、あの「ゼノギアス資料集」を発売したデジキューブが発売元で、
 あえなくデジキューブは倒産しており、本作はだいぶキツいプレミアがついている。

 サウンドディレクターに齋藤司氏を置き、作曲は全面的に星野康太氏が行っており、エスニックな要素を用いた前作と違い、更に硬質で乾いたテクノを展開する。
 メインテーマを張るタイトル「Silent Line」の打撃音が非常に印象的で、以降のAC音楽のスタイルにも影響を与えているはず。
 ただそのメインテーマアレンジだけで5曲もあるのは気になる所ではあるものの、それを払しょくできる分の魅力は放っている。
 「3」からの進化として、となるとちょっとした路線変更程度にしか見えないかもしれないが、そこは齋藤司氏がサウンドディレクターを担当しているのだから仕方がない。

 ビジュアルブックのおまけ扱い、とは言うものの実際の扱いは至極丁寧で、ゲーム内容の解説考察どころか齋藤司氏による一曲単位の解説文もある。
 定価通りの3000円ならばいっそ安いとも言える一作なのではなかろうか。

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