ARMORED CORE for Answer ORIGINAL SOUNDTRACK

ARMORED CORE for Answer ORIGINAL SOUNDTRACK

オススメ度 ★★★★★

発売:2008年3月19日 収録時間:76分 定価:2310円 レーベル:アニプレックス



フロムソフトウェアのロボット・アクションゲーム「アーマード・コア」シリーズ第12作。
PS3の「アーマード・コア4」の正当な続編である。
前作を超えた「圧倒的スピード感」をテーマとした作品であり、
その音楽性はよりドラマチックに演出特化したものとなっている。


N0.曲名時間作・編曲
1Someone is Always Moving on the Surface2:18星野康太
24 the Answer1:58
3Intro1:15
4Scorcher4:49
5Radiation2:17
6Dexter1:25
7Water Down2:20
8The Bloody Honey Cannot Stop3:00
9Test Pattern2:05衛藤英幸
10Orange0:55星野康太
11Turn it Around1:45
12Match the Bottom2:35
13Viper2:29
14Afterimage2:11衛藤英幸
15Fade Away1:35星野康太
16Precious Park2:51
17Dragon Dive2:25
18ACfA~opening act~1:26
19Welcome to the Earth2:47
20Interlude1:00
21I Can See All2:14
22Cicada3:21
23Great Wall1:57
24Set the Sunset2:17
25World is Down1:49
26Today3:51
27Evening Mist0:44
28Cosmos3:07
29Spilit of Motherwill2:33
30Remember4:13
31After the Time1:00
32Curtain Fall~end roll~2:57
33Outro2:12
 フロムソフトウェアの「アーマード・コア」シリーズ第12作。
 「アーマード・コア4」の答え=for Answerをテーマとした正当な続編。
 「圧倒的スピード」という点に「オーバードブースト」でさらに踏み込み、シリーズでも屈指の操作性と爽快感で人気を博した。

 本作も音楽は星野康太氏のほぼ独壇場。
 ハリウッドめいたロックサウンドは本作にも継承されており、演出的・ドラマチックなオーケストラ調の音も更に強化された。
 その象徴とも言えるのが「4 the Answer」だ。
 OPや「ホワイト・グリント掃討」でも使用され、メインテーマとしての印象が強い一曲で、聖歌的な作詞・コーラスを用いたシンフォニックロックナンバー。
 これや「4」でもあったタイプの曲調である「Cosmos」「Remenber」は人気が高い。
 また同じくメインテーマ級の扱いになっている「Someone is Always Moving on the Surface」。
 ピアノとシンセによる静かながら力強い曲なのだが、これは最終面BGMで、これまでのテクノロックサウンドに対するギャップ演出によってかなりいい味を出している。

 ただ、全体的に前作よりも演出効果に特化したような印象があり、前作よりもインパクトに欠ける部分が見受けられる。
 それにより「4」サントラを支持する人も多いと思われるが、かといって本作の価値が下がるようなモノでは決してないので、
 ACシリーズ、そして特に「4」の音楽にハマった人ならば未プレイでも聞ける良盤である。

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