ARMORED CORE NEXUS ORIGINAL SOUNDTRACK

ARMORED CORE NEXUS ORIGINAL SOUNDTRACK

オススメ度 ★★★★★

発売:2004年4月21日 収録時間:114分 定価:3045円 レーベル:アニプレックス



フロムソフトウェアのロボット・アクションゲーム「アーマード・コア」シリーズ第8作。
「新生」を狙い世界観や設定もさらに一新したのがこの「アーマード・コア・ネクサス」だ。
蓋をあけてみると設定バランスのミスとも言える仕様で完全にクソゲー扱いに。
果たして音楽はどうなっているか、というと……。


N0.Disc 1 EVOLUTION 曲名時間作・編曲
1Shining1:53星野康太
2World Navigation2:15
3Dive1:00
4Like A Buffalo2:02
5Chronocrash2:37高田征典
6Prescription3:10齋藤司
7Come On Nexus1:51星野康太
8Scope Eye2:26
9Brandnew Armored Core Runs About2:34
10Chime3:09
11Blitz3:05高田征典
12Prankish Jelly1:34星野康太
13Electro Arm With Emotion3:15
14Lightning Volcano2:57
15My Boat1:20
16Urgent Evasion3:11齋藤司
17Flood Of A Life2:42
18Autobahn2:44星野康太
19Wall Flower3:19
20High Sign2:37齋藤司
21Galaxy Heavy Blow2:28星野康太
22Red Butterfly4:31
23End Roll2:54
N0.Disc 2 REVOLUTION 曲名時間作曲編曲
1Whiz Drop nutty3:09齋藤司星野康太
2Detect but miss2:35神田有士土屋昇平
3Insurance Money ver.sil2:21N.O.Y.B.末永浩一
4Complete Physical tek2:50星野康太
5Mode cut up version2:44齋藤司
6In My Heart more heart2:40星野康太
79 memories3:07瀬川圭一郎高田征典
8Another Age left turn2:17齋藤司星野康太
9Shape Memory Alloys 21:01瀬川圭一郎
10Fierwork circuit edit3:15齋藤司
11Grip the otherside2:58N.O.Y.B.高田征典
12Circulatino all over2:55星野康太
13Super Monkey Likes Daddy2:47星野康太
14Apex in Circle extened3:06
15Artifical Sky tribal3:12齋藤司星野康太
16Silent Lime remix2:25齋藤司末永浩一
17The Revolution Mix10:17N.O.Y.B.星野康太
 フロムソフトウェアの「アーマード・コア」シリーズ第8作。
 「アーマード・コア、新生!その意思が、すべてを変える。」をキャッチコピーに、世界観および設定を更に一新したのがこの「ネクサス」である。
 しかし悪名高い熱設定によりゲームバランスが崩れクソゲー扱いに。

 音楽も一新し、「3」シリーズに特に見られたロボットもの的な「重厚感」を排した。
 その代わりに星野康太氏率いる「N.O.Y.B.」(星野氏、齋藤氏、瀬川氏のユニット)が本作に与えたのが「テクノロック」であり、この軽さを「3」シリーズと比較して嫌う人もいるかもしれない。
 しかしこれが以降の星野康太氏、及びACシリーズの音楽の根幹となっていくのは確かで、よりテクノ寄りになったというのは一種の「原点回帰」とも言えるだろう。
 ディスク名の「EVOLUTION」「REVOLUTION」がそれらの変化を物語る。
 OPテーマ「Shining」がそれを象徴する。軽めのテクノは原点回帰の証であり、星野氏の声を加工したというシリーズ初のボーカル曲は「新生」の証である。

 2枚目は過去シリーズの音楽のmix盤となっている。
 このファンサービスも新生というよりは原点回帰のそれと言ってよく、ラストのオリジナル音源メドレー「The Revolution Mix」はそういうことなのだろう。

 故に、新生という意味では新規層を狙えるアルバムではなく、むしろファン向けの一枚と言っていい。
 それでもテクノロックとしては素直に出来上がっているはずなので、アルバムの出来は問題ない。
 アニプレックス発売となりボリュームも増え、よりシリーズが安定したことが伺える一枚である。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です