BACCANO! ORIGINAL SOUNDTRACK SPIRAL MELODIES
BACCANO! ORIGINAL SOUNDTRACK SPIRAL MELODIES
オススメ度 ★★★★★
発売:2007年10月24日 収録時間:76分 定価:3150円 レーベル:アニプレックス
成田良悟氏のライトノベル原作アニメ「バッカーノ!」。
時代を超えて一つの伝説を中心に回る群像劇のニギヤカな物語である。
大森監督ではお馴染みの音楽家・吉森信氏の、アニメではあまり聞けないジャズナンバー。
吉森氏ならではのマイルドな音使いと落ち着いたジャズの相性は抜群。
N0. | 曲名 | 時間 | 作曲 | 編曲 | 作詞(脚本) |
歌(ナレーション)
|
1 | 長い長い夢の中の宴~バッカーノ!のテーマ | 3:58 | 吉森信 | |||
2 | プロローグ | 1:38 | 高木登 | 若本規夫 | ||
3 | マンハッタンブリッジにかける夢 | 4:16 | ||||
4 | 歪んだ希望に満ちた都 | 4:33 | ||||
5 | 赤煉瓦の迷宮 | 3:34 | ||||
6 | 記憶の手紙 | 2:59 | ||||
7 | 路地裏の法則 | 3:13 | ||||
8 | イン・ザ・スピークイージー | 2:25 | ||||
9 | お昼のガンマンと真っ赤な踊り子 | 1:46 | ||||
10 | 大人の小僧の遊び | 1:02 | ||||
11 | イカれた快楽のために | 3:45 | ||||
12 | 緩みきった官能のダンス | 2:08 | ||||
13 | 阿鼻叫喚の狂った舞台 | 3:06 | ||||
14 | アルヴェアーレのブルース | 2:30 | ||||
15 | 光と影のふたつのカノン | 3:17 | ||||
16 | 忍び寄る気配 | 3:03 | ||||
17 | 誇り高き沈黙 | 5:24 | ||||
18 | 200年前からの憂鬱 | 2:59 | ||||
19 | 偽オーケストラの甘美な響き | 1:54 | ||||
20 | また忍び寄る気配 | 0:48 | ||||
21 | 終わることのない階段 | 4:08 | ||||
22 | 紡ぎ出す吐息 | 3:58 | ||||
23 | うたかたの祈り | 4:09 | ||||
24 | 林檎の絵の上の落書き | 2:59 | ||||
25 | Gun’s & Roses | 1:53 | 野口茜 | Paradise Lunch | ||
26 | Calling | 1:32 | 梶浦由記 | 織田かおり |
成田良悟氏のライトノベル原作のアニメ「バッカーノ!」のサウンドトラック。
禁酒法時代の不死の酒の伝説を中心に回る錬金術師たちの群像劇だ。
そして禁酒法時代、即ち1930年代。そして舞台がニューヨークともなれば、それを飾る音楽はジャズ以外ない。
大森貴弘監督を筆頭にスタッフは「夏目」。そうなれば音楽は当然吉森信氏。
優しい音使いである吉森氏の特徴を継承しつつ、ジャズもハイクオリティに決まっている。
アニメのジャズにしては全体的にバンドジャズのまま落ち着いたものやアンニュイな音楽が多いのが印象的だ。
ビッグバンドで盛大に決めているのは「バッカーノ!のテーマ」と数曲くらいだろう。
とはいえ作品の賑やかさが損なわれている訳ではなく、相まって「バッカーノ!」を形成している。
全体的にオシャレに整っているので、寛ぎながらかけられる「ジャズっぽい楽しみ方」もできる。
今作をフィーチャーしてライブを行ったこともあるほど、気合と人気のあるサウンドトラックなのである。
吉森氏といえば、パーカッションの鬼・仙波清彦氏のグループにも参加している。
そしてなんと今作はその逆で、パーカッションに仙波清彦氏が参加しているのである。
「大人の小僧の遊び」等が顕著で、仙波清彦氏の曲と言われても違和感がないおふざけっぷりだ。
多分仙波氏お馴染みの、「ドンキで買える音の鳴るアヒルのオモチャ」を使っていると思われる。
ちなみに、OPとEDは表記がされてないもののTVサイズで収録。
OPはロングバージョンの時のアレンジ。フルで聴きたい人はシングルを購入するように。
デザインが凝っており、ブックレットはレコードジャケットの擦れ方のような印刷がされている。
CD盤もレコードのような溝が掘られているのが伺える。
正しく「ジャズの生まれた時代の音楽」を体験するような仕様だ。
かなり聴きやすいアルバムに仕上がっているので、誰にでもおススメできる一枚
ブックレットには吉森氏のコメントあり。イラストは岸田隆宏氏。デザインは竹田康紀氏。
禁酒法時代の不死の酒の伝説を中心に回る錬金術師たちの群像劇だ。
そして禁酒法時代、即ち1930年代。そして舞台がニューヨークともなれば、それを飾る音楽はジャズ以外ない。
大森貴弘監督を筆頭にスタッフは「夏目」。そうなれば音楽は当然吉森信氏。
優しい音使いである吉森氏の特徴を継承しつつ、ジャズもハイクオリティに決まっている。
アニメのジャズにしては全体的にバンドジャズのまま落ち着いたものやアンニュイな音楽が多いのが印象的だ。
ビッグバンドで盛大に決めているのは「バッカーノ!のテーマ」と数曲くらいだろう。
とはいえ作品の賑やかさが損なわれている訳ではなく、相まって「バッカーノ!」を形成している。
全体的にオシャレに整っているので、寛ぎながらかけられる「ジャズっぽい楽しみ方」もできる。
今作をフィーチャーしてライブを行ったこともあるほど、気合と人気のあるサウンドトラックなのである。
吉森氏といえば、パーカッションの鬼・仙波清彦氏のグループにも参加している。
そしてなんと今作はその逆で、パーカッションに仙波清彦氏が参加しているのである。
「大人の小僧の遊び」等が顕著で、仙波清彦氏の曲と言われても違和感がないおふざけっぷりだ。
多分仙波氏お馴染みの、「ドンキで買える音の鳴るアヒルのオモチャ」を使っていると思われる。
ちなみに、OPとEDは表記がされてないもののTVサイズで収録。
OPはロングバージョンの時のアレンジ。フルで聴きたい人はシングルを購入するように。
デザインが凝っており、ブックレットはレコードジャケットの擦れ方のような印刷がされている。
CD盤もレコードのような溝が掘られているのが伺える。
正しく「ジャズの生まれた時代の音楽」を体験するような仕様だ。
かなり聴きやすいアルバムに仕上がっているので、誰にでもおススメできる一枚
ブックレットには吉森氏のコメントあり。イラストは岸田隆宏氏。デザインは竹田康紀氏。