TVアニメ「僕らはみんな河合荘」 オリジナルサウンドトラック Between the Notes
TVアニメ「僕らはみんな河合荘」 オリジナルサウンドトラック Between the Notes
オススメ度 ★★★☆☆
発売:2014年6月25日 収録時間:61分 定価:3240円 レーベル:ランティス
ヤングキングアワーズ連載、宮原るり氏初のストーリー漫画「僕らはみんな河合荘」。
アクがあるようでないサラッとしたラブコメで、放送時の人気もそこそこであった。
音楽にはすっかりラブコメ劇判作家が定着しつつある松田彬人氏。
オーソドックスかつ丁寧な室内音楽。
| N0. | 曲名 | 時間 | 作曲 | 編曲 | 作詞 | 歌 |
| 1 | いつかの、いくつかのきみとのせかい(Short Size) | 1:33 | 佐藤純一 | fhána | 林英樹 | fhána |
| 2 | 僕らはみんなご挨拶 | 0:10 | 松田彬人 | |||
| 3 | 僕らはみんな歩き出す | 1:42 | ||||
| 4 | 僕らはみんな屋根の下 | 1:11 | ||||
| 5 | 僕らはみんな仲良しです | 2:03 | ||||
| 6 | 僕らはみんな微睡んで | 1:42 | ||||
| 7 | 僕らはみんな騒がしい | 1:32 | ||||
| 8 | 僕らはみんな楽しそう | 1:28 | ||||
| 9 | 僕らはみんな変わり者 | 1:36 | ||||
| 10 | 僕らはみんな帰り道 | 2:00 | ||||
| 11 | 僕らはみんな青春期 | 1:30 | ||||
| 12 | 僕らはみんな大人げない | 1:29 | ||||
| 13 | 僕らはみんなシンデレラ | 1:20 | ||||
| 14 | 僕らはみんなハイカラさん | 1:31 | ||||
| 15 | 僕らはみんな青臭い | 1:48 | ||||
| 16 | 僕らはみんな生きている | 1:44 | ||||
| 17 | 僕らはみんないい子です | 1:37 | ||||
| 18 | 僕らはみんな一人じゃない | 2:13 | ||||
| 19 | 僕らはみんな振り返る | 1:07 | ||||
| 20 | 僕らはみんな怖くない | 1:19 | ||||
| 21 | 僕らはみんな恐る恐る | 1:14 | ||||
| 22 | 僕らはみんな頑張って… | 1:27 | ||||
| 23 | 僕らはみんな藪の中 | 1:21 | ||||
| 24 | 僕らはみんな困りもの | 1:42 | ||||
| 25 | 僕らはみんな旦那様 | 2:28 | ||||
| 26 | 僕らはみんな奉公人 | 2:07 | ||||
| 27 | 僕らはみんな健全です | 1:28 | ||||
| 28 | 僕らはみんな真面目です | 0:34 | ||||
| 29 | 僕らはみんな辛くても | 1:26 | ||||
| 30 | 僕らはみんな伝え合う | 2:10 | ||||
| 31 | 僕らはみんな黄昏れて | 2:36 | ||||
| 32 | 僕らはみんなここにいる | 1:53 | ||||
| 33 | 僕らはみんな幸せ者 | 2:37 | ||||
| 34 | 僕らはみんな河合荘 | 2:39 | ||||
| 35 | 昆虫たちも祝福する森のウエディング | 3:21 | 古怒田健志 | 錦野麻弓(佐藤利奈) | ||
| 36 | My Sweet Shelter(Short Size) | 1:36 | 山口朗彦 | こだまさおり | 河合律(花澤香菜)、錦野麻弓(佐藤利奈)、 渡辺彩花(金元寿子) | |
ヤングキングアワーズ連載、宮原るり氏原作のラブコメ漫画「僕らはみんな河合荘」。
これまで四コマ漫画がメインだった宮原氏初のストーリー漫画。
ヤンキンにしてはさわやかめな漫画だが、雰囲気や作風に対しなんだかんだ下ネタ成分を感じる辺り、雑誌の対象層が伺える。
音楽担当は松田彬人氏(旧・虹音)。最近はすっかりラブコメアニメ音楽マンとなっている。
今作での作風も、素直なラブコメに対して特に捻る必要もないのでストレートな室内音楽での心情・コメディ音楽だ。
これまでもそういったオーダーが続いていたのではないかと思うが、それでもネタが尽きない辺りに松田氏の非凡さが伺える。
「僕らはみんな河合荘」に連なるメインテーマメロを中心にしたオーソドックスなものだが、決してクオリティが低いわけではない。
作品に対して必要なレベルにピッタリ合わせた、正に「劇判」といった印象だ。
しかし、前半に心情描写用の丁寧な室内音楽が集中しているせいか、後半にワンシーン・限定シチュエーション用の曲が溜まっている。
こういった曲は「シチュエーションを分かり易くする為のベタな曲」が増えるため、作家性が伴いにくく、コメディアニメではありがちながらも、サントラでは捨て曲になりやすい。
それがそこそこの数を占めているのが残念……と思うかどうかは人次第だが、当サイトでは「惜しい」という判断する。
OPEDはテレビサイズのみの収録だが、サトリナこと佐藤利奈氏の劇中歌「虫たちも祝福する森のウェディング」を収録している。
原作の当該シーンではチェリッシュの「てんとう虫のサンバ」だったが、権利関係のために曲を起こすことになった。
声優ソングのこういったウィスパーな弾き語りは貴重だし、佐藤利奈氏の声もかなり聴き心地がいい。
歌曲が当初のメイン活動だった松田彬人氏らしい、声にあった曲作りである。
決してレベルが低いわけでもないのだが、特別手に入れる必要があるかと聞かれるとちょっと躊躇する一枚。
いかんせんどこをとってもトガリがない(必要ない)のが一因。ファン向けのサントラ、と言える。
ジャケットイラストは宮原るり氏。デザインはAFTERGLOW。
これまで四コマ漫画がメインだった宮原氏初のストーリー漫画。
ヤンキンにしてはさわやかめな漫画だが、雰囲気や作風に対しなんだかんだ下ネタ成分を感じる辺り、雑誌の対象層が伺える。
音楽担当は松田彬人氏(旧・虹音)。最近はすっかりラブコメアニメ音楽マンとなっている。
今作での作風も、素直なラブコメに対して特に捻る必要もないのでストレートな室内音楽での心情・コメディ音楽だ。
これまでもそういったオーダーが続いていたのではないかと思うが、それでもネタが尽きない辺りに松田氏の非凡さが伺える。
「僕らはみんな河合荘」に連なるメインテーマメロを中心にしたオーソドックスなものだが、決してクオリティが低いわけではない。
作品に対して必要なレベルにピッタリ合わせた、正に「劇判」といった印象だ。
しかし、前半に心情描写用の丁寧な室内音楽が集中しているせいか、後半にワンシーン・限定シチュエーション用の曲が溜まっている。
こういった曲は「シチュエーションを分かり易くする為のベタな曲」が増えるため、作家性が伴いにくく、コメディアニメではありがちながらも、サントラでは捨て曲になりやすい。
それがそこそこの数を占めているのが残念……と思うかどうかは人次第だが、当サイトでは「惜しい」という判断する。
OPEDはテレビサイズのみの収録だが、サトリナこと佐藤利奈氏の劇中歌「虫たちも祝福する森のウェディング」を収録している。
原作の当該シーンではチェリッシュの「てんとう虫のサンバ」だったが、権利関係のために曲を起こすことになった。
声優ソングのこういったウィスパーな弾き語りは貴重だし、佐藤利奈氏の声もかなり聴き心地がいい。
歌曲が当初のメイン活動だった松田彬人氏らしい、声にあった曲作りである。
決してレベルが低いわけでもないのだが、特別手に入れる必要があるかと聞かれるとちょっと躊躇する一枚。
いかんせんどこをとってもトガリがない(必要ない)のが一因。ファン向けのサントラ、と言える。
ジャケットイラストは宮原るり氏。デザインはAFTERGLOW。

