CLAYMORE TV Animation O.S.T.
CLAYMORE TV Animation O.S.T.
オススメ度 ★★★★★
発売:2007年7月25日 収録時間:58分 定価:3000円 レーベル:エイベックス・トラックス
人間を捕食する妖魔とそれを倒すために生まれた半妖の戦士達の戦いを描く、
キャラ死にまくりのダークファンタジー漫画「CLAYMORE」。
音楽には多岐にわたるジャンルを使いこなす宅見将典氏。
ハードロックを基調とし、オーケストラ、民俗音楽など、
ダークファンタジーを分かり易く演出している傑作サントラ。
No. | 曲名 | 時間 | 作曲 | 編曲 | 作詞 | 歌 |
1 | 銀眼の魔女 | 2:43 | 宅見将典 | |||
2 | 大きな剣 | 1:44 | ||||
3 | 妖魔の掟 | 2:21 | ||||
4 | 砂漠の風 | 1:45 | ||||
5 | 切り裂く者たち | 2:20 | ||||
6 | 恐ろしき布陣 | 1:11 | ||||
7 | 微笑のテレサ | 1:53 | ||||
8 | 哀しき宿命 | 1:10 | ||||
9 | 覚醒の鼓動 | 1:25 | ||||
10 | 精悍なる闘い | 2:07 | ||||
11 | 神秘と深淵 | 1:40 | ||||
12 | 呼びかける記憶 | 2:39 | ||||
13 | 北の地と白銀の王 | 1:29 | ||||
14 | 果てしなき旅路 | 1:21 | ||||
15 | 強靭な力 | 1:20 | ||||
16 | 荒野の落日 | 1:35 | ||||
17 | 心の傷跡 | 2:17 | ||||
18 | 憧憬 | 1:47 | ||||
19 | 町並み | 1:35 | ||||
20 | 田園と小川 | 1:48 | ||||
21 | 美しき狩人たち | 1:37 | ||||
22 | 妖しき者の宿命 | 1:47 | ||||
23 | 凶戦士 | 1:56 | ||||
24 | 覚醒への乱れ | 1:06 | ||||
25 | 壮絶な死闘 | 1:44 | ||||
26 | 選ばれし者 | 1:49 | ||||
27 | 遥かな道程 | 1:05 | ||||
28 | 愛しさとぬくもり | 1:35 | ||||
29 | 地平線の彼方 | 2:00 | ||||
30 | 石造りの家並み | 1:42 | ||||
31 | 人を想うこと | 1:55 | ||||
32 | 深き森の中で | 1:56 | ||||
33 | レゾンデートル(TV Sized) | 1:03 | 咲人 | ナイトメア | ||
34 | 断罪の花~Guilty Sky~(TV Sized) | 1:10 | LOVE+HATE | 鳴瀬シュウヘイ、LOVE+HATE、中川幸太郎 | 小坂りゆ |
人間を捕食する人外の魔物「妖魔」とそれを倒すために生み出された半人半妖の女戦士、「クレイモア」達の闘いを描く漫画「CLAYMORE」。
あまりにもあっけないキャラ達の死に様は、「進撃の巨人」や「テラフォ―マーズ」に通ずるものがある。ゼロ年代ダークファンタジーの傑作の一つである。
音楽担当は宅見将典氏。EXILEへの楽曲提供など仕事の幅は多岐に渡り、アニメ音楽は2020年現在今作が最後の仕事となっている。
本作の音楽はオーケストラと民俗音楽など、ファンタジー音楽を基調とした上でロックバンド出身ならではの力強いハードロックを混ぜ込んでいる。
世界の広がりではなく世界の厳しさを演出する音楽であり、それがダークファンタジーらしさを強く強調している。
ダークファンタジー音楽としてはフルオケを慣行し世界の厳しさや重さを演出した「鋼の錬金術師(FA)」と比べると面白いだろう。
特に最初の「銀眼の魔女」「大きな剣」で見られるバンドサウンドと管弦の混ざり方は珠玉の出来で、リスナーを初っ端から虜にしてくれる名導入である。
民俗音楽も楽器使いやメロディラインが凝っていて「いかにもファンタジーらしい」あざとさを感じさせず、むしろちょっとしたマニアックさがアルバムやアニメ全体に対して良いアクセントになっている。
オーケストレーションはどこか戦隊チック・ヒロイックなアクション音楽みを感じさせるので、ファンタジー音楽へのアプローチとしては意外な新鮮さもあり、かなり好印象。
全般的にパーカッション、打楽器の音響が気持ち良い。バンドサウンドのドラムを中心に、オケのドラム・コンガドラムとどれもそうで、この心地良さが今作一枚の魅力を根幹で支えているように思える。
ダークファンタジー・サウンドトラックの名盤。隠れているのは勿体ないとも言える。
ブックレットには宅見将典氏のコメントが掲載。カバーイラストは梅原隆弘氏。ジャケットデザインは片平智恵氏(手塚企画)。
あまりにもあっけないキャラ達の死に様は、「進撃の巨人」や「テラフォ―マーズ」に通ずるものがある。ゼロ年代ダークファンタジーの傑作の一つである。
音楽担当は宅見将典氏。EXILEへの楽曲提供など仕事の幅は多岐に渡り、アニメ音楽は2020年現在今作が最後の仕事となっている。
本作の音楽はオーケストラと民俗音楽など、ファンタジー音楽を基調とした上でロックバンド出身ならではの力強いハードロックを混ぜ込んでいる。
世界の広がりではなく世界の厳しさを演出する音楽であり、それがダークファンタジーらしさを強く強調している。
ダークファンタジー音楽としてはフルオケを慣行し世界の厳しさや重さを演出した「鋼の錬金術師(FA)」と比べると面白いだろう。
特に最初の「銀眼の魔女」「大きな剣」で見られるバンドサウンドと管弦の混ざり方は珠玉の出来で、リスナーを初っ端から虜にしてくれる名導入である。
民俗音楽も楽器使いやメロディラインが凝っていて「いかにもファンタジーらしい」あざとさを感じさせず、むしろちょっとしたマニアックさがアルバムやアニメ全体に対して良いアクセントになっている。
オーケストレーションはどこか戦隊チック・ヒロイックなアクション音楽みを感じさせるので、ファンタジー音楽へのアプローチとしては意外な新鮮さもあり、かなり好印象。
全般的にパーカッション、打楽器の音響が気持ち良い。バンドサウンドのドラムを中心に、オケのドラム・コンガドラムとどれもそうで、この心地良さが今作一枚の魅力を根幹で支えているように思える。
ダークファンタジー・サウンドトラックの名盤。隠れているのは勿体ないとも言える。
ブックレットには宅見将典氏のコメントが掲載。カバーイラストは梅原隆弘氏。ジャケットデザインは片平智恵氏(手塚企画)。