Fate/stay night A. OST
Fate/stay night A. OST
オススメ度 ★★★★★
発売:2006年6月28日 収録時間:78分 定価:3000円 レーベル:ジェネオン・ユニバーサル
大人気PCゲーム「Fate/stay night」のアニメ化、そのオリジナルサウンドトラック。
作曲の担当はかーいさんこと川井憲次。これがまたなかなかどうしてベストチョイス!
「Fate」の世界観にこれでもかとマッチした、全体的にクラシカルに、ダークに落ち着いた音楽。
人気曲やOP曲も川井編曲で生まれ変わり、魅力の幅が大きく増している。
N0. | 曲名 | 時間 | 作曲 | 編曲 | 作詞 | 歌 |
1 | disillusion(TVサイズ) | 1:34 | NUMBER 201 | 川井憲次 | 芳賀敬太 | タイナカサチ |
2 | 洗礼 | 1:45 | 川井憲次 | |||
3 | 運命の夜 | 3:26 | ||||
4 | 輝け少年少女 | 2:05 | ||||
5 | 藤ねえのテーマ | 1:13 | ||||
6 | 孤独な巡礼 | 2:03 | ||||
7 | 魔術師 | 1:44 | ||||
8 | 因果流転 | 1:48 | ||||
9 | 聖杯 | 1:38 | ||||
10 | 英霊鎮魂 | 2:00 | ||||
11 | 雲は染まりゆく | 1:50 | ||||
12 | 家政夫は正義の味方 | 1:34 | ||||
13 | アインツベルンの森 | 1:42 | ||||
14 | 癒えぬ傷跡 | 2:09 | ||||
15 | 冬木遠景 | 1:49 | ||||
16 | 受け継がれし刻印 | 1:36 | ||||
17 | 朽ちた血統 | 1:56 | ||||
18 | 漆黒の十字架 | 1:46 | ||||
19 | 麗しき花々 | 1:14 | ||||
20 | 闇蠢く | 1:49 | ||||
21 | 太古の伝承 | 1:47 | ||||
22 | 英雄王 | 1:38 | ||||
23 | エミヤ -Kenji Kawai ver.- | 2:39 | James Harris | 川井憲次 | ||
24 | 藤ねえのテーマ -triple time ver.- | 1:08 | 川井憲次 | |||
25 | 憧れの優等生 | 2:12 | ||||
26 | 異界の淵 | 1:42 | ||||
27 | 騎士王の誇り | 2:24 | ||||
28 | 冬の妖精 | 2:44 | ||||
29 | 今はその剣を置いて | 1:45 | ||||
30 | 鮮血の騎兵 | 2:04 | ||||
31 | 契約 | 1:31 | ||||
32 | 約束された勝利の剣 -Kenji Kawai ver.- | 2:21 | KATE | 川井憲次 | ||
33 | 永遠の谷 | 1:54 | 川井憲次 | |||
34 | 絆 | 2:08 | ||||
35 | 裏切りの魔女 | 2:10 | ||||
36 | 凶兆 | 1:31 | ||||
37 | 天地咆哮 | 2:29 | ||||
38 | La Sola | 3:52 | ||||
39 | 群雄疾走 | 2:24 | ||||
40 | あなたがいた森(TVサイズ) | 1:32 | 出羽良彰 | 出羽良彰、渡辺善太郎 | 渡辺愛未 | 樹海 |
TYPE-MOONの人気PCゲーム「Fate/stay night」、満を持してのアニメ化。
ということで音楽に選ばれたのは押井守監督作品でお馴染み川井憲次氏。
本編内容はわりかし残念なところがあったものの、川井氏の音楽はこれでもかというほど世界観にマッチ!
まず、OPの「disillusion」は原作OP「THIS ILLUSION」の川井憲次編曲でのカバーとなっているが、これがまた素晴らしいアレンジ。
今作にはテレビサイズしか入っていないので残念だが、間奏のソロパートや、バックのピアノアレンジなどが最高に決まっている。
ぜひともシングルでフルサイズを聞いて欲しい名曲である。
ブックレットで川井氏が言うように、全体的にクラシック調に落ち着いている印象。
「運命の夜」がアニメ「Fate」のメインテーマとなる名曲。
フィドルによるケルティックな進行とコーラスが世界観をうまく演出している。
3分の長尺がまたその完成度をメインテーマたらしめ、伝奇音楽としての良さを底上げする。
「孤独な巡礼」なども本編で印象に残ったメロディ。「騎士王の誇り」なども別アレンジとなっている。
「英霊鎮魂」に至ってはそのまんまヴェートーヴェンのレクイエムである。これがまた世界観と合う。
日常音楽は意図的なのか、PCゲーム的な音楽でまとまっており、管弦でのダークな音楽との差が面白い。
「川井節」をこれでもかと楽しませる脇で、こういった小ネタもバラエティに富んでいてバランスが取れている。
中盤のキモ、「エミヤ -Kenji Kawai ver.-」。文字通り「エミヤ」の川井憲次アレンジとなる。
コーラスをバックにした打ち込みアレンジによって格段に厚みが増しており、個人的にはかなりの名編曲。
「約束された勝利の剣 -Kenji Kawai ver.-」も生管弦となることで迫力が強まっている。
個々のアレンジも、全体の統一感も、バランス・バラエティもうまく決まっている良盤。
多少、劇伴的な曲の短さを感じることはあるが、それでも高水準の川井節にごまかされてしまう。
80年代川井憲次が好き!という方だったら迷わず聴いてみて!
ということで音楽に選ばれたのは押井守監督作品でお馴染み川井憲次氏。
本編内容はわりかし残念なところがあったものの、川井氏の音楽はこれでもかというほど世界観にマッチ!
まず、OPの「disillusion」は原作OP「THIS ILLUSION」の川井憲次編曲でのカバーとなっているが、これがまた素晴らしいアレンジ。
今作にはテレビサイズしか入っていないので残念だが、間奏のソロパートや、バックのピアノアレンジなどが最高に決まっている。
ぜひともシングルでフルサイズを聞いて欲しい名曲である。
ブックレットで川井氏が言うように、全体的にクラシック調に落ち着いている印象。
「運命の夜」がアニメ「Fate」のメインテーマとなる名曲。
フィドルによるケルティックな進行とコーラスが世界観をうまく演出している。
3分の長尺がまたその完成度をメインテーマたらしめ、伝奇音楽としての良さを底上げする。
「孤独な巡礼」なども本編で印象に残ったメロディ。「騎士王の誇り」なども別アレンジとなっている。
「英霊鎮魂」に至ってはそのまんまヴェートーヴェンのレクイエムである。これがまた世界観と合う。
日常音楽は意図的なのか、PCゲーム的な音楽でまとまっており、管弦でのダークな音楽との差が面白い。
「川井節」をこれでもかと楽しませる脇で、こういった小ネタもバラエティに富んでいてバランスが取れている。
中盤のキモ、「エミヤ -Kenji Kawai ver.-」。文字通り「エミヤ」の川井憲次アレンジとなる。
コーラスをバックにした打ち込みアレンジによって格段に厚みが増しており、個人的にはかなりの名編曲。
「約束された勝利の剣 -Kenji Kawai ver.-」も生管弦となることで迫力が強まっている。
個々のアレンジも、全体の統一感も、バランス・バラエティもうまく決まっている良盤。
多少、劇伴的な曲の短さを感じることはあるが、それでも高水準の川井節にごまかされてしまう。
80年代川井憲次が好き!という方だったら迷わず聴いてみて!