Fate/Zero Original Sound Track Ⅰ
Fate/Zero Original Sound Track Ⅰ
オススメ度 ★★★★☆
発売:2012年3月7日 収録時間:47分 定価:BOX特典により無し レーベル:アニプレックス
満を持してアニメ化された人気作品「Fate/Zero」のサウンドトラック。
ZIZZか、川井憲次か、と(勝手に)予想していた音楽担当はufotable繋がりで梶浦由記氏という所に落ち着く。
本編と同じく、ダークナイトのオマージュや、まどマギで顧客を掴んだ要素も混ざった良作。
しかし、時間が短いのと、何よりもBOXの特典であることが痛すぎる。
N0. | 曲名 | 時間 | 作・編曲 |
1 | Point Zero | 3:47 | 梶浦由記 |
2 | let the stars fall down | 2:03 | |
3 | grief | 1:53 | |
4 | nervous | 1:17 | |
5 | confrontation | 1:44 | |
6 | the battle is to the strong | 3:04 | |
7 | evacuation | 2:01 | |
8 | the legend | 2:05 | |
9 | little drop of peace | 1:58 | |
10 | the beginning of the end | 3:05 | |
11 | if you leave | 2:11 | |
12 | rabble-rousers | 1:36 | |
13 | strategy | 1:52 | |
14 | unrest | 1:24 | |
15 | back to the wall | 1:34 | |
16 | secret maneuvers | 1:58 | |
17 | an eerie enemy | 1:36 | |
18 | assassin | 2:38 | |
19 | a chaser | 1:42 | |
20 | to be continued | 0:18 | |
21 | painful | 1:53 | |
22 | rule the battlefield | 3:16 | |
23 | forebodings | 0:45 | |
24 | tragedy and fate | 1:50 |
TYPE-MOON及び虚淵玄原作「Fate/Zero」を、ufotableが渾身のアニメ化。
ZIZZか、川井憲次か、はたまた……という予想の末、音楽の担当は「空の境界」でufotableとTYPE-MOONを彩った梶浦由記氏。
「まどマギ」で更なる人気を得たばかりの彼女により、あざとく、激しく、切ない劇伴が展開する。
「まどマギ」の梶浦音楽より、多少管弦が目立つ感じの作風となっている。
冒頭「Point Zero」が今作のメインテーマとなる。次回予告曲「to be continued」はそれのトリミング。
アニメ「Fate/Zero」は随所に映画「ダークナイト」のオマージュ部分があるのだが、よく聞いてみるとこの曲もそう。
「ダークナイト」メインテーマ進行とEDでの切り取り方が、「Point Zero」の進行と次回予告でのトリミングによく似ているのである。
「let the stars fall down」は18・19話のEDを飾る「満天」のインストゥルメンタル。
全体でもそうだが、「Zero」を梶浦氏が悲劇・やるせなさのヒロイックで演出しようとしているのがわかる一曲。
「the battle is to the strong」は良く流れた戦闘音楽で、「まどマギ」が脳裏によぎる曲。
女性コーラスとギターソロの入り混じった様相はまさに梶浦音楽!といった具合。
上記などのある程度聞き覚えのある音楽に対して、効果音的な音楽が多い構成であるのが特徴的。
ダークナイトや、押井守映画での川井憲次音楽などを思い出す部分が多々ある。
しかし問題は今作がBlue-Ray BOX特典であること。DVD-BOXは発売すらしていない。
47分という短い収録時間であるからして「この一枚のために!」とボックスを購入するのは余程の梶浦フリークでないと厳しいだろう。
ZIZZか、川井憲次か、はたまた……という予想の末、音楽の担当は「空の境界」でufotableとTYPE-MOONを彩った梶浦由記氏。
「まどマギ」で更なる人気を得たばかりの彼女により、あざとく、激しく、切ない劇伴が展開する。
「まどマギ」の梶浦音楽より、多少管弦が目立つ感じの作風となっている。
冒頭「Point Zero」が今作のメインテーマとなる。次回予告曲「to be continued」はそれのトリミング。
アニメ「Fate/Zero」は随所に映画「ダークナイト」のオマージュ部分があるのだが、よく聞いてみるとこの曲もそう。
「ダークナイト」メインテーマ進行とEDでの切り取り方が、「Point Zero」の進行と次回予告でのトリミングによく似ているのである。
「let the stars fall down」は18・19話のEDを飾る「満天」のインストゥルメンタル。
全体でもそうだが、「Zero」を梶浦氏が悲劇・やるせなさのヒロイックで演出しようとしているのがわかる一曲。
「the battle is to the strong」は良く流れた戦闘音楽で、「まどマギ」が脳裏によぎる曲。
女性コーラスとギターソロの入り混じった様相はまさに梶浦音楽!といった具合。
上記などのある程度聞き覚えのある音楽に対して、効果音的な音楽が多い構成であるのが特徴的。
ダークナイトや、押井守映画での川井憲次音楽などを思い出す部分が多々ある。
しかし問題は今作がBlue-Ray BOX特典であること。DVD-BOXは発売すらしていない。
47分という短い収録時間であるからして「この一枚のために!」とボックスを購入するのは余程の梶浦フリークでないと厳しいだろう。