FINAL FANTASY Ⅶ ADVENT CHILDREN COMPLETE REUNION TRACKS
FINAL FANTASY Ⅶ ADVENT CHILDREN COMPLETE REUNION TRACKS
オススメ度 ★★★★☆
発売:2009年9月16日 収録時間:62分 定価:2500円 レーベル:SMD
「AC」から4年の月日が流れ、DVDの次世代フォーマットとしてBlue-Rayが台頭し始めた。
さて、前回で満足しきっていなかったスクエニは、いわゆる「完全版」として30分近く追加したものを製作。
シーンが追加されたりすれば、音楽が合わなくなる部分も出る。今作は、その補完版。
アレンジはともかくとして、音質に関しては前回比で多くの不評を買ってしまっている。標準ではあると思うが。
N0. | 曲名 | 時間 | 作曲 | 編曲 |
1 | BEYOND THE WASTELAND – FFVII ACC VERSION | 4:09 | 植松伸夫 | 福井健一郎 |
2 | SIGN – ACC LONG VERSION | 5:10 |
外山和彦、福井健一郎
| |
3 | MAIN THEME OF FINAL FANTASY VII – ACC ORCHESTRA VERSION | 3:27 | 外山和彦 | |
4 | MUSIC EFFECT | 0:39 | 河盛慶次 | |
5 | 不安な心 – FFVII ACC VERSION | 0:48 | 植松伸夫 | 河盛慶次 |
6 | MATERIA – FFVII ACC VERSION | 1:26 | 関戸剛 |
関戸剛、河盛慶次
|
7 | BLACK WATER – FFVII ACC VERSION | 2:55 | 植松伸夫 | 関戸剛、河盛慶次、福井健一郎 |
8 | BATTLE IN THE FORGOTTEN CITY – FFVII ACC VERSION | 3:29 | ||
9 | MAIN THEME OF FINAL FANTASY VII – ACC PIANO VERSION | 1:16 | 関戸剛 | 外山和彦 |
10 | 更に闘う者達 – FFVII ACC VERSION | 6:29 | 植松伸夫 |
関戸剛、福井健一郎
|
11 | THE CHASE OF HIGHWAY – FFVII ACC VERSION | 6:41 | 植松伸夫、福井健一郎 | 河盛慶次 |
12 | ADVENT: ONE-WINGED ANGEL – ACC LONG VERSION | 6:59 | 植松伸夫 |
外山和彦、浜口史郎
|
13 | AERITH’S THEME – ACC LONG VERSION | 2:10 | 外山和彦 | |
14 | 夜明け~FFVIIのテーマ アレンジバージョン~ | 3:53 | 石元丈晴 | |
15 | 疑心 | 1:27 | ||
16 | 陽だまり | 1:12 | ||
17 | 赤い空 | 1:27 | ||
18 | 青い空 | 1:14 | ||
19 | つなぐ心~ティファのテーマ~ | 1:00 | 植松伸夫 | 石元丈晴 |
20 | 約束 | 1:00 | 石元丈晴 | |
21 | ON THE WAY TO A SMILE -EPISODE DENZEL- | 4:14 |
4年の月日を経て「COMPLETE」としてBlue-Ray媒体で登場したのが今作。
30分近くの追加シーンと、CGの作りこみ直しで新たに蘇ったということで、音楽も一部が再編。
シーンが追加されたり変更されたりすれば音楽も合わなくなる。
つまり、その補完アレンジアルバムと言っても良い。中にはシーンの音楽そのものが変わってるのもあったりする。
聴き始めて「あれっ」となってしまうのが、マスタリングによる音質だ。
前作「AC」のサントラで見せつけてきたその衝撃的な音質は継続されていない。
そのせいか本編での使用感はもとより、単体で聞いた時にアレンジが良く聞こえてこない。
ただ、単純に映像に合わせた音楽としてのクオリティは上がっている。
象徴するように冒頭「BEYOND THE WASTELAND – FFVII ACC VERSION」から前回よりもギターが目立つアレンジ。
カダージュ一味戦映像とのマッチがより深まっていることが分かるようになっている。
「更に闘う者達 – FFVII ACC VERSION」はかなり長尺の追加のため、アレンジも数分伸びている。
この曲に関しては悪い特徴が出てしまったか、伸びた分のアレンジが冗長に聞こえてしまう。
ほかの曲でもそういった印象が感じられなくもない。
セフィロス戦も追加されまくりなので勿論「片翼の天使」もリアレンジ。
良くアレンジも「AC」の方が良かったとの声を聞くが、追加されたアレンジなどに文句はないと思える。
セフィロスはオケ、クラウドはバンド、という住み分けが映像合わせのレベルで完成していることは大いに評価できる。
しかしやはり個人的に気になるのが音響音質。
始まった瞬間のオケにどうもパンチの弱さを覚えてならない。
ドラムもよりドライになっておりそこは好みだが、前回の方が好きではあった。
石元丈晴氏による曲群はデンゼルを描いた外伝用のサウンドトラックとなっている。
基本的にはピアノと打ち込みでのスタイルで、これも補完用という印象は否めない。
前回が前回だけに批判的な感想が漏れてしまうが、それでも標準を超えた一作。
コレクター精神でも聞いてみる価値はあると思われる。
30分近くの追加シーンと、CGの作りこみ直しで新たに蘇ったということで、音楽も一部が再編。
シーンが追加されたり変更されたりすれば音楽も合わなくなる。
つまり、その補完アレンジアルバムと言っても良い。中にはシーンの音楽そのものが変わってるのもあったりする。
聴き始めて「あれっ」となってしまうのが、マスタリングによる音質だ。
前作「AC」のサントラで見せつけてきたその衝撃的な音質は継続されていない。
そのせいか本編での使用感はもとより、単体で聞いた時にアレンジが良く聞こえてこない。
ただ、単純に映像に合わせた音楽としてのクオリティは上がっている。
象徴するように冒頭「BEYOND THE WASTELAND – FFVII ACC VERSION」から前回よりもギターが目立つアレンジ。
カダージュ一味戦映像とのマッチがより深まっていることが分かるようになっている。
「更に闘う者達 – FFVII ACC VERSION」はかなり長尺の追加のため、アレンジも数分伸びている。
この曲に関しては悪い特徴が出てしまったか、伸びた分のアレンジが冗長に聞こえてしまう。
ほかの曲でもそういった印象が感じられなくもない。
セフィロス戦も追加されまくりなので勿論「片翼の天使」もリアレンジ。
良くアレンジも「AC」の方が良かったとの声を聞くが、追加されたアレンジなどに文句はないと思える。
セフィロスはオケ、クラウドはバンド、という住み分けが映像合わせのレベルで完成していることは大いに評価できる。
しかしやはり個人的に気になるのが音響音質。
始まった瞬間のオケにどうもパンチの弱さを覚えてならない。
ドラムもよりドライになっておりそこは好みだが、前回の方が好きではあった。
石元丈晴氏による曲群はデンゼルを描いた外伝用のサウンドトラックとなっている。
基本的にはピアノと打ち込みでのスタイルで、これも補完用という印象は否めない。
前回が前回だけに批判的な感想が漏れてしまうが、それでも標準を超えた一作。
コレクター精神でも聞いてみる価値はあると思われる。