GUN×SWORD O.S.T.2

GUN×SWORD O.S.T.2

オススメ度 ★★★★★

発売:2005年12月7日 収録時間:57分 定価:2940円 レーベル:ビクターエンタテインメント



傑作アニメ「ガン×ソード」のサウンドトラック第二弾。
引き続き中川幸太郎氏のジャズや管弦×ウエスタンが唸りを上げる。
目玉っぽいインストは前作に集中したが、それでも劣らぬクオリティ。
そしてボーカル曲は更に珠玉。前作に全く見劣りしない良い一枚。


No.曲名時間作・編曲作詞
1La Speranza5:17黒石ひとみHitomi
2Love Deluxe0:31中川幸太郎
3The Queen of Missoghi2:14
4Shock Came3:34
5Muscle Girl1:47
6It’s Stupid2:11
7To See Your Face1:53
8My Only Brother1:41
9A Rising Tide [acoustic]5:17沖野俊太郎Damian Broomhood沖野俊太郎
10Taste of the Future2:20中川幸太郎
11The Birthday2:34
12Hearts Together2:13
13Bitter Dream2:04
14Knowledge and Strength2:31
15Over the Centuries2:30
16With All His Spirit2:39
17Noble Purge2:29
18Crisis of Endless Illusion2:45
19Feel It Like All the Universe1:51
20Cliff of Death1:58
21You Don’t Know What You Know2:09
22Calling you4:47沖野俊太郎Damian Broomhood沖野俊太郎
23Previous Notice0:32中川幸太郎
 痛快娯楽復讐劇「ガン×ソード」のサウンドトラック第二弾。
 引き続き中川幸太郎氏による音楽だが、前作ほど鬼太鼓座は自己主張してはいない。また、目立つ曲が前作に集中していたため、アタック感より落ち着きが優先された一枚。

 
 前半はコメディ感あるジャズやオケで、後半は終盤で使われたドラマチックな曲やスケール感ある曲などが収録されている。
 「To See Your Face」などは「ガン×ソード」世界のタメ息の出そうな荒地に吹く乾いた笑いの象徴のような曲である。気の抜けた弦楽や、堕落しきったブラスは正しくコメディミュージック。佐橋俊彦を彷彿とされるズッコケ具合がたまらない。
 ウエスタンをエッセンスとしたオーケストラも、よりロボットアニメの空気を強めるクライマックスをうまく表している。
 フラメンコギターがオケの転調を誘う「Over the Centuries」など、ドラマを演出する曲でストリングスが独特な悲哀を醸し出すのが中川幸太郎オケである。

 
 そしてこのOST2の強みは3曲のボーカルである。
 「La Speranza」は作品を一番盛り上げる挿入歌。鬼太鼓座の太鼓ではないものの、黒石ひとみ氏らしい優しく神秘的な太鼓とウィスパー気味の透き通ったボーカルがたまらなく色っぽくドラマティックで格好いい名曲。
 「A Rising Tide [acoustic]」は通常ED曲の弾き語りアレンジ。元がいいのでアコースティックでも全然OK。
 「Calling you」はあるキャラの追悼のためにある名曲。誰を呼ぶ狂おしいバラードなのかは、本編を見た人にはよくわかるはず。

 
 そして2枚のサントラを締めくくるのは谷口監督×中川氏のサントラでお馴染み次回予告曲「Previous Notice」。ウエスタンなギターと手拍子と鋭いブラスが効く名フレーズ。
 中川氏はこの世で最も1分以内の曲をカッコよくできる作曲家である。

 
 余談だがトロンボーン演奏及び恐らく口笛に奏者で有名な弟の中川英二郎氏が参加している。
 更に余談だがドラマCD収録の水着回ED「S.O.S」のカバーアレンジも中川幸太郎氏によるもの。
 更に更に余談だが、OPのフルサイズはDVD全巻分のハガキを送って貰えるCDにしか収録されてない鬼畜っぷり。そういったユーザに厳しいアレな情報もあるが、大変良いサントラ2枚である。
 ジャケットイラストは木村貴宏氏。デザインはmach55GO。

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