仮面ライダー鎧武 オリジナルサウンドトラック
仮面ライダー鎧武 オリジナルサウンドトラック
オススメ度 ★★★☆☆
発売:2013年12月11日 収録時間:63分 定価:3150円 レーベル:エイベックス・エンタテインメント
平成ライダー15作目、第2期平成ライダー5作目となる「仮面ライダー鎧武」。
今回のモチーフは戦国、武将、ダンス、そしてフルーツ。
山下康介氏が戦隊畑から颯爽とやってきてくれたものの、
どうにもモチーフのバランスがうまくいかないような……。
N0. | 曲名 | 時間 | 作・編曲 | 作詞 | 歌 |
1 | 戦国乱世 | 3:14 | 山下康介 | ||
2 | 始まりの章 | 1:22 | |||
3 | 出戦 | 0:39 | |||
4 | 姉 | 1:43 | |||
5 | 姉と弟 | 1:45 | |||
6 | 青春の苦悩 | 1:44 | |||
7 | ハロー沢芽市 | 1:15 | |||
8 | DJ サガラ | 1:43 | |||
9 | 楽しいバイト | 1:27 | |||
10 | おてのもの | 1:09 | |||
11 | 虚無の時間 | 2:04 | |||
12 | 闇の拡散 | 1:29 | |||
13 | ヘルヘイムの森 | 1:45 | |||
14 | 森の触手 | 1:06 | |||
15 | 森の拡散 | 1:45 | |||
16 | 闇の揺ぎ | 0:40 | |||
17 | 始動 鎧武 | 1:40 | |||
18 | ライダー乱戦 | 2:01 | |||
19 | ライダー苦戦 | 2:06 | |||
20 | 錠前ディーラー | 1:32 | |||
21 | インベスゲーム | 1:21 | |||
22 | インベスの侵略 | 1:21 | |||
23 | ユグドラシル | 1:48 | |||
24 | 夢の企業 | 0:36 | |||
25 | ロックシード | 1:39 | |||
26 | 青春乱華 | 1:43 | |||
27 | 花の雫 | 1:17 | |||
28 | 舞の夢 | 1:47 | |||
29 | 揺れる乙女心 | 1:30 | |||
30 | 必殺技 | 1:23 | |||
31 | 強力怪人 | 1:27 | |||
32 | 乱戦の光 | 1:19 | |||
33 | 怪人出現 | 1:52 | |||
34 | 巨大怪人 | 1:14 | |||
35 | 大人の思考 | 1:32 | |||
36 | 悲痛な思い | 1:33 | |||
37 | 暗黒の対立 | 1:17 | |||
38 | 安住の地 | 0:43 | |||
39 | 暗黒の鼓動 | 0:50 | |||
40 | ひよこの散歩 | 1:13 | |||
41 | 不安な足並み | 1:39 | |||
42 | 心の舞 | 1:31 | |||
43 | 前提 | 0:13 | |||
44 | 後提 | 0:14 | |||
45 | JUST LIVE MORE(TV-size) | 1:12 | 鳴瀬シュウヘイ | 藤林聖子 | 鎧武乃風 |
平成ライダー第15作目となる作品「仮面ライダー鎧武」。
なんと脚本家に「まどマギ」で大ヒットしたニトロプラスの脚本家・虚淵玄氏を召喚。
しかしどうにも武部直美Pとの愛所の悪さが目立ち、「キバ」の井上敏樹氏を彷彿とさせる。
音楽は山下康介氏。「マジレンジャー」「ゴーカイジャー」と戦隊が特撮のメイン活動場だったが、今作で晴れてライダー音楽デビュー。
クセのない氏がどんな仕事をするかというところだったが、「鎧武」音楽に関してはモチーフで苦戦している印象が強い。
まず、特撮ヒーロー音楽としてメインモチーフとなる変身曲や曲ジャンルが必要であると筆者は考えるが、今回山下氏は和風、掛け声風男声コーラスをいつものオーケストレーションに加えることで、「戦国」感を出し、一種特色ある音楽に仕立て上げようとしている。
しかしダンスモチーフによるダンスミュージック風日常曲との食い合わせの悪さや、オケでのスケール感と内容との齟齬がどうしても気になってしまう。
これは単純に筆者自身が「鎧武」にあまりいい印象を抱いていないのが原因かもしれない。
戦国というモチーフの処理と、ダンスの食い合わせ、気になる部分が多い一枚。
劇中でもうまく音楽を我々の耳に入れてくれていないせいでもあるだろう。
とにかく派手さや印象が命のはずなので、かなり惜しいところである。
なんと脚本家に「まどマギ」で大ヒットしたニトロプラスの脚本家・虚淵玄氏を召喚。
しかしどうにも武部直美Pとの愛所の悪さが目立ち、「キバ」の井上敏樹氏を彷彿とさせる。
音楽は山下康介氏。「マジレンジャー」「ゴーカイジャー」と戦隊が特撮のメイン活動場だったが、今作で晴れてライダー音楽デビュー。
クセのない氏がどんな仕事をするかというところだったが、「鎧武」音楽に関してはモチーフで苦戦している印象が強い。
まず、特撮ヒーロー音楽としてメインモチーフとなる変身曲や曲ジャンルが必要であると筆者は考えるが、今回山下氏は和風、掛け声風男声コーラスをいつものオーケストレーションに加えることで、「戦国」感を出し、一種特色ある音楽に仕立て上げようとしている。
しかしダンスモチーフによるダンスミュージック風日常曲との食い合わせの悪さや、オケでのスケール感と内容との齟齬がどうしても気になってしまう。
これは単純に筆者自身が「鎧武」にあまりいい印象を抱いていないのが原因かもしれない。
戦国というモチーフの処理と、ダンスの食い合わせ、気になる部分が多い一枚。
劇中でもうまく音楽を我々の耳に入れてくれていないせいでもあるだろう。
とにかく派手さや印象が命のはずなので、かなり惜しいところである。