神さまのいない日曜日 O.S.T. 「鎮魂歌」
神さまのいない日曜日 O.S.T. 「鎮魂歌」
オススメ度 ★★★★☆
発売:2013年9月25日 収録時間:69分 定価:3150円 レーベル:キングレコード
富士見ファンタジアより綺羅星のごとく現れたファンタジーゾンビ抒情詩。
入江君人氏のデビュー作であり、「織田信奈」熊澤祐嗣監督によりアニメ化された。
音楽担当は水谷広実氏。同時期担当作の「トリコ」とのギャップは見もの
BGM構成は非常にゲーム音楽的。ファンタジーサントラのお手本のような聴き心地。
No. | 曲名 | 時間 | 作・編曲 |
1 | Lost world | 3:31 | 水谷広実 |
2 | Transfiguration | 1:41 | |
3 | Impatience | 2:15 | |
4 | Melancholic | 2:03 | |
5 | Loneliness | 2:06 | |
6 | Ortus | 1:57 | |
7 | Vally of death | 2:00 | |
8 | Conflict | 1:45 | |
9 | Fate | 1:43 | |
10 | Mystery place | 1:43 | |
11 | Warmth | 2:06 | |
12 | Rhythm of a blue sky | 1:55 | |
13 | Late riser | 1:35 | |
14 | Pleasure | 1:48 | |
15 | Sulk | 1:33 | |
16 | Reminiscence | 1:38 | |
17 | Farewell | 1:35 | |
18 | Calmly | 2:08 | |
19 | Death and despair | 2:07 | |
20 | Gloomy secret | 1:55 | |
21 | Undertaker | 1:44 | |
22 | Dampish | 1:56 | |
23 | Pressure | 1:44 | |
24 | Shock | 1:57 | |
25 | Dread | 2:12 | |
26 | Ominous premonition | 1:55 | |
27 | Dark of valley | 2:17 | |
28 | Battle | 2:35 | |
29 | Tense atomosphere | 1:51 | |
30 | Transitoriness | 2:16 | |
31 | Utopia | 1:51 | |
32 | Solvation | 2:04 | |
33 | Future world | 2:20 | |
34 | Blessing | 2:33 |
入江君人氏による富士見ファンタジア文庫でのデビュー作、以降9巻まで刊行が続いたライトノベル「神様のいない日曜日」。
「織田信奈の野望」の熊澤祐嗣監督によるアニメ化で、スタッフも一部引き継いでおり、第一印象として作画の細やかさが目を引くアニメになっていた。
音楽担当は水谷広実氏。「織田信奈の野望」は高梨康治氏が起用されており、水谷氏は高梨氏率いるteam-MAXのメンバーであったため、その縁ではないかと思われる。
水谷氏の単独劇判としては二作目に当たるが、一作目である「トリコ」の劇判イメージとは全く似ても似つかない神秘的な音楽が展開される。
ケルト系を基調としたファンタジー・神秘音楽でアルバムを構成しており、モチーフのチョイスやアンビエント的な曲構成がゲーム音楽っぽさを助長する。
メインテーマ周りやドラマ上重要な曲に関してはそういった神秘性やシンフォニックな雰囲気を保っているが、コメディ音楽やバトル用のハードロックなどではテンプレート気味な曲が展開される。
作品自体が全編通して重苦しい神秘性で描写しているわけではないため必要な音楽ではあるが、こうしてアルバムで聞いてみると若干の違和感を覚えはする。
とはいえそれらの音楽も手抜きで作られているようなものではないため、アルバムの価値を著しく下げる要素でない。「ファン向け」の要素である。
「織田信奈の野望」と比べると、地に足の着いた安心感のあるサウンドトラックである。
ラノベ原作アニメのケルト系ファンタジー音楽の中でも描写力のある曲が展開されていて好印象。
水谷氏の次作となる「のんのんびより」ではその細やかさがよりブラッシュアップされていく。
イラストは宮前真一氏、デザインは田中淳氏(OUTLINE)。
「織田信奈の野望」の熊澤祐嗣監督によるアニメ化で、スタッフも一部引き継いでおり、第一印象として作画の細やかさが目を引くアニメになっていた。
音楽担当は水谷広実氏。「織田信奈の野望」は高梨康治氏が起用されており、水谷氏は高梨氏率いるteam-MAXのメンバーであったため、その縁ではないかと思われる。
水谷氏の単独劇判としては二作目に当たるが、一作目である「トリコ」の劇判イメージとは全く似ても似つかない神秘的な音楽が展開される。
ケルト系を基調としたファンタジー・神秘音楽でアルバムを構成しており、モチーフのチョイスやアンビエント的な曲構成がゲーム音楽っぽさを助長する。
メインテーマ周りやドラマ上重要な曲に関してはそういった神秘性やシンフォニックな雰囲気を保っているが、コメディ音楽やバトル用のハードロックなどではテンプレート気味な曲が展開される。
作品自体が全編通して重苦しい神秘性で描写しているわけではないため必要な音楽ではあるが、こうしてアルバムで聞いてみると若干の違和感を覚えはする。
とはいえそれらの音楽も手抜きで作られているようなものではないため、アルバムの価値を著しく下げる要素でない。「ファン向け」の要素である。
「織田信奈の野望」と比べると、地に足の着いた安心感のあるサウンドトラックである。
ラノベ原作アニメのケルト系ファンタジー音楽の中でも描写力のある曲が展開されていて好印象。
水谷氏の次作となる「のんのんびより」ではその細やかさがよりブラッシュアップされていく。
イラストは宮前真一氏、デザインは田中淳氏(OUTLINE)。