TVアニメ「キルミーベイベー」劇中音楽集 Music From “Kill Me Baby”
TVアニメ「キルミーベイベー」劇中音楽集 Music From “Kill Me Baby”
オススメ度 ★★★★★
発売:2012年4月27日 収録時間:55分 定価:2951円 レーベル:ポニーキャニオン
ツボに入る人と入らない人が超極端な問題作ギャグアニメ「キルミーベイベー」のサントラ。
音楽製作にはなんと伝説級のモンドユニット・EXPOがまさかの抜擢。
ただのコメディ音楽ではないかなりマニアックなギャグアニメサウンドとなっている。
中野のテクノ音楽ショップ「メカノ」に普通に並ぶような代物。
| No. | 曲名 | 時間 | 作曲 | 編曲 | 作詞 | 歌 | 
| 1 | キルミーのベイベー!(TVサイズ) | 1:32 | EXPO | 藤本功一 | やすなとソーニャ(赤崎千夏、田村睦心) | |
| 2 | 235 | 0:08 | ||||
| 3 | 朝のドーン | 1:26 | ||||
| 4 | 縦読み | 1:32 | ||||
| 5 | 小数点 | 1:12 | ||||
| 6 | 234 | 0:09 | ||||
| 7 | 丸いクラスメイト | 1:17 | ||||
| 8 | 落伍の練習 | 1:24 | ||||
| 9 | あぎりとわたし | 1:39 | ||||
| 10 | 校庭横断高速鉄道 | 1:13 | ||||
| 11 | えc813 | 0:08 | ||||
| 12 | 02 | 0:11 | ||||
| 13 | モーニングビンタ | 2:28 | ||||
| 14 | 何も起こらない予感 | 1:19 | ||||
| 15 | 76 | 0:10 | ||||
| 16 | 30センチの企み | 1:00 | ||||
| 17 | 鳩が見ている | 0:45 | ||||
| 18 | 舞い上がれ | 1:09 | ||||
| 19 | イライラポルカ | 1:13 | ||||
| 20 | 379k | 0:11 | ||||
| 21 | 似てない者同士 | 1:244 | ||||
| 22 | やすなの考え | 0:52 | ||||
| 23 | 放課後の乱 | 0:29 | ||||
| 24 | 損得の穴 | 1:51 | ||||
| 25 | 379y | 0:10 | ||||
| 26 | 八重歯 | 1:24 | ||||
| 27 | 27 | 0:10 | ||||
| 28 | 27_2 | 0:09 | ||||
| 29 | 27_2のコピー | 0:11 | ||||
| 30 | 27_2のコピーのエイリ | 0:09 | ||||
| 31 | 27_2* | 0:06 | ||||
| 32 | 27_2*new | 0:10 | ||||
| 33 | 横たわる耳 | 0:56 | ||||
| 34 | ぽっと出たマーチ | 0:49 | ||||
| 35 | やすなの本音 | 2:01 | ||||
| 36 | ロケットスタート | 1:03 | ||||
| 37 | 39_32 | 0:10 | ||||
| 38 | はらぺこ委員 | 2:30 | ||||
| 39 | 自然発火 | 1:51 | ||||
| 40 | 上から目線 | 1:36 | ||||
| 41 | 1265 | 0:08 | ||||
| 42 | 疲れのボッサ | 2:06 | ||||
| 43 | 1266 | 0:10 | ||||
| 44 | 組織から来た少女 | 1:25 | ||||
| 45 | 無理! | 0:38 | ||||
| 46 | 1267 | 0:11 | ||||
| 47 | 1268kari | 0:10 | ||||
| 48 | 我慢の限界 | 0:56 | ||||
| 49 | ハムスター会議 | 1:07 | ||||
| 50 | カロリーワルツ | 1:27 | ||||
| 51 | 0 | 0:09 | ||||
| 52 | どこにもいかない | 1:35 | ||||
| 53 | 三日月に刺されて | 1:44 | ||||
| 54 | 帰り道 | 2:03 | ||||
| 55 | ふたりのきもちのほんとのひみつ(TVサイズ) | 1:34 | 松前公高 | EXPO | 藤本功一、松前公高 | やすなとソーニャ(赤崎千夏、田村睦心) | 
| 56 | 絆 | 0:31 | EXPO | |||
 世界を先取りし気味で物議しか醸してないギャグアニメ「キルミーベイベー」。
その音楽を製作するのはなんと伝説のモンドミュージックユニットであるEXPOである。
山口優氏と松前公高氏による「間違い」をコンセプトにした謎のポップが有名で、87年に発売された「エキスポの万国大戦略」はプレミアがつくほどの人気。
そんな伝説的ユニットが四半世紀ぶりに世に送り出したアルバムがなんと本作なのだ。
 
何故こんな面々が突如キルミーでアニメ界に現れたのかはさっぱりわからないが、以降EXPO及びマニュアル・オブ・エラーズがどんどんアニメ界で活躍することになる。
本作を一文で表現するならば「確かな技術に裏付けられたタチの悪いおふざけ」である。
おふざけ、というのは言い過ぎだが、その素直じゃないマニアックさは「たま」などを彷彿とさせる音楽性だ。
まずよくネタにされる主題歌だが、なんと演奏にウンベルティポの佐野康夫氏と今堀恒雄氏が参加しているのだ。この曲に……いやこの曲だからこそ……?
ちなみに今堀氏は山口氏の義理の弟。とんでもない兄弟である。
 
決して万人受けする音楽ではないのだが、聞いていてマニア魂が揺さぶられるのが悔しい。
テクノでエレクトロな実験的アバンギャルドサウンドのおもちゃ箱のようなアルバムで、まさに「ストレンジポップ」の名が相応しい。
とぼけた音楽なのにやたらと細かい演奏がバックに隠れているし、突如として変拍子が襲ってくるし、曲が短いが曲数ボリュームがたっぷりなので。
 
本作で演奏にも参加する藤本功一氏や、キャラソンを作曲する片岡知子氏などを含めたマニュアル・オブ・エラーズの面々はこの後「たまこまーけっと」を経て、アニメ業界へ邁進していく。
ブックレットを開くと双六が広がっており酷い、新しいな、って思ったら双六風曲目だった。新しすぎてとても見づらい。
ジャケットイラストには伝説のシンセ「MS-20」だったり初代マックだったりと小ネタが盛りだくさん。
ラストは長谷川眞也。デザインは及川和弘(NPC)。
                            
					その音楽を製作するのはなんと伝説のモンドミュージックユニットであるEXPOである。
山口優氏と松前公高氏による「間違い」をコンセプトにした謎のポップが有名で、87年に発売された「エキスポの万国大戦略」はプレミアがつくほどの人気。
そんな伝説的ユニットが四半世紀ぶりに世に送り出したアルバムがなんと本作なのだ。
何故こんな面々が突如キルミーでアニメ界に現れたのかはさっぱりわからないが、以降EXPO及びマニュアル・オブ・エラーズがどんどんアニメ界で活躍することになる。
本作を一文で表現するならば「確かな技術に裏付けられたタチの悪いおふざけ」である。
おふざけ、というのは言い過ぎだが、その素直じゃないマニアックさは「たま」などを彷彿とさせる音楽性だ。
まずよくネタにされる主題歌だが、なんと演奏にウンベルティポの佐野康夫氏と今堀恒雄氏が参加しているのだ。この曲に……いやこの曲だからこそ……?
ちなみに今堀氏は山口氏の義理の弟。とんでもない兄弟である。
決して万人受けする音楽ではないのだが、聞いていてマニア魂が揺さぶられるのが悔しい。
テクノでエレクトロな実験的アバンギャルドサウンドのおもちゃ箱のようなアルバムで、まさに「ストレンジポップ」の名が相応しい。
とぼけた音楽なのにやたらと細かい演奏がバックに隠れているし、突如として変拍子が襲ってくるし、曲が短いが曲数ボリュームがたっぷりなので。
本作で演奏にも参加する藤本功一氏や、キャラソンを作曲する片岡知子氏などを含めたマニュアル・オブ・エラーズの面々はこの後「たまこまーけっと」を経て、アニメ業界へ邁進していく。
ブックレットを開くと双六が広がっており酷い、新しいな、って思ったら双六風曲目だった。新しすぎてとても見づらい。
ジャケットイラストには伝説のシンセ「MS-20」だったり初代マックだったりと小ネタが盛りだくさん。
ラストは長谷川眞也。デザインは及川和弘(NPC)。

