海月姫 オリジナル・サウンドトラック AMAZING AMARS!!
海月姫 オリジナル・サウンドトラック AMAZING AMARS!!
オススメ度 ★★★★☆
発売:2011年1月26日 収録時間:78分 定価:3059円 レーベル:KRE
東村アキコ漫画原作のノイタミナアニメ「海月姫」。
「このマンガがすごい!2011」オンナ編3位を奪取した人気作である。
ブレインズ・ベース製作で大森監督、即ち「夏目」陣であり、
そうなると吉森信氏が今作でもそのお供をする訳である。
No. | 曲名 | 時間 | 作曲 | 編曲 | 作詞 | 歌 |
1 | ここだけの話(TV Version) | 1:32 | 橋本絵莉子 | チャットモンチー | ||
2 | We are AMARS | 4:21 | 吉森信 | |||
3 | 海と月の夢 | 4:26 | ||||
4 | ようこそ天水館へ | 5:00 | ||||
5 | マルコーでお買い物 | 3:14 | ||||
6 | 夕方色の想い出に | 3:38 | ||||
7 | たゆたうようにゆらゆらと | 4:32 | ||||
8 | ライカマドンナ | 3:05 | ||||
9 | 桜子の部屋 | 3:10 | ||||
10 | 蒼天の如く | 2:22 | ||||
11 | 車窓に憩う~各駅停車編 | 2:33 | ||||
12 | 車窓に憩う~急行編 | 0:50 | ||||
13 | 枯れ木に夢を | 3:33 | ||||
14 | クララでつ! | 1:13 | ||||
15 | 侘しき食卓 | 2:23 | ||||
16 | 奇妙な儀式 | 2:44 | ||||
17 | 午後の純情 | 3:55 | ||||
18 | あぁ妄想 | 3:53 | ||||
19 | 黒のダンディ | 2:35 | ||||
20 | 千葉県市川出身YA | 3:00 | ||||
21 | 七色の誘惑 | 2:37 | ||||
22 | エマジェン! | 2:45 | ||||
23 | 忘れたい雨に | 2:55 | ||||
24 | 明日、雨あがり | 3:02 | ||||
25 | 踊れ!アマーズ | 3:27 | ||||
26 | きみのキレイに気づいておくれ(TV Version) | 1:30 | 山口隆 | サンボマスター | 山口隆 | サンボマスター |
「このマンガがすごい!2011」オンナ3位に輝いた東村アキコ氏の漫画「海月姫」。
オタ女と女装男子のドタバタラブコメディで、ノイタミナ枠にて放送された。
ブレインズ・ベース、大森貴弘監督とくれば音楽は勿論「夏目友人帳」の吉森信氏である。
「夏目」でヒーリング、「バッカーノ」でジャズを繰り出した吉森氏だが、本作は統一感を優先しないバラエティタイプの劇判を用意している。
コメディ作品ということもあるが、「実写ドラマでも使えるサントラ」というのが念頭にあるような楽曲が多い。
例えば、統一感めいた妄想シーンのモチーフとして吉森氏のピアノがのためにがつがつ使われる部分くらいで、サントラ一枚の中では方向性がはっきりばらけている。
バンドサウンド(ヘヴィメタル)、オーケストラ編成、ジャズと色とりどりの構成だ。
その上で曲調のテンションは高いアベレージのまま続く。この「格曲に80点以上を保持する」ようなサントラは実に日本の実写ドラマ的なサントラっぽい。
バラエティタイプのサウンドトラックは、個々の曲の完成度が重要になるが、一曲たりとも手抜きがされていないのが吉森氏の気合いの表れだ。
曲平均の時間が3分ほどと長めなのもそういった意気込みを象徴しているように思える。
統一感がない、と言ったが、よく聞いていると「海月姫」という作品の劇判である、という主張として穏やかなピアノが用意されているのが分かる。
水面を揺蕩うようなピアノは文字通りクラゲから発想したのだろうか、とにかく単なるバラエティ音楽ではないことも本作品の大きな魅力である。
色んなベクトルの音楽に塗れているからこそ吉森氏の底力が知れる作品。
流石はノイタミナといったところか、誰にでも薦められるアルバムに仕上がっている。
ブックレットには各キャラの私服・部屋設定画と吉森氏によるコメントが掲載。
ジャケットイラストは羽山賢二氏。デザインは阿萬智博氏(阿萬企画)。
オタ女と女装男子のドタバタラブコメディで、ノイタミナ枠にて放送された。
ブレインズ・ベース、大森貴弘監督とくれば音楽は勿論「夏目友人帳」の吉森信氏である。
「夏目」でヒーリング、「バッカーノ」でジャズを繰り出した吉森氏だが、本作は統一感を優先しないバラエティタイプの劇判を用意している。
コメディ作品ということもあるが、「実写ドラマでも使えるサントラ」というのが念頭にあるような楽曲が多い。
例えば、統一感めいた妄想シーンのモチーフとして吉森氏のピアノがのためにがつがつ使われる部分くらいで、サントラ一枚の中では方向性がはっきりばらけている。
バンドサウンド(ヘヴィメタル)、オーケストラ編成、ジャズと色とりどりの構成だ。
その上で曲調のテンションは高いアベレージのまま続く。この「格曲に80点以上を保持する」ようなサントラは実に日本の実写ドラマ的なサントラっぽい。
バラエティタイプのサウンドトラックは、個々の曲の完成度が重要になるが、一曲たりとも手抜きがされていないのが吉森氏の気合いの表れだ。
曲平均の時間が3分ほどと長めなのもそういった意気込みを象徴しているように思える。
統一感がない、と言ったが、よく聞いていると「海月姫」という作品の劇判である、という主張として穏やかなピアノが用意されているのが分かる。
水面を揺蕩うようなピアノは文字通りクラゲから発想したのだろうか、とにかく単なるバラエティ音楽ではないことも本作品の大きな魅力である。
色んなベクトルの音楽に塗れているからこそ吉森氏の底力が知れる作品。
流石はノイタミナといったところか、誰にでも薦められるアルバムに仕上がっている。
ブックレットには各キャラの私服・部屋設定画と吉森氏によるコメントが掲載。
ジャケットイラストは羽山賢二氏。デザインは阿萬智博氏(阿萬企画)。