鉄のラインバレル O.S.T.2
鉄のラインバレル O.S.T.2
オススメ度 ★★★★★
発売:2009年3月25日 収録時間:59分 定価:2940円 レーベル:flying DOG
漫画原作のロボットアニメ「鉄のラインバレル」サウンドトラック第二弾。
引き続きコーニッシュ氏が音楽を担当している。
フルオケでの豪快さを前面に押し出す構成も変わらず。
メイン以外の劇判と、終盤の挿入歌などが印象的な一枚。
No. | 曲名 | 時間 | 作曲 | 編曲 | 作詞 | 歌 |
1 | Girl’s power | 2:16 | コーニッシュ | |||
2 | Remedy[TV ver.] | 1:42 | solaya | 坂本真綾 | ||
3 | Where it should return | 1:45 | コーニッシュ | |||
4 | Frightening blue | 2:04 | ||||
5 | the Organization | 2:29 | ||||
6 | Gemini | 2:32 | ||||
7 | My parents | 2:07 | ||||
8 | 心のままに | 3:41 | 小峰理紗 | コミネリサ | ||
9 | Solitude | 1:49 | コーニッシュ | |||
10 | Innerchild | 3:25 | ||||
11 | Morning shine | 2:56 | ||||
12 | Black out | 1:06 | ||||
13 | Childhood | 1:34 | ||||
14 | Best wishes | 1:47 | ||||
15 | Public enemy | 1:37 | ||||
16 | Mothership | 2:12 | ||||
17 | Back to the company | 1:09 | ||||
18 | Uncontrollable | 1:46 | ||||
19 | it’s my World | 2:49 | ||||
20 | the other LINEBARRELS | 2:19 | ||||
21 | PROUD | 3:41 | 山崎ますみ | 山崎淳、江口貴勅 | 小峰理紗 | コミネリサ |
22 | PROUD[instrumental] | 4:04 | 山崎ますみ | 江口貴勅 | ||
23 | Be a hero | 1:38 | コーニッシュ |
清水栄一氏の漫画原作「鉄のラインバレル」2枚目のサントラ。
引き続きコーニッシュ氏によるフルオーケストラが聞けるが、オンド・マルトノのクレジットは無い。
しかしオンド・マルトノ及び原田節氏のクレジットが無いがそれっぽい音が聞こえるのは、別の楽器の聞き間違いだろうか。のこぎりとか?
若々しい勢いあるオーケストレーションは健在。正しくロボアニメ音楽だ。
しかし全編に渡ってしつこく「linebarrel」のメロが効いていた前作に比べれば、若干控えめな音楽が続く。
恐らく汎用性のある曲が前作に多かったためだと思われるが、2枚合わせるとバランスが取れていると思うので、あまり問題にはならない。
そのせいか、不穏、不安描写系の「劇判らしい」曲も増えているが、捨て曲にならないのは流石の実力である。
不穏描写系を一曲として面白く仕上げた形はどこか橋本一子氏を想起させる。
また、コミネリサ氏による挿入歌が2曲収録されているが、どちらも名曲だ。
特にファイナルフェイズを演出した「PROUD」は人気が高い。スパロボでも2度採用されている。
石川智晶氏と似たタイプの高音とドラマチックなメロディが実にロボアニメのクライマックスっぽくてステキな一曲。
イントロのピアノからガツンと食い込んできて、挿入歌としての演出力も申し分ない出来。
構成的にも小粋だな、と感じたのはピアノが強く残る「PROUD」2曲のあとの最後の曲を、ピアノソロの旋律を聴かせる「Be a hero」(タイトルも小粋だ)で締めるというもの。
前半のオーケストラとの対比で気持ちよくアルバムを聴き終える事ができるのが良い。
2枚合わせて聞いてほしい作品。互いが欠点を補えているので、コーニッシュ氏自身の仕事は一切問題なし。
ベタなロボアニメ音楽、では終わらないゼロ年代ロボアニメ音楽の素直な傑作の一つである。
イラストは平井久司氏、デザインは上杉季明氏(Mach55GO!)
引き続きコーニッシュ氏によるフルオーケストラが聞けるが、オンド・マルトノのクレジットは無い。
しかしオンド・マルトノ及び原田節氏のクレジットが無いがそれっぽい音が聞こえるのは、別の楽器の聞き間違いだろうか。のこぎりとか?
若々しい勢いあるオーケストレーションは健在。正しくロボアニメ音楽だ。
しかし全編に渡ってしつこく「linebarrel」のメロが効いていた前作に比べれば、若干控えめな音楽が続く。
恐らく汎用性のある曲が前作に多かったためだと思われるが、2枚合わせるとバランスが取れていると思うので、あまり問題にはならない。
そのせいか、不穏、不安描写系の「劇判らしい」曲も増えているが、捨て曲にならないのは流石の実力である。
不穏描写系を一曲として面白く仕上げた形はどこか橋本一子氏を想起させる。
また、コミネリサ氏による挿入歌が2曲収録されているが、どちらも名曲だ。
特にファイナルフェイズを演出した「PROUD」は人気が高い。スパロボでも2度採用されている。
石川智晶氏と似たタイプの高音とドラマチックなメロディが実にロボアニメのクライマックスっぽくてステキな一曲。
イントロのピアノからガツンと食い込んできて、挿入歌としての演出力も申し分ない出来。
構成的にも小粋だな、と感じたのはピアノが強く残る「PROUD」2曲のあとの最後の曲を、ピアノソロの旋律を聴かせる「Be a hero」(タイトルも小粋だ)で締めるというもの。
前半のオーケストラとの対比で気持ちよくアルバムを聴き終える事ができるのが良い。
2枚合わせて聞いてほしい作品。互いが欠点を補えているので、コーニッシュ氏自身の仕事は一切問題なし。
ベタなロボアニメ音楽、では終わらないゼロ年代ロボアニメ音楽の素直な傑作の一つである。
イラストは平井久司氏、デザインは上杉季明氏(Mach55GO!)